国内4メーカー、そして世界中のモーターサイクルメーカーの中で強烈な個性を放つKawasaki。熱狂的なファンと数々の伝説に彩られたモーターサイクルの中にあって、いつの時代も新しい世界を切り開いてきたのは『Z』の名がついたモーターサイクルだった
─── 『Z』とはKawasakiが1972年、初めての自社開発の4サイクルエンジンを積んだモーターサイクルを世界に発信しようとした時に、そのモーターサイクルの『究極』を意味してつけられた壮大なる名称でした。この本には、初代Z1から1990年発売の旗艦ZZR1100(C)までに『Z』を冠して市販された全てのモーターサイクルを網羅してあります。
数々の漫画、小説、映画やTVに登場し、ストリートでの虚実交えた伝説が今なお語られ、Kawasakiの『硬派』『危険』『男のバイク』というイメージを創り、定着させたのは『Z』の名を持つモーターサイクルでした。何故、これほどまでにKawasakiには熱狂的なファン(マニア?バカ?)が多いのか?その手掛かりがこの本の中にあります。それはKawasakiというメーカーの全ての人達が、魂を込めて創り上げたかけがえのない〝作品〟だからに他ならないでしょう。 |
2005.2.25 Fry 改/2007.2.1 Thu 改 |
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