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【水の蒸発(じょうはつ)により、食塩が出てくる様子】

← 顕微鏡(200倍)…約1分

おそい場合は、早送りをしてください。


ドライヤーを使って、食塩水から水を少しずつ蒸発(じょうはつ)させていったときの様子です。縦(たて)の黒い線は水滴(すいてき)と空気との境目(さかいめ)です。

 境目から小さな食塩の粒
(つぶ)があらわれて、その粒(つぶ)が少しずつ大きく成長していくことがわかります。

 顕微鏡(けんびきょう)の視野(しや)の直径が約0.7oですから、見えている食塩の粒(つぶ)は0.5o以下であるとわかります。

 水を蒸発(じょうはつ)させると、水の分子のすきまに混ざっていた目に見えない食塩の粒(つぶ)がくっついて、少しずつ成長し、やがて顕微鏡(けんびきょう)で観察できる大きさとなる。そして、最後には目で見ることができる粒(つぶ)の大きさにまで成長することがわかる。