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─ アンドロメダ終着駅 ─ 《ドラマ編》
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愛・おぼえていますか 《音楽篇》
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─ アンドロメダ終着駅 ─
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主題歌・ヒット曲集
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FINAL LIVE at KORAKUEN
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河合奈保子
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愛・おぼえていますか 《ドラマ篇》
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さよなら銀河鉄道999 ─ アンドロメダ終着駅 ─ 《ドラマ編》
君よ、青春を聴け!松本ロマンの完結編いまここに完成!さらば メーテル・・・・ さらば スリーナイン・・・・
Artist or Program Title 映画 さよなら銀河鉄道999 ─ アンドロメダ終着駅 ─
種  類 オリジナルサウンドトラック
発  売 1981年9月10日
発 売 元 日本コロムビア
Side‐1:
新たなる出発
○パルチザンたち
○メーテルからのメッセージ
○未知なる旅へ
Side‐2:
神秘の星ラーメタル
○メーテルの秘密
○再会
○謎の戦士黒騎士
Side‐3:
惑星大アンドロメダ
○超亜空間を超えて
○女王メーテル
○命の火
Side‐4:
さよなら銀河鉄道999
○黒騎士ファウストの最後
○さらばメーテル
○戦いの詩
 映画『さよなら銀河鉄道999』のドラマ編LP。ドラマ編とは、映画の台詞、BGM等の音を全て収録した言わば「映像の無いアニメ」のレコードです(説明せんでも判るか・・・(^^ゞ)。

 当時はビデオなんて便利なものは無く、映画(に限らず)が終わった作品をもう一度見れるとしたら、テレビの「○○ロードショー」なんかで放送されるのを待つだけ。そんな時代に数多く出されたドラマ編のレコードは、音を聞いて頭の中に映像を浮かべるという高等テクニック(笑)を用いて楽しむものでした。実際に映画を見ていないと音だけじゃ何が何だか解かりませんしね。
 それでも、テレビで放送されるのを待つのではなく、すぐに映画のシーンが聞けると言うのは嬉しかったものです。

 考えてみればあの頃は家庭用ビデオデッキも普及しておらず、テレビで放送されてもライブで見るしかないので、一回、一回見るのに真剣でしたね。何しろ見逃すと次いつ見れるか判らないんですから。
 ですから、見るときは気合を入れて、ワンシーン、ワンシーンを脳に刻み込むように見ました。映画なんか見に言ったら2回見るのは当たり前でしたし、TV放映される時は一大イベントでした。
 現在のように映画なら公開から半年、一年待てば、TVアニメ・ドラマに至っては放送中にレンタル屋にビデオが並ぶなんてことは、90年代に入ってからの事です。
 その分、何を見るにしても切迫感が無くなりましたね。見逃してもビデオで見れる、映画なんかよっぽど好きでもない限りビデオでイイや、と思ってしまいますし。

 今の状況が悪いとは思いませんし、昔の作品が手軽に見る事が出来る様になったんですから、むしろ良いと言えるんですが、あの「今度いつ見れるか判らない!」と思って見ていた作品の方が、記憶に残っていて思い入れがあるなあ・・・と思うんですがねぇ・・・
2003.9.3 Wed 記

※ 家庭用ビデオデッキが急速に普及し始めたのは1980年代中盤〜後半で、その勢いに拍車をかけたのがレンタルビデオ店に並んだとアダルトビデオだと言われています。その頃ビデオ化されるアニメ作品の多くが映画・OVAで、TVアニメは中々ビデオ化されませんでした。理由として放映話数が多いので本数が必要な事と、レンタルビデオ店自体も現在のような大型チェーン店はなく、個人商店のような小規模なものが殆どだったので、仮に店に置きたくてもスペースが無く、それに1タイトルで広いスペースを取るより色々な作品を置くことを当然優先させていました。また、現在の様にチェーンのレンタルビデオ店に卸せばある程度の本数を見込めるなんて計算は出来なかったので、メーカー側としても単価が高いTVシリーズモノを発売してもペイ出来無いと考えていた訳です。なお余談ですが、初期の頃の録画用ビデオテープはモノラルの120分が一本2〜3,000円と高価なものでしたから、それこそテープが擦り切れるまで繰り返し録画する、と言うのが当たり前でした。ですから昔の録画したものってあまり残って無いんですね。今の若い人には信じられないでしょうけど(笑)






 
《交響詩》さよなら銀河鉄道999 ─ アンドロメダ終着駅 ─
壮大なシンフォニック・サウンドで織りなすスリーナインからの最後のサウンド・メッセージ!!
Artist or Program Title 映画 さよなら銀河鉄道999 ─ アンドロメダ終着駅 ─
種  類 オリジナルサウンドトラック
発  売 1981年7月25日
発 売 元 日本コロムビア
Side‐1:
1.序曲
 ─ パルチザンの戦士たち ─
2.若者に未来を託して
3.メインテーマ
 ─ 新しい旅へ ─
4.謎の幽霊列車
5.車中にて
 ─ LOVE LIGHT ─
Side‐2:
1.メーテルの故郷
ラーメタル
2.再 会
 ─ LOVE THEME ─
3.黒騎士ファウスト
4.過去の時間への旅
Side‐3:
1.青春の幻影
2.大宇宙の涯へ
 ─ 光と影のオブジェ ─
3.惑星大アンドロメダ
4.命の火
5.崩壊する大寺院
Side‐4:
1.サイレンの魔女
2.黒騎士との対決
3.戦士の血
4.終 曲
 ─ 戦いの詩 ─
5.さよなら銀河鉄道999
 ─ SAYONARA ─
挿入歌 SAYONARA LOVE LIGHT
作 詞 メアリー・マッグレガー
作 曲 ブライアン・ウィットカム
メアリー・マッグレガー
ディヴィッド・J・ホルマン
ブライアン・ウィットカム
メアリー・マッグレガー
 上と同じ映画『さよなら銀河鉄道999』のオリジナルサウンドトラック。映画のBGMがシーンを追って入っていて、その音を聞くだけで映像が浮かんできます。
 このアルバムを買ったのは勿論全部のBGMが良かったからですが、大きな理由はこの中の一曲を聞きたいからでした。その曲とはSide‐2の二曲目に入っている『再会 ─ LOVE THEME ─』。

─── ラーメタルでメーテルの手掛かりを掴めなかった鉄郎が999に乗り込もうとした時、ふと、足音に気づきプラットホームの先を見ると、機関車が吐き出す蒸気の中から姿を現すメーテル─── この映画、いや、多くの映画の中でも屈指の名シーンだと思う哲郎とメーテルの再会シーン。バックに流れているのがこの曲です。メーテルと再会する直前から再会した瞬間、そして再会直後の心の動きが、イントロのピアノからサビの部分のオーケストラで見事に音で表現されていて、作曲者・東海林修氏の上手さに感心してしまいます。
 勿論、この曲以外もフルオーケストラを使った良質な出来で、最近の打ち込みの音楽とは違う重厚さを醸し出しています。

 本当は皆さんにお聞かせしたいんですが、ここでは無理なので是非一度、サウンドトラックを聞いてみるか、映画でそのシーンを見てみて下さい。本当に心に染みるイイ曲ですよ。
2003.9.3 Wed 記






 
アリス3606日 FINAL LIVE at KORAKUEN
アリス3606日の奇跡を収めた完全収録アルバム! スタジアムは燃えつきた!!
Artist or Program Title ア リ ス
種  類 ライブアルバム
発  売 1981年10月5日
発 売 元 POLYSTAR
Side‐1:
1.LIBRA
2.荒ぶる魂
3.メドレー ジョニーの子守唄
〜冬の稲妻〜今はもうだれも
〜涙の誓い〜今はもうだれも
4.マリー・ダーリン
5.メドレー スナイパー〜南回帰線
Side‐2:
1.メシア(救世主)
2.夢去りし街角
3.終止符
4.SILENTMAN ─ 静かなる男 ─
5.ハドソン河
Side‐3:
1.CAT IN THE RAIN
2.MOON SHADOW
3.ラ・カルナバル
4.帰らざる日々
5.狂った果実

Side‐4:
1.エスピオナージ
2.遠くで汽笛を聞きながら
3.チャンピオン
4.メドレー 風は風
〜ハンド・イン・ハンド〜風は風

Side‐5:

アリス・ファイナルメッセージ
─ 10年の軌跡 ─
谷村新司・堀内孝雄・矢沢透

Side‐6:

アリス・ファイナルメッセージ
(BGM:さらば青春の時)
─ 10年の軌跡 ─
谷村新司・堀内孝雄・矢沢透
 1981年に解散(じゃなくて活動停止だったか?)したアリスが、同年8月31日に行ったライブを収めたLP。ライブは今は無き後楽園球場で行われました。

 収まっているライブはさすがに圧巻です。10年間の活動全てを詰めこんだような構成で、僕と同世代の人ならアリスはそんなに知らない人でも、聞いたことがある曲が次々と出て来るので楽しめるでしょう。何より、曲の合間に行うMCがオモシロイ。チンペイ(谷村新司)とベーやん(堀内孝雄)の掛け合いが見事です。

 それから、もう一つ面白いのはオマケについているEP盤の『アリス・ファイナル・メッセージ』です。これは同年9月5日に香港で行われたコンサート翌日の6日に香港のスタジオで収録されたもので、解散に向けての心境やその後の活動について、3人が雑談のようにしゃべっています。この時もチンペイが話をリードして他の二人が絡むというスタイルで、シリアスな話をしながらも笑いを取ろうとするのは、ライブのMCと変わりません(笑)。約20年前、自分の将来像を語るミュージシャン ─── これだけでも聞く価値あり、です。

 元々、熱烈なアリスファンではなかったのですが、好きな歌が多かったのは確かで、このアルバムも曲目を見て買ったんだと思います。実際、これ以外アリスのアルバムって持っていませんし(笑)
2003.9.3 Wed 記






 
サマー・ヒロイン
はじける光の中、今、奈保子は夏のヒロイン!!
Artist or Program Title 河合奈保子     カワイ ナオコ
種  類 オリジナルアルバム
発  売 1982年7月21日
発 売 元 日本コロムビア
SIDE ONE
1.I My Me Mine
2.Non Stop Summer
3.ラブレター
4.アプローチ
5.帰れない
SIDE TWO
1.夏のヒロイン
2.夏はSEXY
3.ペパーミント・サマー
4.Please Please Pleasae
5.もうすぐ September
 管理人がもっている数少ないアイドルのアルバム。彼女は、1979年12月に芸映プロが主催した「(西城)ヒデキの弟・妹募集オーディション」で応募総数25,160名の中から優勝し、翌年の1980年6月1日に『大きな森の小さなお家』でデビュー。当時のアイドルでは松田聖子が大人気でしたが、天邪鬼だからか管理人はどうしても好きになれず(今でもそうやけど)、その対極にいるような河合奈保子さんのファンになりました。清純で明朗活発、天真爛漫な性格でしたが、今ならグラビアアイドルになりそうなナイスバディで、度々雑誌のグラビアを飾っていました。ファンになった理由はそれも(大きな要因として)ありますが(爆)、最大の理由は同世代のアイドルの中で抜群に歌が上手かった事です。同期には松田聖子の他、田原俊彦、柏原芳恵、岩崎良美らがいますが、その中では突出した歌唱力を誇りました。

 この『サマー・ヒロイン』はデビューして4枚目のアルバムで、まだバリバリアイドルしていた頃の奈保子さん(ちゃん、かな?)が聴けますが、どの曲もしっかりとした歌唱力と表現力で歌っているのはさすが。このアルバム以降、徐々にアイドル路線から脱皮していき、数々のアーティストとコラボしながら大人の歌手へと変貌していきます。そして1986年に全曲自身の作曲のアルバム『スカーレット』を発売して、アーティスト河合奈保子を強烈に印象づけ、以降自身の歌のほぼ全曲を作曲しました。

 今なら「アイドル+アーティスト」の図式は容易に描く事が出来ますが、80年代は「アイドルはアイドル、アーティストはアーティスト」と分けられていたようなところがあります。それは業界、ファン共に同じような意識でした。ですから、アーティストとして完成されていくに従って、レコードの売上が落ちていくといった反比例現象が起きたのでしょう。1980年代後半から1990年代前半はアルバム製作と共に、数々の舞台やドラマへも出演していましたが、1996年にスタイリストの金原宜保氏と結婚し芸能活動を休止。現在はほぼ引退状態となっていて、二児の母として主婦と子育てに頑張っているようです。ただ、その類まれなる音楽センスは埋もれさせておくにはあまりにも惜しく、子育てが一段落したら一年に一枚のペースでもいいからCDをリリースして欲しいなぁと思います。
2005.7.1 Fri 記






 
超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか ドラマ篇
西暦二〇〇九年二月七日───コードネームSDF-1♂F宙船艦《マクロス》発進!!
リン・ミンメイの歌声は戦局を変えることができるのでしょうか──ミンメイの愛は・・・輝の愛は・・・そして未沙の愛は・・・──
Artist or Program Title 映画 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
種  類 オリジナルサウンドトラック
発  売 1984年
発 売 元 ビクター音楽産業
PartT(SIDE1)
1.永遠の愛─プロローグ─
2.私の彼はパイロット
3.小白竜(シャオ・パイ・ロン)
4.涙のバイオリン
5.ドッグ・ファイター
6.ゼントラディアン大要塞
7.総攻撃
8.0-G Love
9.ラブ。モーメント
PartU(SIDE2)
1.ティーン・エイジ・ドリーム
2.SUNSET BEACH
3.戦いの運命
4.50万年の戦い
5.運命の矢
6.廃墟の星
7.シンデレラ
PartV(SIDE3)
1.サイレント
2.都市浮上
3.エターナル・ラブ
4.悲しみのメロディー
5.シルバームーン・レッドムーン
6.ビフォー・ザ・バトル
7.愛・おぼえていますか
8.新宙式
PartW(SIDE4)
1.揺れ動く心
2.ゼントラディアン大要塞
3.50万年の戦い
4.ラブ・モーメント
5.愛・おぼえていますか
6.ここより永遠に─エピローグ─
7.天使の絵の具
 タイトルの通り、映画『超時空要塞マクロス』のドラマ篇。999のコラムにも書いたように映像の無い映画ですから内容の説明は不要でしょう。
 劇中歌の歌詞を記載したカードには、プロデューサー井上明、岩田弘、榎本恒幸、監督河森正治、、石黒昇、キャラクターデザイン美木本晴彦各氏のコメントが載っています。
2005.7.1 Fri 記
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超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか 音楽篇
ミンメイ・未沙・輝の青春が彩る永遠の愛の調べ───
熱い期待にささえられてあの「マクロス」が・・・・・・ミンメイ・未沙・輝がかえってきた──。
Artist or Program Title 映画 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
種  類 オリジナルサウンドトラック
発  売 1984年
発 売 元 ビクター音楽産業
SIDE 1
1.永遠の愛 ─プロローグ─
2.戦いの運命
3.ラブ・モーメント
4.ティーン・エイジ・ドリーム
5.愛・おぼえていますか
 安井かずみ作詞/加藤和彦作曲/清水信之編曲
6.50万年の戦い
7.廃墟の星
SIDE 2
1.サイレント
2.都市浮上
3.エターナル・ラブ
4.ビフォー・ザ・バトル
5.揺れ動く心
6.ここより永遠に─エピローグ─
7.天使の絵の具
 飯島真理作詞・作曲/清水信之編曲
 映画『超時空要塞マクロス』のBGMが詰まったサウンドトラック。作曲はTV版同様ハネケン≠アと巨匠・羽田健太郎氏。羽田氏によると映画版の音楽は4つの種類に大別されていて、上記のタイトルごとに羽田氏が曲のコンセプトや意図、制作の手法を解説しています。ヘルシー・ウイングス・オーケストラ迫力のある音は映画の各シーンを思い起こさせるには充分な迫力があり、TVシリーズからこだわっていた音楽は、映画マクロスにおいても高い完成域にあった事が実感できます。
2005.7.1 Fri 記
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宇宙戦艦ヤマト 主題歌・ヒット曲集
遂に出た!!ささきいさお・堀江美都子・島倉千代子が歌う宇宙戦艦ヤマトシリーズ
主題歌・挿入歌のすべて
Artist or Program Title 宇宙戦艦ヤマト
種  類 オリジナルサウンドトラック
発  売 1980年12月1日
発 売 元 日本コロムビア
SIDE 1
テレビ漫画「宇宙戦艦ヤマト」から
1.宇宙戦艦ヤマト●ささきいさお
映画「ヤマトよ永遠に」から
2.星のペンダント●ささきいさお
映画「さらば宇宙戦艦ヤマト」から
3.好敵手●ささきいさお
4.銀河伝説●堀江美都子
映画「さらば宇宙戦艦ヤマト」から
5.ヤマトより愛をこめて●ささきいさお
テレビ漫画「宇宙戦艦ヤマト〜新たなる旅立ち〜」から
6.サーシャわが愛●島倉千代子
7.ヤマト!!新たなる旅立ち●ささきいさお
SIDE 2
1.おもかげ星●堀江美都子
2.星に想うスターシャ●ささきいさお
映画「さらば宇宙戦艦ヤマト」から
3.テレサよ永遠に●ささきいさお
映画「ヤマトよ永遠に」から
4.愛の生命●堀江美都子
5.愛よその日まで●ささきいさお
テレビ漫画「宇宙戦艦ヤマト」から
6.真赤なスカーフ●ささきいさお
 古い言い回しを使わせてもらうのならば、『私の記憶が確かなら、このレコードは自分の小遣いで初めて買ったLPである』です。中学一年でした(歳がバレる(;^_^A )が、その頃の小遣いからすれば相当高い買い物だったので、大袈裟じゃなく清水の舞台から飛び降りたつもりで買った記憶があります。

 このアルバムに収録されているのは、この時点での最新作映画『ヤマトよ永遠に』までの主題歌及び挿入歌。レコード会社の関係で、SIDE1『銀河伝説』岩崎宏美→堀江美都子、『ヤマトより愛をこめて』沢田研二→ささきいさお、SIDE2『愛の生命』岩崎宏美→堀江美都子、『愛よその日まで』布施明→ささきいさおのカバーとなっています。歌唱力のある二人が歌っているので、オリジナルとは違う味≠ェ出ていて、これはこれでアリかなぁと思います。

 宇宙戦艦ヤマトは、シリーズ当初から音楽に力を入れていて、特に主題歌にアニメ歌手ではなく歌謡曲の歌手を大々的に起用する走りでしょう。沢田研二氏が歌った『ヤマトより愛をこめて』は、アニメソングとしては異例のヒットとなりました。現在でこそポップスやロックなどのアーティストがアニソンを歌うのは珍しくなく、逆にタイアップで相乗効果があるので当たり前の様になっていますが、当時の沢田研二氏といえば発売する曲が必ずヒットチャート上位に顔を出す人気歌手で、そんな歌手をアニメの主題歌に起用するというのは考えられませんでした。それが成功したんですからこの後、さらに積極的に色々な歌手(アーティスト)を起用するようになり、そのお陰で歌番組でアニメソングが歌われるのは珍しく無くなっていったので、アニメファンとしては何とも嬉しい限りでしたが、これもNプロデューサーの先見の明というべきなのでしょうか・・・ね(^^; 今では最早、アニメであるとかないとかは関係無いですね。
 それにしても、演歌歌手である島倉千代子さんまで起用したというのには驚きますが(笑)

 しかし、個人的にはヤマトの歌=ささきいさお氏のイメージが強く、どの作品にも必ずささき氏の歌が採用されているのは、製作者側にもその思いがあったのでしょうね(^^)
2007.7.1 Sun 記
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