クウガ EPISODE:33【連携】
(2000/9/17)

トライチェイサーを駆りクウガを襲うバダーだったが、杉田の銃弾がトライチェイサーを走行不能にすると興醒めしたのかバダーは「お前を殺すのは、最後だ」と一言残し、悠然と立ち去った。

雄介からその事を聞いた一条は、俄然科警研へ急ぐ。そして雄介は、ゴウラムを使っての戦法を思案し始める。
一方その科警研では、榎田のさりげない引き延ばし戦術(笑)が炸裂していた。痺れを切らせた本庁の使者だったが、丁度そこに一条が到着して説得を始めた。
また一方、松倉本部長警視庁上層部に、4号へのBTCS譲渡取り止め執行を報告していた。大きく肯く上層部幹部に、しかし松倉は静かに気炎を吐き始める。

41号はその後、桜井達のバリケードを突破し、次なる獲物を探していた。そこに杉田と雄介が到着する。雄介は、41号によって主を失ったTRCS2000Aを使って41号を追う。しかしバダーのマシンには到底追いつけない。そこへ折りよくゴウラムが到着、緑の姿で空からボウガンで狙撃しようとするが、バダーのマシンは想像以上の速度で疾走していった…。

本庁の使者の説得に成功した一条は、雄介の元へと急ぐ。桜井達は最後のバリケードを築き、41号を待つ。それと知りつつバダーは真正面から突っ込んで行く。桜井達は一斉射撃を浴びせ、バダーはその硝煙を嫌い、ルートを曲がっていく。
その頃、雄介は一条からビートチェイサーを受け取り、バダー追跡に移る。

バダーに追いついたクウガは、マシン同士の激しいせめぎあいを経て、バダーの遥か前に爆走する。ある程度の距離をおいたクウガは向かってくるバダーに、赤に金の力を宿した姿でキックを浴びせる。バダーは真正面からそれを受け、マシンから蹴り落とされ吹き飛ばされる。なんとか立ち上がったバダーだったが、クウガのキックにより爆散した。


■ チェック
■ バダー追悼

あー…とうとうお亡くなりになっちゃいましたねー。
ゴ・バダー・バ氏のご冥福をお祈りしましょう。ちーん。
こうしてみると、ちょっと中途半端な感じに退場しちゃいましたかねー。もうちょっと尾を引いてもよかったかなー、なんて思ったりするんだけど…あれ以上は無理だったかなぁ。
バダーのあの姿変身ポーズライディング…なかなかいいキャラだったんだけどなぁ。
…。こうなったら、後はズ・ゴオマ・グに頼るしか(爆)!…はっ!ゴオマっちはどーした製作者!

■ ビートチェイサー

雄介が使っていたトライチェイサー試作機とはかなり性能が違うみたいですね。それに、正面ヅラも悪くない。どっちがいいですかね?全体のフォルムはビートの方が見栄えがいいと思いますけど。
また、演出効果がちょっと失敗でしたかね、緊急制動は。もっとそれらしい雰囲気が欲しかったですね。実際の速度が速度ですから無理言っちゃアレですけど(^^;;

■ 雄介

今回の事件で、少なくとも杉田桜井にはその正体を明かした事になりますかね。正体を特に隠したりしてない、その事に頓着しない性格ってのがよく現れていますね。
また、車中での杉田との会話も結構サラッと流されていながら何気に雄介らしさがにじみでていました。なんか、オダギリらしさとでも言い換えましょうか、どっちが乗り移ったんでしょうね?雄介がオダギリに?オダギリが雄介に?

■ 松倉本部長

本部長のシーンはそれほどありませんでしたが、内にたぎる闘志などなど、この男もやはり熱い魂を持つ人の様ですね。あまりそれが画面で見えないだけに、彼の凄さが感じられます。票のびないかな〜。←煽動

■ みんなカッチョイイぞ!

杉田のクウガへのフォローや、車中での雄介との会話。
桜井の不退転のむき出しの闘志。
榎田のあからさまな遅延工作(笑)。
一条の相変わらずな熱血ぶり。これはだんだん冷静さを強めてきていますが、やはり相変わらず熱い人です。
それに、本庁の使者の態度も、地味ながらも結構カッコイイですね。名前、なんてんだろ(笑)


■ 感想とか

あー!
ついにバダー死す!
…いやまぁ、いつかはそうなるとは思っていたけど、思っていたより早くポックリいっちゃって…。ちょっとショック。
で、前回から引き続いた話の展開は、クウガと警察(未確認生命体対策本部)との連携プレーですね。この体制こそが、松倉本部長一条に言った『お前には他にやるべき事がある』だったわけでしょう。多分(爆)。
今回の登場人物は全員にカッコよさが見られましたね。結構よい出来かも。

しかしビックリでしたねービートチェイサーの緊急制動システム。まさかアレとは。とはいえ、確かに相当な速度で走行しているんでしょうから、あれくらい必要なのかもですね。でも、ちょっと画面上での見え方がいまいち…。

次回、再び未確認生命体による殺人ゲームが再開される!そしてまたしても雄介がその法則性を…。未確認生命体の行動理念とは一体何か!?ちょっと簡単めに終わって次週を待て!

※筆者註(2000/09/24追記)

次回予告にしっかり『次回放送は10月1日』とアナウンスしていたにも関わらず、上記では『次週』としてしまっています。今更ながらお詫びいたします。因みに9月24日はシドニー五輪の女子マラソン生中継が放送されました。
それでも私は赦しちゃいませんからね。ええ未来永劫。>某局関係諸氏

【 クウガ EPISODE:34【戦慄】 】

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