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ムラサキキャベツ使った指示薬について

 @ ムラサキキャベツをきざむ。


 A きざんだムラサキキャベツを乳鉢(にゅうばち)に入れて、少し湯をかけ、乳棒(にゅうぼう)で
  すりつぶす。

            
           きざんでいる様子                 すりつぶす
         

 B すりつぶしたムラサキキャベツとそのしるを水の入ったビーカーに入れる。


 C すりつぶしたムラサキキャベツの入ったビーカーを熱する。
   ムラサキキャベツがやわらかくなるまで煮(に)こむ。

     
         加熱しているところ


 D ムラサキキャベツの葉などを取り除き、紫(むらさき)色の液だけを取り出す。

      
         葉などを取り除いているところ


 E ムラサキキャベツの指示薬ができあがる。

       
     ムラサキキャベツでできた指示薬


 F いろいろな水溶液にかけて、色の変化を見る。


酸性の水溶液にかけた時

赤(ピンク)色

中性の水溶液にかけた時

紫(むらさき)色

アルカリ性の水溶液にかけた時

緑(黄)色



 【このような色に変化する理由】

  ムラサキキャベツには、
アントシアニンという色素(しきそ)が含まれています。
 この
アントシアニンという色素は酸性で赤っぽい色、アルカリ性で青っぽい色に
 なるという傾向があります。そのため、上のような色の変化になるのです。