シャイニングフォームの力で地のエルを撃退するアギト。しかし地のエルはかろうじて謎の青年の元へ逃げ、新たな力を得た。追跡してきたアギトは、その地のエルの力と風のエルの前になす術も無く倒れてしまう。
「塵に還る時だ」
あわやと思われたその時、氷川のG3-Xが間に合う。意識を取り戻した翔一、そこに合流してくる涼、それぞれが変身し、エル達との最後の戦いに・・・。
G3-XのGX-05ランチャー弾が、エクシードギルスのダブルヒールクロウが風のエルに、アギトのシャイニングライダーキックが地のエルに炸裂し、エル達は爆発四散。それを見届けた後、謎の青年は空へ上昇していく。アギトはそれに向かってシャイニングライダーキックを放つ!光球に突っ込んだアギト、やがて光球は凄まじい爆発を起こし、跡形も無く消え去った・・・。
一年後。
アンノウン達との戦いに関わった人々は、それぞれ新たな人生を歩んでいた。尾室が、氷川が、小沢が、北條が、涼が・・・。
美杉家も普段通りの生活を送っていた。
よく「AGITO」という名のレストランに足を運ぶようになった以外は。
−完−
やっぱり誠は飛行機に乗らなかったのです。もう当然。「やっぱり僕にはできません。このまま帰るなんて・・・僕には!」って、なかなかカッコイイぞ誠。
一方、啖呵きった割には獅子丸様になぶられ放題の翔一クン。バーニングに変身し、繰り出す炎の拳!
その拳のどアップからタイトルコール!おおっ、凝るじゃねーか。でもCMも増量してりゃ世話ねーな(死)。
CM明けはGトレーラー。っつーか、「アギト出現の通報」とは恐れ入る。「アギト」は世間に認知された存在なのかね?まあ、アンノウンとアギト、どっちが「ヒーロー」かというのは聞くまでもないが(笑)。
景気よくバーニングフォームに変身した翔一クンでしたが、獅子丸様にはちーっとも効きません。そして日向に抛っぽり出された翔一クンは、サンシャインパワーでシャイニングに!
シャイニングカリバー取り出し二刀流、突っ立ってる獅子丸様に斬撃二発!突き刺し一発!たまらずよろける獅子丸様にとどめの一撃!っておいおっさん、なんで無防備に受ける!?
ともかく、自業自得風味な致命傷を負ったらしい獅子丸様は球体になってレイちゃんの元へ。「逃すか!」とばかりにマシントルネイダーで追うアギト。
さて、完全シカト状態の美杉家では、翔一クンの家庭菜園が見事に終焉の時を迎えました。この「終焉」と「翔一クン」は全く関係なく、久々登場の太一が言うように「真魚ちゃんの管理不行き届き」ですね(きっぱり)。
ともあれ、余計な寄り道すんな。次いけ次。
さてレイちゃんに「新しい命を・・・!」と懇願する獅子丸様は「仕方ない子ですね」とレイちゃんにパワーを貰ってパワーアップ。思い出したように取り出したカンダでシャイニングカリバーぶった切り。タカさんにも背後を取られ、翔一クン絶体絶命のピンチ!
ここを自力で乗り切るのなら三人もライダーは必要ない。さて・・・?
快調に進むGトレーラーの前に、交機の白バイと覆面パトが。そう、彼等こそ白バイ野郎ジョ(以下陳腐にて削除)
・・・よく考えれば白バイ1台だけじゃん(よく考えんでもわかるわボケ)。
「開けろ」と言われるままに後部ハッチを開ける尾室君を止めようとする北條センセですが、時既に遅し。侵入してきた人物は誰あろう、小沢の姐御と誠。歓喜する尾室君が印象的。
姐御に銃を突き付けられる北條センセですが、相変わらずの口調は健在。その北條センセ、「きっと・・・来ると思ってました。」なんて台詞を吐きます。そうか、やはり北條センセも・・・。
その時、Gトレーラーの停車を訝る本部・・・監視してるのか?(知るか)
ともかく、返答を求める本部からの通信を北條センセは・・・切ってしまった!おいっ!切ったら何かあったと判断されるぞ!なんて迂闊なんだ!こんなん北條センセちゃうわーッ!
このシーンの北條センセ、これで台無し!責任取れ能無しの本書き。貴様アギトの主人公を誰と(以下使い古しの上既に通用しない為削除)
さて復活したG3チーム。G3-X出動シーンで涙ぐむ尾室君が微笑ましい。ガードチェイサーを駆るG3-Xが今回ほど頼もしく思えたのはないですね。
さて場面はズタボロにされるアギト・翔一。シャイニングカリバーも切り捨てられ、タカさんと獅子丸様になぶられ終いには変身も解けて気絶。
「塵に還る時だ・・・」
獅子丸様の宣告と焼香アタックのその瞬間、炸裂する銃撃!
そう、G3-X登場!こいつ、出を狙ってたな(笑)。
翔一クンの元に駆け寄り「また一緒に戦いましょう!」と意気込む誠に寝たきり青年レイちゃん、「無駄なことです。」と一言。そして、人間はやがて自らの手で滅ぶ、とまた繰り返し台詞。誠はここで、レイちゃんが一連の事件の首謀者と知ります。
さてその後、エル二体とG3-Xという、絶望的な戦いに突入するんですが・・・獅子奮迅のG3-Xの働きぶりが素晴らしい。これで獅子丸様にトドメ刺したら「獅子粉塵」という誤変換ができるのに(してどーする馬鹿者)。
「凄い・・・でも大丈夫なんですか?」(尾室)
「彼を誰だと思ってるの?彼は氷川誠よ。
決して逃げることをしない男よ!」(姐御)
ぶはっ!
姐御ここにきて名言か!
まるで主役みたいに活躍するG3-Xに獅子丸様が溜まらず問い掛けます。
「お前はアギトではない!何故これほどの力を・・・。
何者なのだ、お前は!」
そして、誠の返し。
「ただの・・・人間だ!」
うひー!
カッコイイぞ誠!今お前は確実に輝いている!
でもレイちゃん波動くらって吹っ飛ぶんですけどね(笑)。
危地に陥る二人の元に、またしても出を狙っていた男・涼が駆けつけます。一応、どっかの波打ち際に、いつぞやの翔一クンみたいに流れ着いてたシーンがあったんですが・・・復活早いな。
少し驚くものの、しかしそこは獅子丸様、冷静です。
「小僧か・・・水に洗われて男前が上がったようだな。」(獅)
「俺は・・・不死身だ!」(涼)
「フッ、ならば見せてみろ、お前のその力を・・・!」(獅)
余裕すら感じられますね(注:上記一部フィクション)。そして涼はいきなりエクシードギルスに変身、それを見て翔一もいきなりシャイニングフォームに変身。「いきなり」ってのは流行みたいです。
しかし涼・・・「不死身だ!」って・・・前回あんた、死を甘受しといてそりゃないぞ。誰だこんなに無茶苦茶端折る無能な本書きは。
一方の翔一クン。
「人の運命がお前の手の中にあるなら、
俺が・・・
俺が奪い返す!」
おう、主人公の地位奪回に燃える男が一人!頑張れー!・・・といったところで水入り。ジャポニカ王子の新作(笑)。
CM明けはいきなりこの曲から。どこがエンディングテーマだ詐欺師。
タカさんはギルスとG3-X、獅子丸様はアギトと。
ギルスはやっぱりタカさんより弱いみたいですが、第三勢力のG3-XがGX-05ランチャー弾を見事命中させて怯んだその隙にエクシードギルスダブルヒールクロウとでもいうべき、身体制御が常識レベルで語れない必殺技を炸裂させてタカさん昇天。
一方の獅子丸様は、前半見せていた獅子丸様の圧倒的攻撃力が嘘みたいに弱体化、一矢も報いることができないまま、アギトのシャイニングライダーキックの前振りを律義に待った上にまともにくらって昇天。
以上、曲のかかり始めから1フレーズ終了までの1分弱のダイジェスト。でも内容充実。その割にエル達の不憫な扱いったらないな。
誰がタイムリーにスカイの最終回書け言うたかボゲー。<見出し
さて、エル全滅に身の危険を感じたレイちゃんは徐々に上昇、巨大な光の球体になります。それを翔一クンは見逃さず、地上でライダーキックの構えを取る。
「何をするつもりだ、津上!」(涼)
決まってまんがな。
それっ、レイちゃんに向かってライダーキック!ほぼ垂直上昇するキックで、アギトが追跡!見事球体にキックを炸裂させます。その途端に何者かの断末魔の叫び、の様なものが(笑)。
「一体何が起こっているんだ。」(誠)
いやまったく。
そして球体はそのまま上昇し、やがて凄まじい爆発を起こします。
「津上〜ッ!」(涼)
「津上さんッ!」(誠)
そこに登場するおやっさん。
「仮面ライダーは星に(ぽかっ)
【只今放送中に危険人物が登場したことをお詫びします】
さて場面は爆発の映像から真魚ちゃんのアップに。関係ないのにまだ出るか。
爆発は美杉家からも観測でき、かつ爆煙は空を覆い、何故かいつぞやの白青年の「アギトの種蒔き大作戦」。何?
プルトンロケットには乗ってません。
乗ってたら後番組で平気な顔して復活します。多分タヒ(削除)
与太はともかく。
哲っちゃんの元にレイちゃんが現われます。丁度ティータイム。
どうやら、今日が哲っちゃんに与えられた命が尽きる時。レイちゃん、まるで自分がアギトに倒されることを見越していたかのようなナイスタイミングですが気にすまい。
ここでの会話は、以前にも交わされたような内容ではありますが、レイちゃんが「見守ることにしましょう」とした点が譲歩ですか。っつーか最初からそうしろ神の癖に。あ、神とは言ってないな・・・。
レイちゃんは「人間はアギトを滅ぼそうとするでしょう」、哲っちゃんは「人間はアギトを無限の可能性として受け入れるだろう」と主張、どうやら決選投票はあの世になる模様。しかし哲っちゃんは自信満々。
「きっと俺が、勝つさ!」
満足そうな笑みを浮かべたまま沢木は、ゆっくり目を閉じ、やがて倒れ込む・・・。
うーん、哲っちゃんはやはり死んだか・・・。最期はでも、組んでた腕が力無く垂れ下がる、って王道が良かったな。あそこから倒れる方が不自然な気もする。
しかし、さすがに木野のダンナほどではないな、フムン(木野のダンナは特例だっつーの)。
そこから一気に一年が経過(笑)。
G5ユニットという、後進を育成する立場になった(らしい)尾室君、威厳を保つ為に髭をはやそうとは、いかにも君らしい(笑)。
で、焼肉を食いに行くそうですが・・・おごりですか?あの人数?経費では落ちないぞ?(笑)
その尾室君の訓示の中、捜査一課で活躍しているという誠。
今日も強盗殺人犯を元気に追ってます。しかし・・・「おとなしくしろ!」といいながら唾を撒き散らすのは止めなさい。
っつーか、何気に河野さんの活躍シーンがあって、誠より収穫。
それより、また屋台ラーメンかアンタ達は。あーラーメン食いてー(なら食え)。
・・・ちょっと待て、何特別出演してんだアンタ(笑)>強盗殺人犯
その、一件落着おめでとうラーメン食ってる誠の携帯に連絡を入れたのは、なんと西ロンドン大学(か?)で教授をやっているらしい姐御。あの後、啖呵きって警察やめたらしいけど・・・どんな啖呵だったんだろう。
っつーか、講義30分オーバーしてんのに何余裕こいてんだあんた(笑)。生徒も「すぐ行く」で納得してんじゃねーっつーの。
待て・・・姐御って何を教えてるんだ?
さて、教室に向かう姐御の前に、一人の男が現われます。
そう、それこそ我等の北條センセ!最後まで姐御とは腐れ縁。
なんでここにいるのかと姐御の問い。
「少々あなたが恋しくなりましてね。
・・・というのは勿論冗談ですが。」
不覚にもちょっと本気に聞こえましたが(死)。
「ロンドンまで来てあなたの顔なんか見たくないわ。」
「相変わらず口の悪い人だ。
それにしても、今ではプロフェッサーですか。
どこに行ってもお山の大将がお好きなようですね。」
「なんだったらあなたも私の授業を受けたらどう?
少しは賢くなるかもしれないわよ。」
「いえ、結構です。
必要な知識は全て、この頭に入っていますので。」
「そうね、嫌味を言う知識だけは詰まってそうね。
目一杯。」
「ま、それはお互い様、ではないですか?」
「はいはい、じゃあね。」
そう言って階下に向かう姐御が、その途中で口の端を緩めたり、北條センセが満足そうな笑みを浮かべたり・・・なんというか、お互いその存在感が恋しかったのは本音かもしれませんね(笑)。さっさと結(危険思想にて削除←何を今更)
おお、君にも出番があるとは思わなかったよ。
どうやら美杉家で、医大合格を目指して勉強しているらしいですが、真魚ちゃんに間違いを指摘されてる様では先行き不安だらけ。木野のダンナまでの道は長く険しいぞ。
家事当番・真魚ちゃんですが、太一の夕飯催促を軽く却下(笑)。それを受けて教授が、外に食べに行こうと提案。
「って、またあの店?」(太一)
「あたり前じゃない。他にどこ行くってわけ?」(真魚)
はいっ、どどんっ、ででどどんっ、びゃ〜♪
・・・ちょっと待て、真魚ちゃんのアップで「どどんっ」かコラ(笑)
さて、初期OPテーマとスタッフロールが流れる中、夕日が照らす土手に寝転がるのは涼。バイク一台をお供にして、ホントに孤独なヒーローってのを感じさせます。
そこにやってくるのは、なんと子犬!
ぎゃ〜っ!
ぷりち〜っ!
ふさふさ〜っ!歩き方たまら〜んっ!
【血の暴走】
【危険ですので子犬や子猫といった小動物をちらつかせない様に】
失敬失敬。
そんな子犬を抱えて、「行くか、一緒に」と涼。子犬も「く〜ん」と返事を・・・してへん、してへんぞ涼!首輪つけてないからってあーた・・・この子くらいの時は首輪ごとスポッって抜けちゃうことがあるんだから・・・あっちょっと懐に子犬を・・・ってあんたまたそんな、「あの子犬になりたーい♪」って思わせるような真似を・・・!ぎゃーっ!
【別の意味で血の暴走】
しかし・・・子犬はともかく、夕日を背に受けて一人バイクを駆る、っていうのは、かっこいいシチュエーションだよな。BGMも背負ってるし。
時に涼、飼うのか?するとゆくゆくは・・・。
「変身ッ!・・・いくぞパピィ!」
「わんっ」
なんていう「外伝」を・・・
【エクシードギルスによる殴打ラッシュ】
・・・犬を連れたライダーってのも見たいな。猫とかハムスターとかリスとかウォンバットとか(以下ぷりちー系小動物が数十種類列挙)
さて、BGMが終わる間際、美杉家の面々がとあるレストランへやってきます。
レストラン・アギトで美杉家の面々を出迎えるのは可奈翔一クン。うわーい(乾笑)。
「アギトの紋章」をプリントしたタイ。こーゆーのも売り出そうと思ってるわけか(無いわボケ)。
さて、美杉家の面々のご注文は「翔一スペシャル」。
「かしこまりました」という翔一の満面の笑みで締め。
一年間に渡った物語の幕は、「翔一満面の笑顔」という、奥様方に迎合したいかにも「アギト」らしい終焉(何故に)。
っつーか、「レストラン・アギト」って・・・(笑)。っつーか開店資金は(俗物)。
あー・・・一年間の長きに渡って放送された「仮面ライダーアギト」もこれで幕かぁ。
この最終回には色々ツッコミどころ満載だと思いますが、いやいや、前回落とした分だけ結構盛り上がったなぁ、私個人は。何だかんだ言って、「謎」とか「位置づけ」になまじ拘るからいかんのだろうな。と無理に納得。
いや、元々過度な期待をしていたのが徒だったんだろう。うんきっとそーだ。
・・・文句があるなら素直に言えよこのボケナスが(俺だ俺)。
ご覧の通り、前半は最終決戦。後半に謎の青年の顛末、そして「一年後の彼等」というスタイル。
しかし・・・涼だけスタッフロールに邪魔される「その後」っていうのは如何なものか(笑)。扱いひどいぞアンタ達。
また最後のシーンは、翔一が画面に出ない形でも良かったかな?「レストラン・アギト」の看板とか。でもやっぱり最後に主人公が出ないのは冴えないか。
いや、しかし#47からの流れにはつくづく(以下長いので割愛)。
振り返れば色々とありましたが、なんだかんだいって爽快に楽しんだ作品でした。映画化然り、ゴールデンタイムの快挙「1時間スペシャル」然り、奥様方然り(?)、ゲーム・・・はともかく、成功した部類と判断しても差し支えないでしょう。物語とかをあれこれつっつくとボロが出るのはホラ、今に始まったことじゃないし(笑)。あるがままを素直に受け入れる心が寛容。
・・・。
そういう観点で見てもアギトのやたらと出てきた謎というか伏線とか相関図とか諸々の設定は(以下検閲削除)
ともあれ、一年間ご苦労様、ありがとう。もう龍騎一色でアギトのこと構ってられないんだろうけど一応しっかり聞いとけコラ。>スタッフども