クウガ EPISODE:49【雄介】
(2001/1/21)

雄介第0号が戦ったあの日から、既に三ヶ月が経過していた。
未確認生命体対策本部もその使命を終え、荷物整理が行なわれていた。

沢山の人々に笑顔を与えた、たった一人の青年に、一条をはじめ多くの人々が思いを馳せる。
共に戦ってきた杉田桜井笹山、そして松倉本部長
念願のオーディションに合格した奈々
子供と一緒の時間を持てるようになった榎田
蝶野からの手紙を一条に見せる椿
五代雄介ブレンドのコーヒーを飲みに来たジャン神崎
雄介のことを語るおやっさんこと飾 玉三郎
そして、雄介が笑顔を取り戻して帰ってくるのを待つ桜子・・・。
あいつは今、どこでどうしているのかな・・・

いつかまた、彼の笑顔に出会う日を楽しみに、彼ら、いや、私たちもこの透き通るような青空を見上げよう。
きっと、どこかでこの青空を見上げているだろう彼のことを想いながら。


■ チェック
■ 雄介

これで見納めの雄介でっす。もちろんサムズアップもあります。
結局、最後の最後まで雄介は笑顔を与え続けてました。今回の冒険は・・・えっと・・・海外らしいんですが、EDロールからするとキューバですか?
やはり、ビートチェイサーは返却したんでしょうかね(笑)

■ ポレポレ

ここには、ジャン神崎先生がやってきます。
ジャンは明日、ディズニーランドに行くそうです。・・・そういえば、誰かさんも行くって言ってたね。ほうほう、着実に進行中って感じですか?(妖笑)
神崎先生がやってきたのは(ジャンも同じ理由ですが)、何故か雄介ブレンドのコーヒーを飲みたくなって・・・だそうです。で、実は雄介ブレンドのコーヒーは、元々は玉三郎ブレンドをベースにしているそうで、おやっさんはその玉三郎さんを呼びに二階へ上がります。

おやっさん飾 玉三郎です

固まったジャンと神崎先生が妙におかしさを誘います(笑)
・・・と、これって、EDロールでもそうなってましたが、本名なんですか?

■ 一条

長野に帰っちゃうんですね・・・って、元々彼は長野県警の人間で、東京へは出向してるだけだったっけ(笑)。対策本部も解散となって、いる理由が無くなっちゃったんですね。
最後、桜子の「五代君、笑顔を取り戻して帰ってきますよね?」に対して。
五代は信じてますからね。世界中の、みんなの笑顔を
一言、ですが一条もやっぱり、また会えるのを楽しみにしているんでしょうね。当たり前ですけども。
・・・というか一条さん、今回台詞が殆どないんですが(笑)

■ その他の台詞

一条をしげしげ見つめた後、榎田さん
未確認とは関係なく、普通のときの二人のコンビ、見てみたかったな
見てみたいですよね!

ポレポレにやってきたお客さん(神崎先生)に、おやっさん
いらっしゃいん食堂
こーゆーの、もう聞けないと思うと・・・やっぱりいらないや(笑)

一条に対して椿
な、五代は今、笑顔でいるとおもうか?
わかってるくせに〜♪

「どうして4号いなくなったの?」と釈然としない園児(寺島周斗?)にみのり
でも、4号なんかいなくてもいい世の中が、一番いいと思うんだ
そうそう、そういうことだよね。

その園児(周斗?)が恵子先生の赤ちゃんに
祐太郎くん、おまもりだよ
これ、雄介が作ってたやつ?行き届いてますね。

玄関口から青空を見て奈々
五代さんもみてはるかな
しんみりしちゃいますね。

■ 書類

くだらないことですけど・・・
冒頭、一条が目を通している書類の記述から。
第0号死亡:平成13年1月30日
まぁ、細かい日付はいいとしまして、先を続けます。
第1号出現が平成12年1月30日、放送とピタリ一致。問題はその次。
第2号、つまり白クウガの出現があるんですが、記述から考えるとどう見ても第1号ズ・グムン・バと戦ったときのものなんですが・・・
平成13年1月30日
待て待て!
・・・いや、まぁ、みんなそんな細かいところは気にしないだろうし、「ああ、間違えてるんだな」ってわかるからいいんですが、こういう細かいところまで最後まで気を抜かないでおいて欲しかったなぁ。

第3号死亡:平成12年9月27日。死体腹部から不思議な石が発見された
みたいな記述をしっかり残しておく余裕があったんですから。


■ 感想とか

とうとう約一年に渡るクウガの戦いの記録もこれで終了になるわけです。
最後は血なまぐさくなく、冒険に出た雄介に想いを馳せる一同、という趣向で通しています。しかも、中CMなし。・・・どうせなら、今回の雰囲気にそぐわなくなるOPも削ってしまった方が良かったかなぁ。あ、スポンサーから苦情がくるか。「ウチのCMはいつ流すのかねチミィ!」とかってな(きません)。

城南大学のシーンで、桜子さんの最後の解析が披露されました。
心清き戦士の泉枯れ果てしとき、我、崩れ去らん
ゴウラムのことです。クウガとなる戦士が憎悪に支配されたとき、つまり「凄まじき戦士」になったとき、ゴウラムが「凄まじき戦士」に渡らぬようにという防衛機能を意味しています。そして、ゴウラムは未だに科警研でおねんねしています。
雄介は、人を思う優しい心により、憎悪という感情でしか発現できなかった「凄まじき戦士」となることができた・・・。桜子さんはこう言います。
伝説を塗り替えちゃったんですね
おお、ここですか。伝説は塗り替えるもの(笑)。

最後、青空の下を歩いていく雄介とともに流れるEDロール。「青空になる」ってフレーズがしみてくる感じで良かったですね。時間繋ぎとかそんな見方しちゃいけませんよ(笑)。
一番最後に「みんなの笑顔に(サムズアップ)」のサインも良かったですね。


長い戦いも終わって、雄介は再び冒険の旅に出ました。
もう私たちの前に現れることはないでしょう。ちょっと寂しい気もしますが、それはきっと、一条や桜子さん達と笑顔の絶えない再会を果たしているということだろうから、私たちも笑顔で雄介を送り出してやりましょう。
アギトにクウガが出てくる」とかいう噂もありますが、できればそれは外れていて欲しい、そう私は思います。

【 仮面ライダークウガ・完 】

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