既刊タイトル
書 名 & 発 刊 日 プロット
吸血鬼ハンター”D” 吸血鬼バンパイアハンター”D”

1983.01.31
辺境の小村ランシルバに通じる街道で、“貴族の口づけ”を受けたドリスは、吸血鬼ハンターを探していた。西暦12090年、長らく人類の上に君臨してきた吸血鬼は、種としての滅びの時を迎えても、なお人類の畏怖の対象であり、吸血鬼ハンターは最高の技を持つ者に限られていた。そしてドリスが、ついに出会ったハンターの名は“D”旅人帽(トラベラーズ・ハット)を目深に被った美貌の青年だった。
風立ちて”D” 風立ちて”D”

1984.05.10
気象調整装置(ウェザー・コントローラー)の異常のせいか、長く厳しい冬に閉ざされる辺境の村ツェペシュの外れに、奇怪な丘があった。特殊な防衛機構が働いて村人の立ち入りを拒むこの丘の頂には、遥か昔、“貴族”の居城があった。長い歳月に蝕(むしば)まれ廃墟と化した城跡には、今尚、闇の世界を描いた美しい絵画と、膨大な機械装置群とが残されている。だが、“貴族”が何を夢見、何を実験していたか、そして十年前にこの城跡で行方不明になった四人の子供 ―─ 一ヶ月後に生還した三人とついに還らなかった一人の身に何があったのかも、すべては謎のままだった。丘は堅く人間を拒んだまま歳月が流れ、十年後、村は新たな恐怖に見舞われた。陽光の下を徘徊する吸血鬼の犠牲者が出始めたのだ。村はDを雇い、対決を要望した。
D ── 妖殺行 D−妖殺行

1985.07.31
“奴は娘をさらっていった。早く追うて取り戻してくれ。もはや奴らの仲間であれば・・・ひと思いに滅ぼしてしもうてくれ”―老人はDをかき口説いた。だが、疾走する六頭立てのの黒馬車の中で、少女は若き貴族によりそっていた。夜の世界でしか生きられぬ貴族と陽光の似合う人間の少女とが恋に落ち、憎悪と狩人の眼を逃れて星々の間に旅立とうと試みていたのだ。実を結ばぬかも知れぬ、悲しい恋の逃避行だった。追うハンターはD。そして、かつて星間航路の宇宙港のあったクレイボーン・ステイツに向かう貴族の馬車を、さらにもう一組のハンター、マーカス兄妹である。辺境の荒野に三つ巴の死闘が展開されようとしていた。
D ── 死街譚 D−死街譚

1986.01.31
毎時20qの巡航速度で辺境の大平原の上空を滑走するその「街」は、外部との接触を一切断った、限りなく平穏な移動街区であった。住民は、辺境の荒野に生きる人々がさらされる大自然の脅威とも、飢えとも、妖魔の跳梁とも無縁の生活を送っていた。だが「街」は今、重大な危機にさらされていた。「街」に吸血鬼が出現したのだ。依頼を受けて、Dは死臭のたちこめる「街」に入った。
夢なりし”D” 夢なりし”D”

1986.12.25
Dが村へ入ったとき、村人は困惑の中にも、見知った物に対する幾分かの親しみのまじる視線を彼に向けた。前の晩、すべての村人はDの夢を見ていた。ある者は憎しみに身を焦がしながら、一度も顔を合わせたことのない美しいDの夢を見たのだ。そしてDもまた、古びた館で開かれている舞踏会で、一人の少女が青い光を浴びて踊る夢を見ていた。少女は繰り返しDの夢に現れては、何かを語りかけるようだった。 Dは、その少女の名がシヴィルであることも、貴族の口づけを受けて三十年間眠りつづけていることも知らずに村に招かれ、村人は、Dの出現で平穏な村の生活が根底から覆される予感に怯えたのだった。そして、村へ入ったDを次々と刺客が襲った。
D ── 聖魔遍歴 D−聖魔遍歴

1988.03.05
辺境を内と外とに二分する砂漠は、“帰らざる砂漠”と呼ばれて恐れられている。外辺境の町から、夜も灼けつくその砂漠に、今しも足を踏み入れようとしている奇怪な一団があった。砂漠を通って内辺境のバーナバスの町に行くことを依頼されたD。八年前に貴族に誘拐された“隠されっ子”タエと、タエを救出して期日までに家族のもとへ送り届けようとしている“人探し”パイパー婆さん。それに、Dをつけ狙う、外辺境一の戦闘士と噂の高いビューロー兄弟、ビンゴとクレイである。様々な思惑を秘めた一行が砂漠に入るや否や、すぐさま怪異な現象が発生し、半透明の球体や黒い蝶の群れが襲いかかってきた。“帰らざる砂漠”と恐れられていたのは、厳しい自然条件のためではなかった。この砂漠は侵入者を選別し、捕獲し、使役する“意志を持つ”砂漠だったのである。
D ── 北海魔行 上 D−北海魔行 上

1988.10.31
一年前の夏、海から貴族が現れた夜に浜辺で拾った“珠”は、辺境の最北の漁村に住む姉妹の想像を遙かに超えた価値を持つものらしかった。姉の使いで、珠を売りにウーリンが町に出た時、珠を眼にした者は例外なく、あらゆる手段を用いてそれを奪い取ろうとするのだ。一度は危機を通りがかりのDに救われたものの、ウーリンはクローネンベルクの町の顔役ギリガンに、珠の由来を問いつめられた挙句、無残に殺されてしまった。死の間際の少女の願いで、Dは珠を持って少女の村フローレンスに向かった。
D ── 北海魔行 下 D−北海魔行 下

1988.12.30
凍てついた最北の海辺の村フローレンスに、待ち望んだ夏が訪れた。わずか一週間の夏。その束の間の歓びを噛みしめる村人の顔には、だが、どこか翳りと怯えが秘められていた。村のはずれには、かつて人間に暴虐の限りをつくした後、旅の男に滅ぼされ海に封じ込められたと言い伝えられる貴族、マインスター男爵の城跡がある。その伝説の貴族は、夏になると姿を現し、飢えを満たすのが常だったからだ。三人の若者が貴族の犠牲となった夏の第一日目、連合戦線を張った戦闘士らは、一気にDに襲いかかったのである。
D ── 昏い夜想曲 D−昏い夜想曲ノクターン

1992.01.31
D、3人の戦闘士、そしてライがアニスの村に着いた夜、20年ぶりに貴族の館に灯がともり、伝説の歌が流れ出た。かつて貴族が村人を招き寄せるために作ったという、聴く者の心を捉えて離さぬ魔性の歌が。表題作『D―昏い夜想曲』の他、『D―想秋譜』『D―戦鬼伝』の昼と夜二つの世界の狭間を歩むDの孤独な戦いを描く、3作品収録の中編集。
10
D ── 薔薇姫 D−薔薇姫

1994.01.30
薔薇に埋もれた城館に住む“姫”と呼ばれる貴族と、それに仕える忠節無比の四人の騎士は、妖物や天災から村を守る一方、命に背く村人を容赦なく惨殺して、長い年月、村を支配下に置いてきた。だが、時の流れはこの村にも貴族の支配に疑念を抱く若者を生み、それに対する姫の側の報復も凄惨の度を増した。そして、惨劇のさなか、Dが村に足を踏み入れた。
11
D ── 蒼白き堕天使1 D−蒼白き堕天使1

1994.07.30
旅のあいだは吸血を禁じるとの条件つきで、クラウハウゼンの村へ送ってほしいというバラージュ男爵の護衛依頼を、Dは承諾した。青いマントをまとったその美しい貴族は、西部辺境統制官である父を弑する旅に出るのだ。貴族と貴族を狩るハンター、本来なら到底あり得ぬ奇怪な組み合わせの一行は、間違いなく選りすぐりの刺客たちが待ち受ける危険な街道へと、歩を踏み出した。
12
D ── 蒼白き堕天使2 D−蒼白き堕天使2

1995.04.30
さらわれたヒュウを敵の手から奪い返せぬまま先を急ぐDの一行に、新たなるヴラドの刺客が襲いかかった。触れたものすべてを液化する黒い水を操る“闇将軍”である。指揮官ガリルが仕掛ける執拗な攻撃を凌ぐうちに、メイと女貴族ミスカとの間には奇妙な連帯感が芽生え、Dとバラージュ男爵の連携も力強さを増す。だが、後を絶たぬ刺客の波状攻撃の前にクラウハウゼンの村は遠い。
13
D ── 蒼白き堕天使3 D−蒼白き堕天使3

1995.11.15
ついに一行はクラウハウゼンの村に入った。Dは男爵を守り抜き、契約は果たされたのだ。Dと別れた男爵は、最後のそして最大の仕事をやり遂げるべく、己れの呪われた過去が秘められた父ヴラドの居城へと向かった。だがそこには、奇怪な老化学者カリオールに率いられた三人の刺客が待ち受けている。ヴラドの魔手は同時にDにも伸び、辺境の村で凄惨な戦いがはじまろうとしていた。
14
D ── 蒼白き堕天使4 D−蒼白き堕天使4

1996.03.30
苛烈(かれつ)な父と子の相克(そうこく)のドラマは、老学者カリオール、娼館の主ラグーンの思惑もからんで、混迷の度を増していた。緒戦に完敗したバラージュ男爵は、父を斃(たお)すためにミスカの体内の“破壊者”を我が身に呼び込もうと決意し、Dの力に脅えたヴラドは“山の民”に守られた山城に居を移そうとする。そして数次の戦いを経て、刺客たちがすべて死に絶えたとき、悲劇の最後の幕が上がった。
15
D ── 双影の騎士1 D−双影の騎士1

1996.11.30
「ムマへ行け」 ─── 死にゆく貴族が投げつけたこの呪詛(じゅそ)の言葉は、なぜかDの心を騒がせた。魔道士オリガを訪ねて、自らの中に封印された過去の記憶を掘り起こそうと試みた後、Dは狂ったように馬を飛ばして、とある辺境の村に向かった。だが、Dがあらわれたとき、その村・セドクでは、すでに異変がはじまっていた。常に己れを律し、孤独な夜の世界を歩んでなを揺るぎない最強の戦士・Dの存在を脅かすほどの異変が-。
16
D ── 双影の騎士2 D−双影の騎士2

1997.10.20
巨大な地下の実験場に戻ったDは、エネルギー源の“揺曳炉”の爆破を試みるが、貴族の超科学力を用いた防御装置に阻まれる。間一髪、炉は転移したのだ。恐らくはムマへ-。Dとミア、そして奇妙な共闘関係にある“にせD”は、青い刺客と戦い、神祖の老サイボーグ技術者ギイに問い質(ただ)し北の地にシューシャを訪ねて、ひたすらムマへの道を辿ろうとした。大いなる悲劇と二人のDの過去を秘めた、宿命の地を求めて。
17
D ── ダーク・ロード1 D−ダーク・ロード1

1999.03.31
かつて、南部辺境区で最悪最凶の貴族として恐れられたギャスケル将軍の領地に、Dはさしかかっていた。途中、“犠牲者”の村の生き残りのロザリアを拾ったり、輸送隊のメンバーと行を共にしたりするが、行く先々で、水死人の攻撃、人間消滅など、あまりにも怪異な出来事が連続してDを襲う。すべては、陽光の下で処刑されたはずのギャスケルの存在を暗示していた。果たして、彼は甦ったのか。それは―何故!?
18
D ── ダーク・ロード2 D−ダーク・ロード2

1999.06.10
史上最凶の貴族・ギャスケルのもとに招かれた客人たちは、その悪逆非道の残忍さでは彼にひけを取らない、一騎当千の貴族ばかりであった。彼らが新たに甦った理由は唯一つ、Dを斃すことにある。ギャスケルの移動領地に入ったDの一行に、死煙と恋針を操るローランサン夫人が、そして装甲甲冑に身を固めたゼノン公が襲いかかった。確実に屠り、撃退するDだが、陽光の下での相次ぐ戦いに激しい消耗を強いられていく。
19
D ── ダーク・ロード3 D−ダークロード3

1999.09.10
村の処刑場に仕掛けられた死の罠を打ち破り、輸送隊のメンバーを救出したDは、グレートヘン博士、ゼノン公ローランドと、襲いかかる刺客を続けざまに屠っていく。ここに至って、残りのメンバーでは到底Dを斃せぬと悟ったギャスケル大将軍は、自らが招いた刺客三人の生命と引き換えに、ある貴族の覚醒を図ることを決意した。最大の敵を迎えるDと、共に旅した五人の男女の運命は!?
20
D ── 邪王星団1 D−邪王星団1

2000.07.31
その比類なき富と力で“絶対貴族”と呼ばれ、その限りなき凶悪さゆえに“神祖”の手で宇宙空間に放逐されていたヴァルキュアが五千年ぶりに地球に帰還し、己れの追放劇にかかわった三人の貴族と、それに手を貸した人間への復讐を開始した。Dは、その中のひとりブロージュ男爵の抹殺を依頼されていたが、ひとまず矛(ほこ)を収め、彼とソムイの村へと向かう。標的となった母子をヴァルキアの七人の刺客から守るために。
21
D ── 邪王星団2 D−邪王星団2

2000.11.30
ガリオンの谷間でDを待ち受けていたのは、五千年の眠りから醒めた反陽子コンピュータ“シグマ”だった。Dはシグマが生み出す幻覚攻撃に耐えて人質の兄妹を救出するが、ブロージュ伯爵を失い、ミランダ公爵夫人も行方不明のままに終わる。兄妹を守って『砦』に向かう孤高のDに、シグマが生み出す新たなる刺客と、生き残ったヴァルキアの七人が渾然一体となって襲いかかった。
22
D ── 邪王星団3 D−邪王星団3

2001.02.28
苛烈な戦いを切り抜け、Dとブロージュ伯爵は、七人目の刺客スーラに連れ去られた兄妹を追ってラモアの砦を出た。標的たち、とりわけDを己の領土におびき寄せようとするヴァルキアの意図とは別に、刺客たちは容赦なく一行に襲いかかる。水妖ルシアンをDが、伝道師クールベをミランダが斃(たお)したものの、スーラを背後で操る新たな敵が出現した。キマという名のその刺客は、なぜかDをよく知る者のようであった。
23
D ── 邪王星団4 D−邪王星団4

2001.04.30
初めて本格的に刃を交えたとき、ヴァルキアはDを異空間に送り込み、その力を見極めようとした。五千年前、宇宙に放逐されたこの“絶対貴族”の想いは、いまや己れの操り人形と化したマシューとスー、そして致命傷を負わせた二人の貴族への復讐よりも、Dと、Dをこの世に送り出したものの方へ向けられているようであった。“神祖”の痕跡が刻み込まれた黒き鋼の大地で、最後の壮絶にして奇怪な戦いが始まった。
24
D ── 邪神砦 D−邪神砦

2001.12.30
貴族の“遊戯地”として恐れられている谷間に、『都』に向かう乗合の飛行車が不時着した。やくざ、酒場女、老夫婦、戦闘士、少年、そして、謎の“サクリ”とそれを護送する護送官ら二人。この奇妙な取り合わせの乗客たちは、死の谷間からの脱出の成否を居合わせたDに託したいと願った。しかし、Dがこの谷間を訪れた目的は、昔、神祖の軍と戦った貴族の砦を訪れることにある。果たして、前途に待つものは―──
25
D ── 妖兵街道 D−妖兵街道

2003.02.28
ボセージの町から今は廃墟と化した貴族の城へと延びるフローレンス街道に、かつて貴族がこしらえ、恐怖の的となっていた傭兵が甦り、住民を襲いはじめた。町は救出チームの派遣を決定し、Dと男女二人の戦闘士が依頼を受けて死の街道へ乗り出した。逃げ遅れた少女を拾い、巨漢の元貴族ハンターや強盗団のリーダーまでを巻きこみながら、奇妙な混成部隊は、傭兵の執拗な攻撃の中を貴族の廃城へ向かう。
26
D ── 魔戦抄 D−魔戦抄

2003.07.31
Dがジェネヴェの村に入った直後に戦いは始まった。潜入していた尖兵が吸血蝙蝠を放ち、擬似吸血鬼に率いられた“黒死団”の本体は村から50キロの地点にまで迫ったいた。狙いをつけられた村は、老練な村長と新参者の治安官の指揮の下、Dを雇い、流れ者の傭兵も可能な限り動員して、総力戦の態勢を整えようとした。だが、敵は単なる凶悪な無法集団ではなかった。真に恐るべき敵・擬似吸血鬼が、次第にその牙を剥きはじめたのだ。
27
D ── 血闘譜 D−血闘譜

2004.05.25
Dの眼前で五千年の眠りから覚醒したマキューラ男爵は、その容姿といい行動といい、従来の貴族の概念からは遠くかけ離れた珍妙な存在だった。だが彼は、彼自身がそうであるように、陽光の下で生きる貴族を創り出す方程式の解を手にした研究者であり、その研究材料として多くの人間を惨殺して告発された貴族でもあった。移動裁判所への護送の任務を負い、男爵と行動を共にすることになったDに、男爵への欲と恨みに駆られた多くの敵が襲いかかる。
28
D ── 白魔山 上 D−白魔山 上

2005.02.28
貴族が入った柩を「都」へ搬送中の飛行体が、シーラ山に不時着した。貴族の名はギルゼン。仲間の貴族でさえその存在を忌み、何重もの鎖を巻いた柩に収めて地底深くに封じたというほどの、悪鬼として名高い貴族だった。柩と貴族の回収を依頼されたDは、吹雪が荒れ狂う山に向かう。同行するのは、Dの意志に反して集まった、男女二人のハンター、女医とその護衛、父親を探す少年の面々。跳梁する妖物や山人を相手にしながら、苛烈な山行きが開始された。
29
D ── 白魔山 下 D−白魔山 下

2005.07.31
シーラ山の雪に閉ざされた山腹を突き破って出現した城の内部には、城主である最凶の貴族ギルゼン、彼を守護する騎士団と兵士の他にも、恐るべき存在がDを待ち受けていた。一万年前に不時着してギルゼンに捕獲され、吸血鬼と化した異星人である。ギルゼンは異星人の超技術を使って、己を含めた住人もろとも城を時の流れから切り離していたのだった。甦ったギルゼンの願いは“神祖”に対抗する野望の実現である。それにはDが必要だった。
30
D ── 狂戦士イリヤ D−狂戦士イリヤ

2007.01.
「彼は弟です。その勝負、譲ってください」。貴族の若い墓守と刃を交えようとしたDに懇願し、吸血鬼と化した弟を自らの手で屠った美貌の女戦士は、名をイリヤと言った。一家が貴族に襲われひとり生き延びたイリヤは、こうして呪われた存在となった兄弟を斃す旅をつづけているのだった。だが、平凡な娘としか見えぬのに卓越したハンターの技倆を持ち、優しさと非情さが混在するイリヤは、大きな謎を秘めているようにDには思えてならなかった。




愛 蔵 版
書 名 発刊日
愛蔵版/吸血鬼ハンター”D” 1992.10.15
愛蔵版/風立ちて”D” 1992.10.15
愛蔵版/D−妖殺行 1992.10.31
愛蔵版/D−死街譚 1992.11.30
愛蔵版/夢なりし”D” 1992.12.31
愛蔵版/D−聖魔遍歴 1993.01.31
愛蔵版/D−北海魔行 1993.03.01
愛蔵版/D−昏い夜想曲 1993.03.31