“前車の覆轍ふくてつは後車の戒め”、
世界征服を志す者としては、
先人達の失敗に学ばなければならない。
見よ、彼らの苦闘と受難の軌跡を!




ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行






ア行
悪魔大妖帝国
(勇者ライディーン)
一万数千年前、ムー帝国によって地底に封じ込まれていたが、大魔妖帝バラオの命の下、地上征服を目指して出現。化石獣を操るプリンス・シャーキンが倒れた後、巨烈獣を使う激怒巨烈、豪雷強烈が登場、やたらハデな攻撃をかけたが、内容がともなわずライディーンに敗れる。ガンテ、ドローメなどが魅力的だったが、ガンアシ、ガンメ、ガンクチビルなどは登場しなかった。残念。
アシャンティ
(幻夢戦記レダ)
目玉総統ゼルが支配する異次元世界。レダパワーを手に入れて、新世界ノア(現実世界のこと)へ侵入しようとするが、ゼルが年がいもなく女子高生に手を出して振られたため、敗れる。中年のくせに女子高生に言いよるなどとは不届きである。
アトランティス帝国
(ムーの白鯨)
帝王ザルゴンの支配する古代帝国。オリハルコンパワーの暴走で異次元に飛ばされていたが、惑星直列の影響で出現。地球征服をねらうが、撃たれれば撃たれるほど強くなるムーの白鯨に敗れる。国際世論に気がねするとは軟弱な。
アの国
(聖戦士ダンバイン)
ドレイク・ルフトの支配する、バイストン・ウェルの征服を狙う国。その軍勢がオーラ力によって地上に出現し、他にすることがないので地上征服を始める。動物の甲羅で作られ、中が空っぽのオーラバトラーで、地上の軍事技術者、設定マニアをパニックに陥れたが、ナの国の女王、シーラ・ラパーナによってバイストン・ウェルに戻される。
アルデバロン軍団
(宇宙戦士バルディオス)
放射能で母星を汚染されたS−1星人が、亜空間航行で見つけた地球を自分達の過去と知らずに、ガットラー総統に率いられて攻撃してくる。海が青いだけで別の星と思い込んでしまうのが情け無いが、バルディオスを破り、地球に勝ったはずだった事は、皆が知っているが誰も見ていない。
暗黒星団帝国
(ヤマトよ永遠に)
飛躍的に発達した科学文明の反作用で身体が衰え、脳以外は全て機械になっているため、健康的な地球人の肉体を求めて侵攻して来る。ヤマトを騙すために惑星を改造したり、ヤマトのフィルムを手に入れたりと、なかなか芸が細かいが、6人に1人は病人と言う時代に、健康な人間などそういるわけがない。万年寝不足に腰痛、運動不足のアニメ関係者や雑誌編集者などの身体を引き当てたら悲劇である。
暗黒ダザーン軍団
(UFO戦士ダイアポロン)
超エネルギー発生装置、エナルジーハートによる全宇宙征服を狙うダザーン総統が率いる軍団。引き金になるキーエナルジーを体内の持つタケシを追って地球に来るが、ガメツ、ヒドー、ジョケツらの幹部連と、兵士が合体、巨大化するメカ獣では、問答無用ロボダイアポロンに歯が立たず、敗れる。
暗黒ホラー軍団
(大空魔竜ガイキング)
遊星ゼーラの近くに発生したブラックホールから逃れるために開発されたコンピューター機械神、ダリウス大帝が作り上げた軍団。生みの親のゼーラ星人を逆に支配し、全銀河征服を目指して地球にやって来る。額に口がついているようなコンピューターを作るゼーラ星人も見上げたものだが、フェイスオープンをやってのけるガイキングを作った地球人の神経にはかなわなかった。
アンドロ軍団
(新造人間キャシャーン)
雷のショックで狂った公害処理用のロボットBK−1号が、自らをブライキングボスと名乗って組織したロボット軍団。人類征服を企むが、キャシャーンに阻止される。リーダーがキャシャーンの母親とも知らずに白鳥型ロボット、スワニーを可愛がっているようでは先は見えていた。ちなみにブライキングボスは葉巻を吸って耳から煙を出せる。雷のショックでスキ間が出来たのだろう。
イザール星
(マグネロボ ガ☆キーン)
イプシロン、ポーラス座のイザール星から200万年前に地球に飛来し、海底に潜んでいたが、氷河期が終わったために出現。合成獣によって攻撃をかけるが、ガ☆キーンに敗れる。イザール大帝を始め、ブレーン総司令、デバイス情報長官、コックロー地底将軍、スタッフィー海底将軍など、五体満足な奴が一人もいないという恐るべき軍団だった。
イバルダ軍団
(黄金戦士ゴールドライタン)
メカ次元の歪から生まれた悪の軍団。無限のメカ製造パワーを持つイバルダ大王の支配の下、地球上の全てのものをロボット化すべく攻撃してくるが、武闘派のウヨッカー、理論派のサヨッカー、秘書役のマンナッカーの三大幹部間のチームワークに欠けるところがあったためか、ゴールドライタンに敗れる。勝っていれば、太平洋からアメーバまで、あらゆる生物、物体がとらんすふぉ〜む≠キるメカ地球が出現していたに違いない。実に惜しい事をした。
インダストリア
(未来少年コナン)
超磁力兵器戦争によって地球に唯一残った科学技術を有する都市。太陽エネルギーの秘密を入手して世界征服を企むレプカに支配されていたが、コナンの脚力の前にうろたえて敗れる。
インビット
(機甲創世記モスピーダ)
元々は宇宙を流浪している種族で、たまたま地球に立ち寄ったため人類と交戦状態に陥る。それにしても、ちょっと立ち寄ったと言っておきながら、状況に適応進化してしまう節操のなさが情け無い。進化の失敗作だったはずの人間型に進化してしまっては何にもならないではないか。勝手にいなくなったので、モスピーダに負けたわけではない。
宇宙シンジケート
(超力ロボ ガラット)
グラッシュを親方とする宇宙土建屋集団。地球侵略に来たのだが、なりゆき上悪いドリアル星人の野望を阻止するはめになってしまった。部下を救うために自らを犠牲にしたグラッシュを他の首領共は見習うべきである。
エリート軍団
(惑星ロボ ダンガードA)
第十番惑星プロメテヘ、エリートだけが移住しようとするドップラー総統が、日本のプロメテ移住計画をつぶすため作った軍団。エリートらしかったのはトニー・ハーケンだけだったためか、次々と繰り出すメカサタンにまるで統一がなく、ど根性ロボダンガードAに敗れる。あの総統のパイプオルガンを毎日聞かされていては、工場技術者が何を作っているのか判らなくなるのも当然だろう。
エルダー星人
(宇宙大帝ゴッドシグマ)
未来の地球との戦いで苦戦を強いられた為、過去へタイムトラベルし、苦戦の原因となったトリニティエネルギーを狙うが、ゴッドシグマに敗れる。未来から来て負けるとは情け無い話だ。トリニティエネルギーは発見されたが、ゴッドシグマがまだ完成していない頃に戻ればよかったのに。
鬼 族
(うる星やつら)
する事がないので地球侵略に来襲。人もあろうに、先天性欲情魔に鬼ごっこを挑み、その並外れた生殖本能の前に敗れる。以後、地球は幸運の連鎖に入り、無数の異星人、妖怪etc.の乱舞する宇宙のお祭り広場と化した。しかし、進級の日は意外と近いかもしれない。心すべし。






カ行
ガイゾック
(無敵超人ザンボット3)
宇宙の平和を乱す悪しき文明を根絶やしにするプログラムによって作動するコンピュータードール率いる戦闘集団。もったいぶって目的を明かさなかったため、神ファミリーを迫害する地球人を味方に出来ず、ザンボット3に敗れる。悪しき文明とは神ファミリーだけである、と言っておけば後は何とでもなったはずなのだが・・・。
海賊ギルド
(劇場版コブラ)
宇宙海賊の互助共済組合。ミロス星の秘宝を狙ったクリスタルボーイはコブラに敗れたが、本体は無傷、再起を望みたい。しかし、宇宙を支配してしまったら、海賊が海賊でなくなってしまうような気がする。一体どうするのだろう。
ガイラー星人
(空爆ロボ グロイザーX)
帝王ゲルドンの支配の下、北極に秘密基地を作り空爆ロボを使って地球征服に乗り出す。しかし、最強の空爆ロボグロイザーXが地球側の手にある事は知っているはずなのに、並の空爆ロボで勝てるつもりだったのだろうか?
GAIL
(巨神ゴーグ)
オウストラル島に隠された異性文明の技術を独占して、世界経済を支配しようとしたコングロマリット(複合巨大企業)。後継ぎがロッドでは、そのくらいの強味がないと生き残れないだろうというロイ会長の親心が裏目に出て元も子もなくしてしまった。身びいきは破滅の元である。
ガトランティス帝国
(さらば宇宙戦艦ヤマト)
進路を阻む物をすべて破壊し続けてきた、宇宙のブルドーザー帝国。彗星の中に都市があり、都市の中に巨大戦艦があるという、ラッキョウ式防衛体制が売り物。ヤマトが波動砲を撃たずに順々にむいていけば、しまいには三輪車に乗ってライフルを構えたズォーダー大帝が出現し、更に大帝の中には・・・。
ガミラス星人
(宇宙戦艦ヤマト)
星としての寿命が尽きかけた母星を捨て、14万8千光年離れた地球は移住すべく、デスラー総統の指揮の下、遊星爆弾で攻撃してくる。放射能で汚染されていないと生きられず、気分によって肌の色を変えたり、宇宙空間でマントをなびかせたりと、様々な芸を持っていた。戦いに敗れ、一人で宇宙を流れていったくせに、数年後にはガルマン・ガミラス星間帝国を築き上げてしまったデスラーのしぶとさとガミラス人の繁殖力には敬服する。
カリオストロ公国
(ルパン三世
カリオストロの城)
本物と見分けがつかないほど精巧な偽札によって、世界経済を裏から支配していたヨーロッパの小国。お姫様が泥棒になりたがったため、敗れる。キャッシュレス時代にどう対応するつもりだったのか、今もって謎である。
ガルラ帝国
(百獣王ゴライオン)
全宇宙を支配しようとするダイバザール大帝王が君臨する星間帝国。地球を含めて殆どの星を支配下に置いたが、ゴライオンによって敗れる。第一話の悪逆無道ぶりは迫力だったが、最終話で滅びた時喜んでいたのは僅か数百人だった。大多数の民衆は心密かに支持していたのではなかろうか?
機械の世界
(クリーミーマミ
LONG-GOODBYE)
人間の世界と衝突しそうになったため、宇宙の意志によって選ばれたマミロイド(オーラ)とメグミロイド(シータ)が、人間の代表と戦うが敗れる。予算がもう少しあれば、ユウロイドやアイロイドも出演できた筈である。立花社長の経営手腕のなさが惜しまれる。
ギシン星人
(六神合体ゴッドマーズ)
地球侵略を狙って、反陽子爆弾内蔵のロボットを送りこむが、起爆装置が寝返ったため敗れる。それにしても、潜入した女スパイを、隊員の婚約者だと言われて通してしまう門番を採用したり、一度負ければ地球が破壊されてしまうパイロットに、全てを任せているような地球防衛軍になぜ勝てなかったのだろう?不思議だ。
ギャラクター
(科学忍者隊ガッチャマン)
国際科学技術庁が開発中のマントルエネルギーを奪おうとして攻撃してくる。三度にわたって復活したという秘密結社の鑑 ─── と言うのは表向き、実は宇宙から飛来した謎の総裁Xに操られていただけというのが悲しい。現場の実情を知らないボスと、無能な平サラリーマン戦闘員の板ばさみにあってひたすら苦悩する中間管理職の姿は涙なくしては見られなかった。
キャンベル星人
(超電磁ロボコンバトラーV)
遥か古代から地球を支配下に置く準備をし、奴隷獣を使う大将軍ガルーダマグマ獣を使う女帝ジャネラなどを送り込みながら、コンバトラ−Vとの戦いで旗色が悪くなると我々は平和主義者だ≠ネどと称してクーデターを起こし、ロボットと一部の強硬派に戦争責任を押し付けてしまった。
恐竜帝国
(ゲッターロボ)
中生代白亜紀の終わりに地球へ降り注いだゲッター線を避けるため、地中に潜んでいたの爬虫人類が、メカザウルスを使って再び地上を征服しようとした。どうして阿保なゴールがエライ帝王なのか幼な心にも不思議だったが原作では部下に見捨てられ、TVでは大帝ユラーの傀儡でしかなかったのを見て納得してしまった。ゲッターロボに勝てる訳がない。
クトゥルフ
(戦え!イクサー1)
地球侵略を狙う美少女異星人。寄生生物ヌグゥエンデルツェや巨大ロボット、ディロスθ(シータ)で攻撃するが、イクサーロボに敗れる。ヌグゥエンデルツェなど出さずに、最初からセピアやコバルトが来れば地球は戦わずして降伏したであろうに。
グルンワルド
(太陽の王子
ホルスの大冒険)
人々を分断し、人間らしさを奪って、氷と暗黒の世界を作ろうとした悪魔雪狼や氷マンモスなどの配下も魅力的だったが、何といっても白眉はヒルダであろう。あんな素晴らしい妹がいるのに、世界まで望むというのは欲が深すぎる。
クロダコブラザーズ
(とんでも戦士ムテキング)
H・G・ウェルズを創始とする由緒正しいスタイルの異星人。地球文化を深く研究した上で作戦を立て、攻めてくるが、ほとんど何も考えていないムテキングを相手にしたため負けてしまった。
幻 魔
(劇場版 幻魔大戦)
この世に存在するものは全て破壊する超存在。東京を砂場にしたりニューヨークでミートボールを作ったりしていたが、下っ端になるほどやる事がセコイ。この分では最下層の幻魔は自動販売機に毒入りドリンクを置いているに違いない。
古代帝国サゾリオン
(超合体魔術ロボ
ギンガイザー)
二万年前に平和的な種族プラズマンに敗れた後、現代に復活。帝王カインダークの指揮の下、氷づけになっていた蘇生獣を解凍して送り込んでくるが冷凍モノは今ひとつ活きが悪くギンガイザーに敗れる。ぢだいはぱあしゃる!
ゴブリン一族
(魔境伝説アクロバンチ)
遥か古代に地中に追いやられ、人類とは別の進化を遂げた種族。地上復帰のため大秘宝クワスチカを探し求めるが、手掛かりとなった古代遺跡をことごとく破壊し続けたアクロバンチに遅れをとり、敗れる。
ゴルテウス
(超人戦隊バラタック)
親善のためにシャイザック星から派遣され、勝手に地球征服を始めるが、冗談の通じない部下と、バラタックチームのために敗れる。世の中で冗談の通じない奴ほど始末におえないものはない。ハイドロブレーザーはエネルギー体で魔球ではない、と文句をつけてきた君、君の事だヨ。
コンギスター軍団
(合身戦隊メカンダーロボ)
公害によって汚染されて意志を持ったヘドロが、へドロン皇帝を名乗ってガニメデ星を征服し、女王をサイボーグに改造して地球侵略の指揮をとらせた。こんな軍団にほとんど征服されてしまった地球人は恥じるべきである。メカンダーロボが合体するたびにキラー衛星から発射されたオメガミサイルは遂に一発も命中しなかった。あの不発弾はどうなったのだろう。






サ行
ザール星間連合軍
(未来ロボ ダルタニアス)
銀河系の完全征服を目指す軍団で、僅か三ヶ月の戦いで地球を占領してしまったのは見事だが、多数の惑星の連合であるため、幹部は植物人間だったり、ケイ素人間だったりと、戦うビックリ人間大集合の様相を呈していた。人種差別を感じさせない辺りなかなか民主的な組織だが、総司令官のクロッペンがクローン人間だと判った途端手のひらを返したように離反してしまったのが不思議である。昆虫人間や魚人間とクローン人間がどれほど違うというのだろう?人型であろうと、まるで気にせずに合体したダルタニアスを見習うべきである。
ザブーム星人
(忍者戦士 飛影)
闘争がなくなった為に弱った生殖本能を回復しようと攻撃してきた、宇宙の諸星あたる軍団。ぜひ飛影に勝って、復活した生殖本能の成果を見せてもらいたいものである。
ジオン公国
(機動戦士ガンダム)
地球連邦軍に対し、新兵器モビルスーツを使って独立戦争を挑んだが、子供達の出来の悪さに絶望した公王がやる気を無くしたため敗れる。
邪魔台帝国
(鋼鉄ジーグ)
異次元科学を我が物とした女王ヒミカに率いられ、銅鐸の謎を解き明かして世界を征服するために、イキマ、ミマシ、アマソの三将軍が、移動要塞ヤマタノオロチハニワ幻人で攻撃してくる。本気で相手になってくれたジーグに感謝すべきだろう。
世界ギャング連合
(8マン)
ナイフで串刺しにされた地球をマークにした、世界中の犯罪者の互助組合。黒背広に黒眼鏡でマシンガンを持った戦闘員が、各国の正規軍と渡り合う姿は目に焼きついているが、8マンに敗れる。
ゼントラーディ人
(超時空要塞マクロス)
50万年間戦争を続けてきた巨人族。図体の割には初心(うぶ)だったため、歌謡曲を聞いただけで敗れる。ぜひく○い○レ○ンを見せたかった。
ゾ ア
(サイボーグ009
超銀河伝説)
三人人組で一つの精神を持つ異星人 ── あ、あれはゾル(超時空騎団サザンクロス)か。確かサイボーグ009達に負けた宇宙の帝王がこんな名前だったような気がするが自信が無い。






タ行
地下帝国
(マジンガーZ)
ナチスドイツの天才科学者、ドクター・ヘルが、バードス島で発見した古代ミケーネ帝国の文化遺産を利用して作り上げた帝国。ミケーネの巨大ロボットを改造した機械獣軍団で、光子力エネルギーを奪うために攻撃をかけて来る。鉄仮面軍団を指揮するあしゅら男爵、鉄十字軍団を指揮するブロッケン伯爵など、ユニーク ── すぎる ── 人材も豊富だったが、マジンガーZに敗れる。ドクター・ヘルが、なぜ、まともな巨人ロボットをわざわざ機械獣にしたり、ミケーネ人の夫婦のミイラを合体蘇生させてあしゅら男爵を作ったりする異常性格者になったかは、桜田吾作のマンガ版に詳しい。─── しかし、あしゅら男爵の下半身はどうなっているのだろう?
地底魔人国ジゴクダー
(ゴワッパー5 ゴーダム)
突然変異によって意識を持ったアメーバがジゴクダー皇帝を名乗り、人類を滅ぼして地上に君臨しようとしたが、子供達の操縦するゴーダムに敗れる。戦闘員が砂から作られたネンドロイドで、体に穴があくと砂が吹き出て死んでしまうのではどうしようもない。砂ではジャリに勝てない。
ディンギル帝国
(宇宙戦艦ヤマト完結編)
人類と祖先を同じくする種族だが、水の惑星アクエリアスによって母星が水浸しになってしまったため、地球を侵略しようとした。その科学力では宇宙航行は可能でも海上都市は作れないらしい。ひょっとしたら只のカナヅチかもしれない。「女、子供はいらぬ」という名言を吐くが、女、子供なしでどんな国を作るのだろうか?あまり想像したくない話である。
デーモン族
(デビルマン)
過去に地球を支配していた種族で、氷河期が来たためヒマラヤ山中の氷河で眠りについていたが、魔王ゼノンの指揮の下、再び甦った。一万とも二万とも言われる妖獣がいるはずなのに一度に一頭しか出現しないため、裏切り者のデビルマンに敗れる。多分、氷河の上流からず〜〜〜っと一列になって冬眠しているので、氷河の河口(?)では一頭づつしか目覚めさせられないのではなかろうか?
デストロン軍団
(戦え!!超ロボット生命体
トランスフォーマー)
破壊大帝デストロン率いる軍団で、地球のエネルギー資源を奪い尽くそうとして、コンボイ指令率いるサイバトロン軍団と戦っている。武器や兵器から変形するが、相手が車から変形する以上、道路標識や信号に変形した方が有利なはずである。一考を望みたい。
ドクーガグループ
(戦国魔人ゴーショーグン)
ビムラーエネルギーを奪取して大宇宙の支配を目指す秘密 ── ではないな ── 結社。世界の裏表両面に大きな力を持ち、国の一つや二つは簡単に滅ぼせる。親分のネオネロスは一万年に渡って人類の闇の部分を支配してきた謎の存在だが、メカフェチの子供に丸め込まれたメカニズムの反乱によって消滅した。これで人類の歴史もつまらなくなるだろう。
ドクター・マシリト
(Dr.スランプ アラレちゃん)
センベエ博士のライバルで、キャラメルマンシリーズ、モビルスーツ・リブギコ等の発明者。全く同じ設計でありながら、オボッチャマンの方がアラレよりもはるかに優秀なロボットになった事からも判る通り、能力は優れているのだが、世界征服の第一歩としてペンギン村に攻撃をかける癖があり、その度につまづいている。






閑話休題
ここでクイズを楽しんでください。

○問1 左の異星人が負けた相手を右から選べ。
デリンジャー アストロガンガー
デスキュラ星人 レイズナー
イデリア星人 ロビン
ジャーク星人 0テスター
パルタ星人 レザリオン
インベム星人 ブルーノア
グラドス星人 アルベガス
ブラスター星人 ドルバック
ゴドム星人 ビスマルク
アーマノイド星人 10 ガイスラッガー

○問2 地球の酸素を奪いに来たのはどの星人か?

○問3 一度征服に成功し、再び来襲した異星人はどれか?

○問4 地球の反乱軍を乗っ取ったのはどの異星人か?

答えは一番下にあります。






ナ行
ナゾー
(黄金バット)
ろ〜んぷろぞ〜、コーモリさんコーモリさん、ワハハハハ、おしまい。
ナチス同盟
(ビッグX)
ナチス帝国の復興を図る秘密結社。V3号の秘密を探るために、総統のハンス・エンゲルが変装して朝雲昭の学校にもぐり込んだり、喫茶店で待ち伏せしたりしていたため、ビッグXに敗れる。── と書いても誰も知らんだろうなあ。
ヌビア・コネクション
(銀河旋風ブライガー)
元は犯罪組織だったが、カーメン・カーメン率いるヌビア教徒に乗っ取られてヌビア教団に発展し、木星を太陽化して新惑星系を作り上げる。自分で世界を作ってしまったのだからわざわざ征服などする必要は無いのである。彼らに比べればJ9などは雑魚に過ぎない。
ネクライム
(未来警察ウラシマン)
ウラシマンと共に未来に飛ばされたフューラーが作った犯罪組織。影武者アンドロイドとゲートボールに興じるフューラーの姿は、全てを手に入れた者の孤独を感じさせ涙を誘ったが、その人間味が仇となり、配下のルードビッヒに乗っ取られる。彼はまだ負けていない。






ハ行
バーム星人
(闘将ダイモス)
地球から90光年離れたアルゴール星系にあった母星が滅びた為、都市惑星小バームを作り脱出、太陽系へやって来る。地球への移住をめぐる路線対立の結果、実験を握ったオルバン大元帥の命を受けた、リヒテル指揮の下、メカ戦士で攻撃してくるが、ダイモスと和平勢力の前に敗れる。有翼人だが、羽根を巻き込むとレントゲンでも地球人と区別がつかない。
パンサークロー
(キューティーハニー)
女性だけの犯罪組織。世界中の宝石や美術品を手に入れるために、如月博士が発明した空中元素固定装置を奪取すべく、首領パンサー・ゾラの指揮の下、日本支部長シスター・ジルは次々とアンドロイドを送りこむが、キューティハニーに敗れる。空中元素固定装置で楽に宝石が作れるなら、価値など無くなってしまうのに、女はバカだなぁ ─── などと思ってはいけない。そうなっては困るから、独占したかったのだ。あの御面相では男も寄りつかず、宝石だけが唯一の心の差さえだったに違いない。哀れな話だなぁ。
百鬼帝国
(ゲッターロボG)
人類の知らないところで独自の文化を築き上げていた鬼族の帝国。ブライ大帝に率いられ、ゲッター線増幅装置を奪取すべく攻撃してくるが、ゲッターロボGに敗れる。鬼であることにプライドを持ち、必殺、百鬼どこでも要塞から出撃してくるメカ百鬼は全て搭乗者の容姿に似せて作られていた。見習いたいものである。
ブラックゴースト団
(サイボーグ009)
世界中に紛争の火をつけて回っている、国際八百屋お七団。征服して支配するより、各国に戦争させておいて儲けた方がよっぽど楽だと気づいた死の商人達が、生みの親。送り出すサイボーグが個人プレーに走ったため、チームワークに勝る009達に敗れ ─── てはいない。戦争の火の手があるところ、必ず彼らは暗躍しているのだ。
ブラック・デモン
(超スーパーカー
ガッタイガー)
世界征服のために、田渕博士が残した超レーシングカー、ガッタイガーに使われている太陽エネルギーを狙って挑戦してくる。モータースポーツを通じて世界征服を狙うという、常人では考え及ばない発想もスゴイが、正体不明の動力を使ったレーシングカーの出走を認めるレース主催者はもっとスゴイ。
ベガ星連合軍
(UFOロボ
グレンダイザー)
全宇宙の完全支配を目指すベガ大王が率いる軍団。崩壊したベガ星のかわりに地球を第二の故郷と決め、月面に作った基地スカルムーンから攻撃をかけてくる。しかし、発進する時にわざわざ月を赤くしてみたり、主要兵器の円盤獣やベガ獣にギバギバとかブイブイズメズメなどという情け無い名前をつけて平気だったためか、グレンダイザーに破れる。
ボアザン帝国
(超電磁マシーン
ボルテスV)
第124代皇帝、ル・ザンジバルに率いられ、その香り高き文化を宇宙の隅々まで及ぼすため、まず辺境の星地球の征服を目指す。この征服理由に全く疑問を持たず、獣士を次々と送り出す地球征服軍司令官プリンス・ハイネルの精神構造が頼もしいが、ボルテスVと労奴階級の反乱の前に敗れる。詳しくはゆうきまさみ著・ぱろでぃわあるど「ど貴族物語」参照の事。結局、「専制国家は民主国家には勝てない=セオドア・ルーズベルト」ということだろう。






マ行
マーダル帝国
(機甲界ガリアン)
母星ランプレートの停滞した精神文明を覚醒させるため、惑星アーストに追放されたマーダルが、第一期アースト文明の遺産である機甲兵を使って作り上げた帝国。ガリアンと、高度文明連合のイレイザーによって敗れる。マーダル曰く、生命とは闘争である ─── その通りだ!
マドクター
(闘士ゴーディアン)
脳だけの存在である毒魔大帝に支配されるドグマ星人の子孫。ビッグカタストロフから逃れるために地球人と生存権をかけて争うが、超宇宙の意志に排除される。泣く子と宇宙の意志には勝てない。
マーフィ・パイレーツ
(劇場版クラッシャージョウ)
Dr.バルボアの開発した新型ワープ装置により、宇宙を支配しようとした宇宙海賊。ボスのマーフィに人を見る目が無く、性格破綻者ばかりを幹部にしたため、クラッシャージョウに敗れる。
マゾーン
(宇宙海賊
キャプテンハーロック)
女王ラフレシアに率いられ、無気力化した地球の領有を宣言した異星人。紙のように燃える美女形の植物人間で、本来地球が発祥の地らしいが、ラフレシアだけは赤い血が流れていたので動物だと思われる。最後のセリフからすると類人猿かもしれない。宇宙にドクロの旗をなびかせられるキャプテンハーロックの前に敗れる。
ミケーネ帝国
(グレートマジンガー)
闇の帝王が支配する地下帝国。三千年前の天変地異で地下に閉じ込められていたが、利用していたドクター・ヘルがマジンガーZに敗れたため、攻撃に出、グレートマジンガーの前に敗れる。総司令官の暗黒大将軍や後任の地獄大元帥(生き返ったドクター・ヘル)、諜報軍を指揮するアルゴス長官やヤヌス侯爵、ミケーネ人の脳を移植した戦闘獣を指揮する七大将軍など、凄まじい人材に溢れていた。これらの幹部連中は胸などに人間の時の顔をつけた巨大ロボットに改造されている。手下だけに辛い思いはさせないという心意気には背筋が寒くなる思いである。
メガノイド
(無敵鋼人ダイターン3)
破嵐創造博士が宇宙用に火星で開発したサイボーグ。ドン・サウザーの指揮によって反乱を起こし、支配下に置いた火星から、全人類のメガノイド化を目指して攻撃してくる。巨大化してメガボーグになるコマンダーが、人間だった頃のしがらみから抜け出せない、戦う人間劇場だったため、ダイターン3に敗れる。
モグール帝国
(ブロッカー軍団
マシーンブラスター)
爆発してしまった太陽系第五惑星を脱出して地球の海底に移住していたモグール人の作った国。サンレスマスクの開発によって太陽光線に弱いという弱点を克服できたので、女王ヘルクィーンの指揮の下、カイブッダー・ロボットによって地上侵略を開始するが、ブロッカー軍団によって敗れる。しかし、ボスパルダーをコントロールしていた飛鳥天平はモグール人のはずなのに白昼堂々と戦っていたではないか、根性が足りん!






ヤ行
妖魔帝国ガラダイン
(サイコアーマー
ゴーバリアン)
ガラダイン皇帝が、自分の趣味で作ったペット(サイコチャイルド)に贈るプレゼントとして、地球を手に入れようと攻撃してきたが、ゴーバリアンに敗れる。ペットのために公団住宅から追い出される時代にゼイタクを言うからだ。






ラ行
レディ・カーン
(劇場版 超人ロック)
超能力者を集めて全宇宙を支配しようとしたが、集まったのは無能力者ばかりだったので超人ロックに敗れる。
竜魔帝国
(鋼鉄ジーグ)
邪魔台王国の後を受けてロボット獣でジーグに挑戦、敗れる。ヒミカの印象が強すぎたので、どんな連中だったかはほとんど記憶されていない可哀想な帝国。
ロボット帝国
(無敵ロボトライダーG7)
巨大コンピュータ、ジグマの支配するロボットの惑星ガバールにあり、全宇宙征服の一部として、銀河系方面司令官ザクロンの命の下、太陽系担当のオンドロン・ユニバーサルはメカロボットを使って地球のエネルギー源を破壊し、混乱に陥れようとするが、トライダーG7が会社の金庫を守ったため、ついでに敗れ去る。社員4人の零細企業に負けた史上最弱の帝国である、情け無い。
ロボットマフィア
(太陽の使者 鉄人28号)
ブランチを首領として太陽エネルギーを奪取するため各種ロボットで攻撃してくるが、鉄人28号に敗れる。瞬間移動ができるロボットがあるなら、正太郎の上に出現すればいいのに、と思ったのは私だけではあるまい。






ワ行
ワルダスター
(宇宙の騎士テッカマン)
宇宙大帝ドブライに取り込まれた様々な異星人で構成され、気分はほとんど巡回動物園だったが、身体にイバラを巻きつけて変身する戦う大道芸人、テッカマンの前には影が薄かった。











閑話休題 クイズの答え
○問1
デリンジャー アルベガス
デスキュラ星人 ビスマルク
イデリア星人 ドルバック
ジャーク星人 レザリオン
パルタ星人 ロビン
インベム星人 ガイスラッガー
グラドス星人 レイズナー
ブラスター星人 アストロガンガード
ゴドム星人 ブルーノア
アーマノイド星人 10 0テスター

○問2 8 ゴドム星人(宇宙空母ブルーノア)

○問3 6 インベム星人(ガイスラッガー)

○問4 4 ジャーク星人(ビデオ戦士レザリオン)

皆さん、解かりましたか。






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