警視庁広報


注:このページは実際の警視庁とは一切関係がありません。為念。
●佐伯一家惨殺事件捜査中間報告●
(文責:刑事課広報担当・島津美咲)

現時点では、犯人の遺留品、目撃証言、犯行動機について一切判明していません。
遺体を検証した結果、首筋及び頭部にかなりの力が加わった痕跡があり、直接の死因は拘束による頚推骨折によるものと推測されます。この点から、犯人は相当な握力・腕力を持つものと思われます。
また、被害者・佐伯安江の証言から、犯人は被害者の夫が玄関口を出て、佐伯安江が夫の忘れ物を届けようとして外に出るまでに犯行を完了しています。しかし、そこから逃走する人影や足音など犯人が逃走した痕跡が発見されていないことから、捜査が難航しています。

本庁刑事部捜査一課・北條警部補によれば、一家三名を時間を置いて殺害しているあたり、単なる通り魔的殺人ではなく何らかの因縁を持つ者の犯行である可能性が大。現在被害者の交友関係を調査中とのこと。
一日も早い犯人検挙の為、管轄外署員諸氏も各種情報の提供をお願いします。


●G3チーム出動?●
(文責:警務課・篠原小夜)

未確認生命体対策班(通称G3チーム)の大型輸送用車両(通称Gトレーラー)が緊急出動したとの報告が入っています。演習申請は提出されておらず、何らかの緊急事態が発生したと思われますが、詳細は不明です。

未確認生命体対策班・小沢警部は、今回の出動に関する責任は全て私個人が負うとだけコメントし、出動理由など具体的なコメントを控えています。現在、同対策班・氷川警部補による報告が行なわれており、明日には公式見解が発表されるものと考えられます。


●一連の殺人犯、未確認生命体か●
(文責:警務課・篠原小夜)

未確認生命体対策班・氷川警部補の報告の一部から、未確認ながら重大な証言を入手しました。
先のG3チーム出動は、佐伯安江殺害現場において氷川警部補が謎の怪生物と遭遇、氷川警部補が出動を要請したものである模様。

未確認生命体は二年前、現在消息不明となっている未確認生命体第四号によって壊滅したとされています。今回氷川警部補が遭遇した怪生物がこの未確認生命体と関係を持つものかは現在不明。
また、署内の一部ではこの事件をG3チームによる虚偽報告であると囁かれています。実働なし、高額な予算及び維持管理費を必要とするG3チームを敬遠する署員も少なくないものと推察されます。


●殺人事件再発。同一犯の疑い●
(文責:刑事課・的場幹二)

状況が先の佐伯一家惨殺事件に酷似した殺人事件が発生。捜査一課及び鑑識による現場調査、目撃証言の聴取が展開中。

今回も犯人の痕跡らしきものはなく、遺体の扱い方からも同一犯の疑いが濃厚。状況から、短時間の内に被害者の家族に犯行が及ぶ可能性が高く、現在身辺警護を強化し犯人の出方を伺っている。