新銀河紀元86世紀。地球の遥か彼方のリアン星系の２連星バクサスα とβ の間には、大気が存在し大小の島々＝ランドベースの浮かぶ亜空と呼ばれる特殊空間が存在していた。そこに古代クライム原人が外宇宙より飛来し最初の文明社会を築いていたが、その平和な世界に地球人を中心とする異星人が襲来。古代クライム原人を虐殺し亜空を侵略する。その後、侵略者たちは出身グループ別にランドベースに入植し自治国家を建設した。だが、古代クライム原人の怨念を恐れた入植者たちは、クライム原人の意思の集合体を封じ込める為に亜空の中心に巨大人工都市『ギャラクタウン』を建造し、ここにギャラクタウンを首都とするUGS連邦が誕生した。

しかし、繁栄を続けるギャラクタウンには影で暗躍する犯罪組織『クライム』が存在した。表向きは企業組織クライムエンタープライズシステムとして活動し、裏では非合法犯罪に手を染めている。組織の利益を守るための軍団組織クライムアーミーが邪魔者を消す。そんな不正義が罷り通る亜空を守るため、ギャラクポリス特別機動局長官のドク・マンディは特殊チーム『ゴリラ』の結成を決断。そのメンバーに選ばれたのは、それぞれプロの技能を持つキャプテン・チャンス、ジェット、セクシィ、スーパースター、マジシャン、ベビーフェイスの６人だった｡彼らは特殊メカ『スラングル』を駆り、不可能とも思える任務を遂行して行く。しかし、クライムとの激しい戦いの中スーパースター、セクシィは倒れ、長官ドク・マンディまでも暗殺される。だが、新たにシュガーとドゥーリィをメンバーに加え、支援メカのショルダー・マイティによりパワーアップした『ハイパー・スラングル』で、平和な亜空を取り戻すため、クライムを倒す戦いに挑む。