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冥 王 星

  (PLUTO)




 【特ちょう】
  ● 2006年までは太陽系でもっとも外側をまわる惑星(わくせい)だった。 
    現在は、「準惑星(じゅんわくせい)」と呼ばれている。

  ● 惑星(わくせい)であった頃は、海王星と冥王星の軌道(きどう)が交わる
   ところがあり、一時期、海王星がもっとも外側になる時もあった。
    現在、太陽系でもっとも外側をまわる惑星(わくせい)は海王星である。

  ● 冥王星と衛星カロンは兄弟惑星ではないかと考えられている。

  ● 引力(いんりょく)は0.07(地球が1の場合) 





主 な 項 目



デ ー タ ー


太陽からの平均距離 (きょり)


59億1510万km


公転周期 (こうてんしゅうき)


247.80年


自転周期 (じてんしゅうき)


6.387日


赤道半径 (せきどうはんけい)

1170km
(地球の大きさの約4分の1)
( 月の大きさの半分以下 )

質 量 (しつりょう)

    22
1.32×10  kg


平均密度 (へいきんみつど)

          3 
2.21g/cm


表 面 温 度


−230℃ 〜 −210℃(推定)


衛星(えいせい)の数

1 個

カロン

リングの数

0 個


【冥王星の表面の様子】


 冥王星の大気の大部分は窒素(ちっそ)である。メタン、アンモニアなどが固体となって霜(しも)になって表面につもっていると考えられている。


冥王星の衛星(えいせい)
【冥王星(上)と
      衛星カロン(下)】

【冥王星(上)と
       衛星カロン(下)】

 衛星カロンの直径は1200kmであり、冥王星の半分の大きさにもなる。衛星の月が地球の大きさの6分の1の大きさであることを考えても、冥王星と比べての衛星カロンがいかに大きいかが分かる。そのため、冥王星と衛星カロンは兄弟(二重惑星の関係)ではないかと考えられている。



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