あなたは虹色の 未来を語ったけど
今の現在 いまを見なかった
そして過去は朝露のひとしずく
手のひらで振り払い 辛い顔をした

目ざめて灰色の 空を憎みながら
今日は今日で流されて
そして夢は垂れ込めた低い空
ひとすじの光追い 苦い顔をした

明日になれば 明日になれば
あなたは口グセのように言うけれど
その日その日のすれすれ暮らし
心の窓には虚ろな景色

私は想い出に 何処かで縛られて
今日は今日で流れても
きっと夢は雨だれのひとしずく
手のひらをかすめても 嘆いたりしない

明日になれば 明日になれば
あなたはいじらしい程呟いて
私のひざに頭をもたれ
淋しい寝顔を ふと ゆがめる

明日になれば 明日になれば
あなたは口グセのように言うけれど
その日その日のすれすれ暮らし
私はいつでも天使じゃないわ





















 

夕映えに夏を探して
海越える金のツバメたち
その胸で揺れる磁石が
指すものは愛に似ているね
さよならだけでは 淋しすぎるから
色褪せぬ囁きを下さい

Strangers Across the Sky
微笑んで 一人ではないと言って
Love in the Strangers Dream
優しさに 導かれ生きていたい
愛はStrangers Dream

流星が海へ還るよ
夏の日の物語終えて
瑠璃色に空を焦がして
永遠の夢を見るように
アルバムの隅で 時が息してる
優しさのカケラたち集めて

Strangers Across the Sky
愛だけが 答えだと教えた人
Love in the Strangers Dream
届かない もどかしさ残したまま
愛はStrangers Dream


繰り返し





















 

胸に風が吹く夜は
熱い思い消えるように
胸に雨が降る朝も
燃やし続けて
暖かい季節が
過ぎる時 凍てついた空に
初めて届くだろう 思いの熱さは
遠い歌 聞きながら
今は待つだけ
今は待つだけ

いつか届けこの思い
いつか届けこの祈り
誰を恨むことも無い
夢と消えても
暖かい季節に
燃え尽きた 熱すぎる命
それでも俺の胸に 確かに届いた
遠い歌 聞きながら
今は待つだけ
今は待つだけ

遠い歌 聞きながら
今は待つだけ





















 

風が吹けば港に
船は帰りくるけど
若い愛をかわした
笑顔二度と見えない
あの人は あの人は
丘の白い十字架

星の揺れる港を
ふたり見てたあの日よ
肩に受けた口づけ
愛の形見けせない
あの人は あの人は
私だけの十字架

陽ざし揺れる港を
船ははなれてゆくけど
愛の祈り交わした
声は二度と聞けない
あの人は あの人は
風と語る十字架
風と語る十字架





















 

遥かな夕日 それは 悲しい季節
つらぬいた 愛のシルエット
忘れたはずの ララバイ 幸せすぎた
あの頃が 心にじませる
ブロンズの風の中 見つけたメモリー
悩みなき遠い日の 私になって
あの人の胸の中 かけてゆきたい
あの日のまま
ブロンズの風の中 きらめくメモリー
幸せを手放した 人は迷い子
何気なく見送った 後ろ姿が
ただ一度だけの 愛と気付いた あの日

歩き疲れて Feraway うつむく心
癒すのは 今も貴方だけ
離ればなれの時が きっとこの愛
強くする ひとり信じてる
ブロンズの風の中 見つけたメモリー
悩みなき遠い日の 私になって
あの人の胸の中 かけてゆきたい
あの日のまま
ブロンズの風の中 きらめくメモリー
幸せを手放した 人は迷い子
何気なく見送った 後ろ姿が
ただ一度だけの 愛と気付いた あの日
愛と気付いた あの日





















 

長い坂道を 歩いているんです
海を見つめて ぼんやりと
街は夕闇 鳥は目を閉じて
知らぬ間に時が過ぎて行きます
暖かな春は もうすぐ
君住む街に届く頃
二人で歩いた この坂道も
今は 懐かしい



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