古代の英雄(えいゆう)物語の主人公

  日本武尊 (やまとたけるのみこと)
 
● 活やくした時代   4世紀ごろ
               古墳(こふん)時代

● 活やくしたこと

    ※ 古事記(こじき)をもとにしています。

  大和朝廷の景行天皇(けいこうてんのう)の皇子として生まれる。

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  景行天皇(けいこうてんのう)から南九州の熊襲(くまそ)を討つように命令される。

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  南九州に勢力をもつ熊襲(くまそ)の王のカワカミタケルを討つ。
      ヤマトタケルは少女にばけて油断させ、カワカミタケルが酒によったところを殺す。
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  大和へ帰る途中、鳥取県に勢力を持つイズモタケルを討つ。
      水浴びのときに、イズモタケルがヤマトタケルの剣を木刀にすりかえたの見破り、逆に、
      イズモタケルの剣を木刀にすりかえる。そして、イズモタケルを殺す。
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  大和朝廷に帰ると、オトタチバナ姫と結婚する。
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  景行天皇(けいこうてんのう)から東の国の蝦夷(えぞ)を討つように命令される。
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  東の国へ行く途中、伊勢神宮(いせじんぐう)で草薙剣(くさなぎのつるぎ)を与えられる。
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  愛知県や神奈川県に勢力を持つ豪族(ごうぞく)をほろぼし、大和朝廷にしたがわせる。
      豪族の火攻めにあうが、ヤマトタケルのまわりの草をかり、その草に火をつけると、
      風にあおられヤマトタケルとは逆方向に火が燃えだし、豪族を焼き殺した。
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  暴風雨にあい、海の神のいかりをしずめるために、オトタチバナ姫が海に身を投げる。
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  東の国の蝦夷(えぞ)を討ち、大和朝廷にしたがわせる。
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  大和へかえる途中、三重県で病気にかかり、病死する。(33才?)
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  ヤマトタケルの墓がつくられる。その墓から白鳥が大和に向けてとび去る。  


● 人 物 評

   ヤマトタケルは実在の人物ではない。大和朝廷が南の九州、東の関東を
したがわせるために送った軍の将軍たちの物語であろうと考えられる。この時代、大和朝廷の将軍たちの中には、攻めこんだ先で戦死したり、病死したりしてふるさとの大和にもどってこられなかったものもいたのであろう。そのような将軍たちを代表してヤマトタケルの伝説ができたのであろう。古事記は、ロールプレイングゲーム(RPG)顔負けの物語である。ようかい退治あり、神との出会いあり、ちえくらべあり・・・・。一度、読んでみるとおもしろいかもしれない。


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