2005年3月19日(土)〜21日(月)の3日間
大阪南港インテックス大阪で開かれた
“21st大阪モーターサイクルショー2005”
に友人の漣庵改メshiden-x-21と
行って来ましたのでその模様を紹介します。



ご入場〜


Kawasaki
Kawasakiのブース
Z750SはZ750のハーフカウルバージョン。見るからに乗りやすそうです
高速道路二人乗り解禁を機に国内販売されるか?
GaryouとしてはZRX1200Sも無くなった事ですし
750だけと言わずZ1000のSタイプも出して欲しいところです(もちろん国内販売で)
’05ZX−10R
昨年型からカラー以外大きな変更は無し
初めて跨ってみましたがさすがに1000cc
コンパクト設計とはいえ大柄でしたが
その分余裕のあるポジションでした。
’05ZX−6R
フルモデルチェンジで昨年型に比べて
スクリーンが低くなり、丸みを帯びた姿に
SSにしては足つきも良く、軽量、コンパクト
街乗りでも思った以上に楽に乗れそうです

試 乗
 今回、2005年ニューモデルの試乗会があったので参加しました。

 乗ってみたいバイクは色々あったのですが、残念ながら一人一台だったので悩んだ挙句、ZX−10Rに試乗する事に。会場は近くの空き地に作った、直径300m程のオーバルに2ヵ所のシケインを作ったコース。手続きをして待っていると程なく順番が回ってきました。緊張しつつ跨ってエンジンをスタート。そして指示に従い発進!と思ったらいきなりエンストをカマしてしまい、冷や汗がタラ〜リ(恥) クラッチの繋がる位置が判らなかったのと、パワーがあることが頭の中にあって、あまりアクセルを開けすぎては危ないと思っていたのが原因(と言い訳する)です。それにしてもすぐ横に係員がいたので恥ずかしかった(;^^;)
 前のマシンに続いてコースを3周ほど回ると、アッという間に試乗終了。多人数ですから一人に多くの時間は取れないと思いますが、それにしてももう少し乗りたかった。

 さて、乗った感想ですが、まず何より久しぶりのレプリカだった事もあって、体がその運転の仕方になってませんでした。コースのカーブ(結構小回りする)を回る時は腕は伸びてるわ、視線は近いわで恐いの何の・・・よく転倒させなかったものです。それでも乗ってみて車体の軽さとエンジンのスムーズさには驚きました。インジェクションは初めてだったんですが、聞いていたような大きなドンツキも無くスムーズに乗れました。しかし、やはりキャブとは違って、エンジンがアクセルに敏感に反応するので、シケインの切り返しの時などはリズムを取るのが難しかったですね。街乗りやワインディングを走った時は、感じはまた違うかもしれませんが、インジェクションの反応がどの程度乗り方に影響するのか興味のあるところです。そして何よりアクセルを開けるとドンドン出てくるパワー!短い直線で3速までしか使えませんでしたが、何処までも出てくるパワーは恐ろしいほどです。ハンドリングもコースの関係でハッキリとは判りませんが、シケインでの倒し込みも軽いし、Uターンもし易かったです。
 しかし、エンジンからの音はさすがKawasaki!ウルサイ(笑)アイドリングの時から「バサバサバサ」という音がしているんですが、これはフレーム幅よりエンジン幅が大きいので、そのために普段乗っているバイクよりウルサク感じたのでしょうか?

 さて、ZX−10Rを試乗してみて感じたのは、イイ意味で全てにおいて『軽い』という事。これは車体などの重量的な事だけではなく、動力系や駆動系、操作系のフリクションの小ささを含めた軽さです。ですから、スポーツライディングやレースでは、余分な事に気を使わず走りに集中できるでしょう。やはり最新のバイクは凄いし、羨ましい!何せ、今乗っているバイクがフリクションのカタマリみたいなバイクですから(笑)

 それにしても今回再確認したのは、やはりGaryoはレプリカは買えない、というか買ってはいけないという事ですね。歴代の愛機でも書いていますが、自分の使い方に明かに合ってません。試乗会など短時間乗るのは面白いですが、自分で持ってしまうと持て余してしまうのが目に見えてますからね。
 ところで、一緒に行ったshiden-x−21はZ750Sに試乗したんですが、こちらはかなり良かった様子。試乗の後『欲しい、欲しい』と言って、物欲の嵐に襲われていました。詳しい事は彼のブログ『紫電の戯言』をご覧下さい。

 それから主催者に注文が一つ!試乗会では複数の車種に乗れるようにしてくれ〜〜〜!今回泣く泣く試乗を諦めたバイクが数台あったので、次ぎの機会には2〜3車種乗れるようにしてくれたら嬉しいなあ。


motoGPを走った’04ZX−RR中野真矢車
このマシンのレーシング技術がZX−10R、
ZX−6R等の市販車にフィードバックされる
W650カスタム
至る所に施したメッキや、革のエンブレムなど
職人が一品モノパーツを使って
数ヶ月かけて造ったカスタムマシン
ZEPHYR750カスタム
レトロなカフェレーサー風のカスタムですが
もちろん中身は最新のZEPHYR750ですから
走りの方も間違いナイ!
VN2000
2000ccの超巨大アメリカンクルーザー
広大な土地を走るにはイイですが
日本の道路事情では無用の長物?かも
ESTRELLA RS
レトロな外観のエストレヤ
軽い!足つきがイイ!パワーも充分!
初心者、女性に人気があるのも判ります
ESTRELLA RSカスタム
W650同様メーカーがカスタムしたエストレヤ
オリジナルのシートやカラーで
スペシャル感を出しています


SUZUKI
SUZUKIのブース SUZUKIのインフォメーションLady
SUZUKIといえば、やはりGSX−R1000
フルモデルチェンジして見るからに速そうです
ビルトイン・ウィンカーのバックミラーは
コケたときの修理代が高くつきそう(爆)


YAMAHA
YAMAHAのブース YAMAHAのインフォメーションLady
SEROW250
カラー(銀/赤)がウルトラマンみたい(笑)
今回YAMAHAに欲しいと思うバイクがなかった
強いてあげるならこのセローかな


HONDA
HONDAのブース HONDAのインフォメーションLady
CB1300SUPER BOLD’OR
CB1300SFのカウルバージョンを
高速道路二人乗り解禁に合わせて発売
さすがHONDAは機を見て敏!
無限CBR600RR
カラーが金ピカでド派手!


BMW
R1200GS(デザート・イエロー/グレー)
今、外車で一番欲しいと思っているバイク
デュアルパーパスなので足つきは悪かった
R1200GS(ロックレッド・メタリック/ブラック)
買えたらやってみたいフル装備のGS
こんなバイクで旅に出てみたいなあ・・・
R1150R Rockster
R1150Rのハンドルを低くしサスを固めた
さらなるスポーツバージョンタイプ
シトラス・メタリック/ソフトブラック・マット
のカラーも個性的です
R1150Rのフロントのテレレバーシステム
このシステムはテレスコピックと
スイングアームのメリットを組み合わせた
BMW独特のもの
双方のメリットを併せ持つ・・・らしい
R1200RT
長距離をツーリングするなら無敵のバイク
もちろん二人乗りもライダー、タンデムとも
楽ですからこれからユーザーが増えるかも
跨ってビックリしたのが大柄さとは裏腹の
驚くほどの良い足つき性能!


DUCATI
MONSTER S4R
ヒットしたドゥカティのネイッキッド
シティユースではこの方が楽です
ただ思った以上に足つきが悪いの
はフトモモが当たるの辺りが広くて
開くのが一番の原因
ドゥカティのブース
SUPERBIKE 999(手前)と
SUPERBIKE 749s(奥)
MONSTER S2R
MONSTER S4Rの空冷版
もちろんその分安くなっています


APRILIA
アプリリアのブース
TUONO1000R(手前)とRS125(奥)
アプリリアはSSよりスクーターの方が
デザインが個性的で好きです
RSV1000R FACTORY’05
レプリカを買う気は無いですが
見る分にはやっぱりイイ!です


HARLEY DAVIDSON
ハーレーダビットソンのブース
ハーレーファンには申し訳無いですが
個人的には全く興味が無い

PIAGGIO      TRIUMPH
ピアジオのブース トライアンフのブース


motoGPマシン
Kawasaki ZX−RR
56 中野真矢
SUZUKI GSV-R
10 ケニー・ロバーツjr.
DUCATI DESMOSEDICI GP4
65 ロリス・カピロッシ
HONDA RC211V
69 ニッキー・ヘイデン


サイドカー
トライクのサイドカー
ここまでいくともはや軽自動車
一度運転してみたいとは思うけど
欲しくは無いなあ・・・
スクーターのサイドカー
こっちの方が実用性は高いかも
しかし二輪のメリットはまるで無し!(笑)


    ARAI        SHOEI
Garyouの愛用メーカー
ARAIヘルメットのブース
ARAIと人気を二分する
SHOEIヘルメットのブース


GUEST
元WGPライダー・ノビー≠アと上田昇氏
デンソーのブースにゲストで登場。
KENZレーシングチームの
キャンGAL・水嶋春菜嬢


来場者のバイクを見るのも楽しみの一つ
沢山のマシンが並ぶのは壮観!の一言です
駐輪場はもう一つのモーターサイクルショー


感 想
 ニューモデルも見れるし、普段見れないバイクにも跨ったり、触れたり出きる。その他、バイク関連メーカーの製品も見れるんですから言う事ナシ!何よりバイク乗りがバイクのショーに行って楽しくない訳が無いやぁね。
 但し、最大の難点は見るもの全てが欲しくなる事!会場を出た後、物欲の誘惑に耐えるのが一番辛いところですね(>_<) これは誰しも同じ(同じと言ってくれ〜〜〜)でしょう。もっとも、現実の懐具合を思い返すと、ストレスだけが溜まるだけですが(笑)

 それから、どうにかして欲しいなあと思ったのはスペースの問題。
 勿論、会場の広さが決まっていますから物理的にあれ以上広げるのは無理でしょうが、もう少し各ブースにスペースのゆとりがあったらもっと見易いのに、と思いました。出展企業数をそのままとすれば、もっと広い会場で開催という事になりますが、そうなると費用が更に掛かる訳ですから、難しいところではあると思いますがね。入場料も多分上がると思うし。
 それでも、これからのバイク文化のためにスペースを広げ、出展を多くして欲しいと思うのは、無責任なバイク乗りの僕だけではないでしょう。
 そして何より各企業とも、東京開催メインとの考えは一考してもらいたいものです。そりゃあ人口の面では東京が一番でしょうけどれも、ユーザーは全国にいるんですから、こういう総合的なショーこそ地方開催を増やし、内容を充実させて欲しい。普段実際に見たり、触れる事が出来ないものが、そこに行くと出来る訳ですから。それによって新しいユーザーを掘り起こす事も出来るんではないでしょうか。

 とまあ、大げさな話は置いといて、結論としては、とりあえず試乗も出来たし、新しいモノは見れたしで楽しい一日でした。来年も是非、行きたいなぁ・・・いや、行くぞ!





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