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2006年開花状況

左は今年の春の寒さ、異常気象を物語る写真です。よく秋が深まるとこういうのを見かけますが、春に見たのは初めて。花になろうとしていた蕾が寒の戻りなどで葉に戻ろうとしてしまう姿のようです。寒暖の差が激しかったりしますとブラインドも多くなるようです。うちのバラも今年は日照不足でやたらひょうろひょろと徒長しています。

新顔です、よろしく!
ヌル・マハル(ハイブリッドムスク)です。
この子のページを作りましたので開いてみてね。

暑くても色が退色せずしっかりと咲きます

真夏の庭

夏のバラは丈も伸びて庭はやや鬱蒼とした感じになります。そのためか最初の開花の時よりやや散漫な感じがしますが、人工的なものを感じないナチュラルな感じがまた好きです。

一転猛暑!

この間までの低温日照不足はいったい・・・というほどの極端な変わりよう。連日30度越え、それも35度に近い猛暑が続いています。バラは一斉に開き出し、暑さで満足な観察もおぼつかない有様です。ここは冬は寒いし夏は暑い!その過酷な気候条件に耐えて花を咲かせているうちに、バラにも自然と体力が付いてくるのかもしれません。

8月13日  夕刻から豪雨

お盆です。夕方突然雨が降り出し、雷とともにあっという間に土砂降り状態。外出中でしたが戻ってみると案の定夏のバラが満開の庭は惨状でした。ソンブレイユの枝が一本折れてしまっていたので翌朝切り取って家の中に活けました。折れてはしまったものの、この花は雨にも暑さにも強く、しっかりとした花です。香りも家の中だといっそう強くぷんぷん。

8月17日 まだまだ暑い・・・

なんとオジェちゃまが3度目の開花です。去年はしょぼい一年でしたのに。この花って、花芽が出来るの早いんだなっていうのが新しい発見です。花弁の少ない花でも二度目の開花が遅いものもあります。今頃になってペネロープやバターカップは蕾びっしりで、他の花たちと随分ずれているようです。

8月27日

 8月最後の日曜日。朝晩少し涼しげな風が吹くようになりました。毎年この時期から九月の初めにかけてが最も庭の花が少ない時期です。今盛りのごとく咲いているのはペネロープ、バターカップ、シーフォーム、クィーンオブスウェーデン、ポールネイロン。
 二番花の残りがちらほら咲き続けているのはテスオブザダーヴァービルズ、アブラハムダービー、グラハムトーマス(以上うちの御三家)、ジュードジオブスキュア、キャサリンモーレイ、ウィリアムシェークスピア2000、クロッカスローズ、ピーチブラッサム(この花はこのまま3番花に移行します)

ペネロープ

深まる秋

9月2日

 秋です!今日は最低気温が15度。どの葉っぱもびっしりと朝露に覆われて、射してきたばかりの朝陽を浴びています。一週間前まであの寝苦しい暑さだったのに・・・これがこの地の特徴なのです。秋が短い・・・。
 バラはフェアリーがどんどん咲いてきました。シーフォームも大量の蕾が次々に開いています。ERではメアリーマグダレンやジュビリーが3度目の開花を始めました。ノワゼットの子達も、たわわに蕾をつけていて、今朝ラマルクが一輪開花しました。植え付け当初あれだけやきもきさせられたデプレは、これ以上大きくなったらどうしようと頭を悩ませるくらい枝をどんどん伸ばしています。

これからの季節は花持ちもどんどん良くなりますが、今月中に花芽が成長しないと、開花が間に合わなくなってしまう・・・冬が来るからです。だから花芽が出来るのに時間がかかる品種は、この土地では秋の花を十分咲かせられないのです。残暑でどんどん成長し蕾をつけてくれると、あとは余力で開花していきます。蕾の堅いものは難しいですが。

  福島にいる友達からSOSの電話。
 植えて二年目のピエールが伸びて伸びて手に負えなくなって来た、とのこと。
確か去年の6月に訪ねたときは割り箸くらい細くて瀕死の状態かと思うほど元気がなかったのです。「これ、もう枯れてるのかしら」と言う友達に「いやいや枯れてない!生命力の強いバラだから、とにかく一年様子見て」と言ってたら、あっという間に庭の主になっているらしいのです。「しかもね、一度咲いた後、つるばかり伸びて咲かないの!何で?」と言うので「つるバラっていうのはそういうものです」と返事。

9月3日

9月12日

秋花も次々開花してきました。

秋花のアレンジ
左から時計回りに、ティージングジョージア、デプレアフルールジョーヌ、ジュビリーセレブレーション、クロッカスローズ、ラマルク。

秋も美しい
クレパスキュール

9月14日  窓辺のラマルク

窓辺のラマルクの風にそよぐ姿が家の中から見れます。ほとんど庭の方を向いていますが、何輪か家の方へお辞儀をしてくれて、とてもカワイイのです。今回は蕾を40個くらいつけてくれて、花持ちも良くなったので、家の中からも楽しませてもらっています。

9月15日

 朝早く外に出た時の第一声は、思わず「寒!」
それくらい朝の気温が下がるようになりました。葉っぱには朝露がびっしり。今年のバラシーズンもあと一ヶ月くらいで終わってしまいますが、まだまだこれからひと花咲かせようという花もたくさん。
 何年かやってきて、どんな時期も常に何かしら見頃の花がある、そんなバラの庭にはなってきました。
 品種選びも、あまり知られていない花でも「これ良さそう」という勘みたいなものが当たるようになってきました。

ついに蕾を持ったエメ・ヴィベール。ノワゼットの中でも気難しく、花が見られるのに数年かかると言われているのでとても嬉しい〜

9月18日  台風の影響で雨。

雨の中、エメ・ヴィベールが開花しました。
はじめまして、です。この花は今年は見られないものと思っていました。開花までに数年かかると聞いていたからです。もともと春よりも秋のほうが咲くらしいという情報もあったので、なるほどという感じです。初めての開花が雨の日で残念。でも最初の一輪はとてもふくよかでちょっとラマルクに似ています。花の大きさはラマルクよりちょっと小ぶり。可愛いです。

9月22日 

ティージングジョージア

鉢を玄関前に移動

9月23日 朝陽の中のシーフォーム

お彼岸です。8月13日のお盆以来ずっと咲き続けているこの花。

9月23日。秋の主役パットオースチンが開花

9月24日

右はポールネイロンです。長い茎に花がついてだら〜んと垂れ下がっていたので保護。秀逸な秋花です。→

9月25日

秀逸な秋花を咲かせる品種はたくさんありますが、やはり秋の花を語る時、この花ははずせない存在です。
←ウィリアムシェークスピア2000。
真紅のビロードを思わせるような、春や夏には絶対見られない色です。

10月1日

三日ほど旅行で留守にしていました。途中雨も降ったそうですが秋の庭は随分華やいできました。
今咲いている花をごらん下さいませ。それぞれの花のページにも沢山upしました。

アブラハムダービー

マッキントッシュ

ウィズリー

クレパスキュル

デプレアフルールジョーヌ

ヌルマハル

ソンブレイユ

ウィリアムS. 2000

ピーチブラッサム

ジュビリーセレブレーション

パットオースチン

クロッカスローズ

C.P.マルガリータ

シーフォーム

メアリーマグダリン

ティージングジョージア

この他にもムタビリス、アリスターステラグレイ、ザ・フェアリー、などが咲いています。ジュードの蕾も今にも咲きそうに膨らんでいます。

台風並みの暴風雨。リンゴ園などでも被害が出ているようです。うちの庭はまさに惨状。せっかく花持ちの良い秋花もすっかり汚くなってしまい、9日の朝、花ガラ切りをしました。軒下に入れていたものも吹き付ける雨風でかなり痛手を受けました。

10月6日〜7日

10月9日 あまり被害を受けなかったウィリアム

この時期、外周りの仕事が少し減ってきます。今度はハロウィンやサンクスギビング、クリスマスと、オーナメントの飾り付けを楽しむ季節です。

10月10日 アリスターステラグレイ
この時期に咲きはじめました♪

大輪、多弁花の競演
花持ちはポールネイロンの方がかなり良いです

アブラハムダービー

ポールネイロン

10月10日 ジュードです。芳香の女王様!

10月13日

最低気温5度。こうなってくるとバラの動きはかなり鈍くなります。日中はまだ20度以上になる日もありますが、曇っているとあまり気温があがらず、秋の深まりを感じさせます。

アリスターです

キャサリンモーレイの何とも可哀相な姿です。寒かったり暖かかったり、気温のギャップが激しくて、蕾の中から葉が出てしまいました。

花になろうとしている時、急に寒さが来て、それをやめ、葉になりかけたら、また気温が上がって蕾が膨らみ始めているのです。

10月17日  秋深まる庭 →

ウィリアムシェークスピア2000、ウィズリー、ヌルマハル、アリスターステラグレイ、アブラハムダービー、パットオースチン。
この時期になると随分陽が傾いてきます。また朝陽のあたるのも遅くなってきます。三日前には最低気温2度という日がありました。日中と夜間の温度差が常に12〜13度以上あるこの時期は、うどん粉病発生の最適環境にもなってしまいます。
でも・・・もうひとがんばり。

10月20日

秋花のアレンジ
アブラハムダービー
パットオースチン
クロッカスローズ
ウィリアムシェイクスピア2000

こうやって活けておくと離れたところでもぷんぷん匂います。やはりウィリアムとダービーは香りが強い!パットオースチンはこれらに比べると微香。クロッカスローズのティローズ香も大好きです。

10月22日

カナダ人の友人が来たので一緒に紅葉を見に出かけました。10数年ぶりの再会。初めての日本。10月初めから西日本を旅していて、やっと北までやって来ましたが、紅葉が見られたのはここがはじめてだそうです。その美しさに何度も感嘆の声を上げていました。

10月23日

パットオースチンがまるでたわわに実る果実のよう。いつもうつむきがちな花ですが、寒くなってくると特にこうべを垂れます。

こんな時期に咲き始めたテスオブザダーヴァービルズ

昨日の最低気温は1度。その前の日が3度。確実に秋は深まっています。

アリスターの花ガラ切りをしていたら枝を折ってしまったので家の中に活けました。今まで、外ではあまり匂いが気になったことが無かったのに、随分離れたところからムスク香がぷんぷん。初め、ジュードの匂いかと思っていたらこのアリスターの匂いだったのです。結構強烈です。素朴な花器に活けると白いくしゅくしゅした感じが何とも可憐です。

10月24日

秋の冷たい雨が降っています。可哀相なので切って来て活けました。ティージングジョージア、クラウンプリンセスマルガリータ、アリスターステラグレイ、クロッカスローズ。

今年のバラシーズンもそろそろ終わりに近づいています。
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