セーリング・フライ

憧れだけに 惑わされたり
辛さ逃れの 逃げ道にして
行ってはいけない メフィストの国
薔薇色の唇が 君を迷わせて
flying now flying now
なにも思わず 心ふさいで
生まれでる 君ならば
忍び恋のように スペース・ランナウェイ スペース・ランナウェイ
月と星の なかを スペース・ランナウェイ セーリング・フライ
忍び恋のように スペース・ランナウェイ スペース・ランナウェイ
月と星の間を スペース・ランナウェイ セーリング・フライ

セーリング・フライ セーリング・フライ
セーリング・フライ セーリング・フライ
セーリング・フライ セーリング・フライ

どうして人は 生きてゆくのか
死にゆくためと 諦めきれず
狩人のように 宇宙 そらかけぬける
ばら色の唇が 傷口をなめて
flying now flying now
のびやかな手が 躰うけとめ
誘うなら 翔んでみる
忍び恋のように スペース・ランナウェイ スペース・ランナウェイ
数えきれぬ星よ スペース・ランナウェイ セーリング・フライ
忍び恋のように スペース・ランナウェイ スペース・ランナウェイ
数えきれぬ星よ スペース・ランナウェイ セーリング・フライ

セーリング・フライ セーリング・フライ
セーリング・フライ セーリング・フライ
セーリング・フライ セーリング・フライ
セーリング・フライ セーリング・フライ





























 
海に陽に

キャルメロ色の重さから
ブルーの色を映えさせて
降ると流れる刻 ときをうつして
悲しさ重い深海魚たち
星の光に似た夜光灯
潮の流れの目ざめの色に
かわる時代のゆらめきうつし
眠り疲れた子供たちが
眠り疲れた夜を明けさせる

風と嵐と夜までが
疲れた眠りはらいのけ
降るとすぎゆく刻 ときをうつして
暗闇重く寝がえり忘れ
たゆたいうづく雲こがね色
潮の流れのぬくもりがたち
海の色まで血の色おぼえ
ねむり疲れた子供たちが
ねむり疲れた夜をあけさせる

キャルメロ色の重さから
ブルーの色を映えさせて
降ると流れる刻をうつして