国際バラとガーデニングショウ
まずは毎年西武ドーム(2007年はグッドウィルドームと名前が変わりました)で行われている
バラとガーデニングの祭典の様子をお伝えします。
【2006年のようす】(2007年の様子はこのページの後半で)
このすごい人がおわかり頂けますでしょうか。
オープン前にすでにすごい列が。開場と同時に人の波がどどっと押し寄せ、あっという間にドームは人で埋め尽くされます。
お目当てのブースに立ち寄り観賞したりショッピングをして、一息つくとスタンド席にあがってお弁当をひらく人たちが出始めます。野球の試合同様、食べ物のお店もたくさん出ていますので、手ぶらで来ても安心。
←こんなところでお茶したいです。
薄幸のチェリスト
ジャクリーヌ・デュプレ
こんな素敵な
ブースもあります
なんだろう アンブリッジローズ?
ピエールの籠盛り。きれいでしょ?
サマーソング。暑さにちょっと弱いバラ
ジュード。美しいです・・・。
さてここからは5月19日に立ち寄った玉川高島屋のバラ園です。一番美しく咲きそろった
時期に立ち寄ることが出来ました。
アルベリックバルビエ。パーゴラを覆って見事に咲き誇っていました。
ギスレーン・ド・フェリゴンド
ここでは様々なバラ園、展示会やガーデンの様子をご紹介します。
色香漂う乙女
フランソワ・ジュランヴィル
そしてここにもグラハム・トーマス
5月13日、磐梯熱海の帰りに立ち寄った『三春ハーブガーデン』です。
『三春』という名前は桜と桃と梅がいっせいに咲きそろうところから付けられたそうな・・・。
ここにはたくさんのハーブ、樹木、そして素敵なショップやレストランなどがあります。
アジアンマーケット。雑貨がいっぱい。
ハーブ棟。中でたくさんのハーブが売られています。
この建物の奥では素敵な雑貨やハーブティー、焼きたてのハーブパンなどが売られています。(試食したらおいしかったのでレーズンパンを即買!)入口を入ると、けして強すぎないほんのりとしたハーブの香りが迎えてくれます。 とてもお洒落なお店。
← 後ろ姿ですが・・・初めまして!
ソフトクリームを買いに行ったら主人がスナップを撮ってくれたので、ちょっと登場しちゃいます。
ここではラベンダーソフトがおすすめ。
お待たせしました!2007年国際バラとガーデニングショウです
2007年 5月17日
いよいよ今年のお祭りが開幕です。17日の東京は雨、グッドウィルドームも寒くて朝のうちは昨年ほどの混雑ではありませんでした。
まずはコンテスト出品作品から。ERの華やかなアレンジ
これがドームの中にあるんですよ。
こんなユニークなディスプレイも
隅々まで造り込んであります
黄色い花はクラウン・プリンセス・マルガリータ
吉谷桂子さんデザインの整形式庭園→
『小さなシャトーの花の庭』
照明を利用したお洒落なディスプレイ
グッズ使いも重要なポイント
これがドームの中なんて・・・信じられない
バラクライングリッシュガーデンの作品
やはりアイスバーグは屋根の上をつたう姿が素敵です
アンブリッジローズ
ゴールデンセレブレーション
メアリーローズ
今回のシンボルローズ
バロン・ジロ・ドゥ・ラン
バラの回廊の下は・・・
人の頭、頭
今回はフランスのバラ特集です。
デルバール社のプレゼンテーション
ギヨー社
テーマがフランスのバラ特集ということで、フランスの伝統あるナーサリー4社が名花を競い合っていました。ファッショナブルなデルバール社、ハイブリッドティを生み出したギヨー社、ピエールドロンサールで有名なメイアン社、王家のバラを受け継ぐゴジャール社。どこのバラもエスプリの効いた華やかさを備えています。
今回はフランスのバラ特集ということでちょっと興味があり行ってきました。
最近、フランス各社がこぞってイングリッシュローズに対抗し、『オールドローズとモダンローズを融合させたバラ』を造り出しているからです。写真で見るととてもERに似ているものもあり、一度実際に本物を見てみたいという意識に駆られていました。
私の感想は、多くの専門家の方々の印象とだいたい似ています。
フランスのバラは華やかで香りも強い。どちらかというとERはオールドローズ寄りで、フランスのバラは現代バラ寄りの感じを受けました。
同じようにカップ咲きで花弁が多い大輪でも、ERはどこか花首が頼りなさげで自然な雰囲気があります。ハーブや風に揺れる野の花たちと一緒に植えられたイングリッシュガーデンの中でも、強すぎる自己主張がないのです。
フランスのバラはがっしりとしたイメージで、どこか高貴なプライドのようなものを感じました。ベルサイユ宮殿に代表されるゴージャスなフランス庭園の中で、しっかりと存在感を示しそうです。
広いスペースがあれば、フランスの4社が最近売り出しているゴージャスなものも植えてみたいような気はしますが、現在の庭はオールドローズが中心。同じフランス出身でもずっと昔に生まれた、楚々とした儚げなバラの姿にとても魅力を感じています。この雰囲気を大事にしていきたいと思います。
ギヨー社の苗 ポール・ポキューズ