必殺仕掛人
オープニング&エンディング
作:早坂 暁     語り:睦 五朗
 E
オープニング(第9話のみ)
作:早坂 暁     語り:睦 五朗
はらせぬ恨みをはらし
許せぬ人でなしを消す
いずれも人知れず
仕掛けて仕損じなし
人呼んで仕掛人
ただしこの稼業
江戸職業づくしには載っていない
はらせぬ恨みをはらします
許せぬ人でなしを消します
いずれも人知れず
仕掛けて仕損じなし
人呼んで仕掛人
ただしこの稼業
江戸職業づくしには載っていない





















 
必殺仕置人
オープニング
作:早坂 暁   語り:芥川隆行
のさばる悪を なんとする
天の裁きは 待ってはおれぬ
この世の正義も あてにはならぬ
闇に裁いて 仕置する
南無阿弥陀仏
エンディング
作:野上龍雄   語り:芥川隆行
仕置き
法によって処刑することを江戸時代こう呼んだ
しかし ここに言う仕置人とは
法の網をくぐってはびこる悪を裁く闇の処刑人のことである
ただし この存在を証明する記録古文書の類は
一切残っていない





















 
助け人走る
オープニング
作:早坂 暁   語り:山崎 努
どこかで誰かが泣いている
誰が助けてくれようか
この世は人情紙風船
耳をすませた奴は誰
泣き声めざして走る影
この世は闇の 助け人
エンディング
作:早坂 暁   語り:山崎 努
助け人の存在を証明する記録は何も現存していない
ただ 江戸の庶民たちは彼等を義賊という名で
あるいは世直しという名で密かに語りつづけた
伝えられる闇の助け人の総数二十六人





















 
暗闇仕留人
オープニング&エンディング
作:池田雅延     語り:芥川隆行
黒船このかた 泣きの涙に捨て処なく
江戸は均しく 針地獄の様 呈しおり候
尽きせぬこの世の怨み一切
如何様なりとも始末の儀
請負い申し 万に一つも しくじり有るまじく候
但し 右の条々 闇の稼業の定め書き
口外法度の 仕留人





















 
必殺必中 仕事屋稼業
オープニング
作:早坂 暁  語り:藤田まこと
エンディング(第一話のみ)
作:早坂 暁  語り:藤田まこと
金に生きるは下品にすぎる
恋に生きるは切なすぎる
出世に生きるはくたびれる
とかくこの世は一天地六
命ぎりぎり勝負をかける
仕事はよろず引き受けましょう
大小 遠近 男女は問わず
委細面談 仕事屋稼業
どうせあの世も地獄ときめた
命がっさい勝負にかけて
燃えてみようか仕事屋稼業
ようござんすね ようござんすね
勝負!





















 
必殺仕置屋稼業
オープニング
作:早坂 暁     語り:草笛光子
一筆啓上 火の用心
こんち日柄もよいようで
あなたのお命もらいます
人のお命いただくからは
いずれ私も地獄道
右手に刃を握っていても
にわか仕込みの南無阿弥陀仏
まずはこれまで
あらあらかしこ





















 
必殺仕業人
オープニング
作:早坂 暁     語り:宇崎竜童
あんた この世をどう思う
どおってことねえか
あんた それでも生きてんの
この世の川を見てごらんな
石が流れて木の葉が沈む
いけねぇなあ 面白いかい
あんた 死んだふりはよそうぜ
やっぱり木の葉はピラピラ流れて欲しいんだよ
石ころはジョボンと沈んでもらいてぇんだよ
おい あんた聞いてんの 聞いてんのかよ・・・
あら もう死んでやがら
あ〜 菜っ葉ばかり食ってやがったからなぁ





















 
必殺からくり人 
オープニング
作:早坂 暁
語り:山田五十鈴 芦屋雁之助 ジュディ・オング 森田健作 緒形 拳
  (山田) 雨が降ったら傘をさす
  (芦屋) 辛い話は胸をさす
(ジュディ) 娘十八 紅をさす
  (森田) 魔がさす 棹さす 将棋さす
  (緒方) 世間の人は指をさす
  (山田) 許せぬ悪に
  (緒方) とどめ刺す





















 
必殺からくり人 血風編
オープニング
作:早坂 暁     語り:芥川隆行
さよならだけが人生か
それならこんちは何なのさ
きのう勤皇 きょう佐幕
きのうホントで きょうはウソ
雨は降る降る血の雨が
人の情けは泥まみれ
あした天気になぁれ





















 

 
新・必殺仕置人
オープニング
作:早坂 暁 野上龍雄     語り:芥川隆行
のさばる悪を なんとする
天の裁きは 待ってはおれぬ
この世の正義も あてにはならぬ
闇に裁いて 仕置する
南無阿弥陀仏
エンディング
作:野上龍雄   語り:芥川隆行
仕置き
法によって処刑することを江戸時代こう呼んだ
しかし ここに言う仕置人とは
法の網をくぐってはびこる悪を裁く闇の処刑人のことである
ただし この存在を証明する記録古文書の類は
一切残っていない





















 
新・必殺からくり人 東海道五十三次殺し旅
オープニング
作:早坂 暁     語り:緒方 拳
人の一生は旅に似ているといいますが
ほんとにそうでございますねぇ
わたくし安藤広重が旅を描きました東海道五十三次
綺麗ばかりで少しも人の溜息が聞こえてこないとか・・・
そんなことはございません
一枚一枚にせっぱつまった怨みとつらみ
つまりは殺してもらいたい人間をそっと描き込んである仕掛け・・・
お艶さん よっくご覧の上 東海道五十三次殺し旅
よろしくお願い致します





















 
江戸プロフェッショナル 必殺商売人
オープニング
作:早坂 暁     語り:桜田淳子
春には春の花が咲き
秋には秋の花が咲く
わたしの花は何んの色
咲くならそっとスミレ色
目立たぬように咲きましょう
目立てば誰かが手折ります
手折られ花は怨み花
涙色した風下さい
涙色した水下さい





















 
必殺からくり人 富嶽百景殺し旅
オープニング
作:早坂 暁     語り:吉田日出子
神や仏がいなさって
悪を罰して下さると
小さいときに聞きました
それはやさしい慰めと
大きくなって知りました
やさしさ頼りに生きてはきたが
やさしさだけでは生きては行けぬ
早く来てくれ からくり人





















 
翔ベ!必殺うら殺し
オープニング
作:早坂 暁
語り:藤田まことor野島一郎
エンディング
作:早坂 暁 野上龍雄   語り:野島一郎
二つの眼を閉じてはならぬ
この世のものとも思われぬ
この世の出来事見るがいい
神の怒りか 仏の慈悲か
怨みが呼んだか 摩訶不思議
泣き顔見捨てておかりょうか
一太刀浴びせて 一供養
二太刀浴びせて 二供養
合点承知の 必殺供養
超自然現象
それを証明する多くの伝承が
古来より東西にわたって
受け継がれている
この一行はこれからもこの様な
未知の世界への旅を続けるであろう
たとえ
あなたが信じようと 信じまいと





















 
必殺仕事人
オープニング
作:早坂 暁     語り:芥川隆行&藤田まこと
一かけ 二かけ 三かけて
仕掛けて殺して日が暮れて
橋の欄干腰下ろし 遥か向こうを眺むれば
この世は辛いことばかり
片手に線香 花を持ち
おっさん おっさん どこ行くの
あたしは必殺仕事人 中村主水と申します

(藤田)「それで今日は、どこのどいつを殺ってくれとおっしゃるんで?」





















 
必殺仕舞人
オープニング
作:工藤栄一 山内久司
     語り:中条きよし
箱根八里は馬でも越すが
越すに越されぬこの世の峠
西が曇れば涙雨
東が曇ればうらみ雨
どうせこの世は生き地獄
かわって晴らそう女の涙
この世の苦しみ 仕舞人





















 
新・必殺仕事人
オープニング
作:山内久司     語り:古今亭志ん朝
世の中は 行くな 戻るな 居座るな
寝るな 起きるな 立つな 座るな
生麦 生米 生たまご
どじょうニョロニョロ 三ニョロニョロ
合わせてニョロニョロ 六ニョロニョロ
しっぽ押さえりゃ 頭が逃げる
頭押さえりゃ しっぽが跳ねる
とかくこの世は悪党ぞろい
悪人ヒョコヒョコ 三ヒョコヒョコ
四ヒョコ 五ヒョコ 六ヒョコ 七ヒョコ 八ヒョコ 九ヒョコ 十ヒョコ
ええぃ面倒くせい! 殺っちめぇ!!





















 
新・必殺仕舞人
オープニング
作:山内久司     語り:高橋悦史
今の世の中 男は女の力に負けそうです
しかし昔 女は弱かった
破れ 傷つき 泣いていた
そんな時代の出来事です
女の涙に映った怨みを晴らして歩く
仕舞人一座の物語り
それでは開幕の拍子木を鳴らしましょう
お命 御用心





















 
必殺仕事人 V
オープニング
作:山内久司     語り:中村梅之助
世の中の 善と悪とを比べれば
恥ずかしながら悪が勝つ
神も仏もねぇものか
浜の真砂は尽きるとも
尽きぬ恨みの数々を
晴らす仕事の裏稼業
へへっ お釈迦さまでも気がつくめぇ





















 
必殺渡し人
オープニング
作:山内久司     語り:佐藤 慶
昔から悪の栄えたためしはないと
世の例えには言うけれど
どうやらそうではないらしい
山のあなたの国々も
悪が栄えていると言う
わからない事ばかりだが
わかっている事ただ一つ
許せぬ悪を消す事だ
この世とあの世の境の場所に
舟を浮かべて待っている
三途の川の 渡し人





















 
必殺仕事人 W
オープニング
作:山内久司     語り:中村梅之助
近頃世間に流行るもの
押し込み強盗 高利貸し
賄賂をもらう えれえ人
金 金 金の世の中で
泣くのは弱い者ばかり
涙をふいて おいでなせえ
恨みをはらす 仕事人
陰膳据えて
待っておりやす





















 
必殺仕切人
オープニング
作:山内久司     語り:市川段四郎
花が咲いても 人は泣き
その泣き声は蝉時雨
月は晴れても 心は闇で
逃げてさ迷う 雪の中
一年三百六十五日
鴉の泣かぬ日はあれど
悪人笑わぬ日とてない
恨みを断ち切る 仕切人
浮世の気晴らし なすってくだせえ





















 
必殺仕事人 X
オープニング
作:山内久司
     語り:中村梅之助
お医者さまでも 草津の湯でも
恋の病は治らねえ
恋の闇よりなお暗い
恨みの夜の稲妻に
姿が浮かぶ仕事人
顔は見ねえでおくんなせえ
心の闇を晴らして見せやす





















 
必殺橋掛人
オープニング
作:山内久司     語り:中村梅之助
十月十日に生を受け
七五三なら祝い事
もめ事 泣き事 勝負事
さらに加えて 弔い事
裏切り 騙され 棄てられる
疲れ果てたら おいでなせえ
この世とあの世の橋掛けに
そーっと送って さしあげやしょう





















 
必殺仕事人 X 激闘編
オープニング
作:山内久司     語り:芥川隆行
寂しさに 宿を立ちいで眺むれば
空に真っ赤な雲の色
この世は真っ赤な嘘ばかり
嘘と悪とで押しつぶされた
お前に代わって悪人共を
真っ赤な血潮で染め上げましょう
仕事が済んだその上は
これやこの 行くも帰るも別れては
知るも知らぬも お前と私
仕事人の掟でござんす





















 
必殺まっしぐら!
オープニング
作:山内久司     語り:玉井 孝
天に二つの陽がないように
闇の世界も二つはいらぬ
江戸の二つの闇組織
どちらが勝つかサバイバル
まず かんざしの秀を消せ
暗闇指令の飛ぶ中を
秀 麻呂 東吉 桂馬のお銀
悪に向かってまっしぐら





















 
必殺仕事人 X 旋風編
オープニング
作:山内久司     語り:中村梅之助
雪に白鷺 闇夜に鴉
紛れ隠れる 悪い奴
正直ものは 阿呆鳥
これじゃあ 理屈が合いません
世の中こんなもんだよと
諦めないで 来て下せい
どこに居ようと 探し出し
必ず仕留めて ご覧に入れます





















 
必殺仕事人 X 風雲竜虎編
オープニング
作:山内久司     語り:中村梅之助
雪に白鷺 闇夜に鴉
紛れ隠れる 悪い奴
正直ものは 阿呆鳥
これじゃあ 理屈が合いません
世の中こんなもんだよと
諦めないで 来て下せい
どこに居ようと 探し出し
必ず仕留めて ご覧に入れます





















 
必殺剣劇人
オープニング
作:山内久司     語り:加賀まりこ
あの町 この町 陽が暮れて
世の中 闇に沈む時
昼間隠れたお化けども 大きな顔で歩き出す
金 金 金の亡者たち
土地を喰ってる赤鬼や 権力欲しい青い鬼
どこかのお国に似ています
あまりと言えばあんまりな 百鬼夜行の鬼どもを
バッタ バッタと斬り倒す
ゲゲゲの鬼太郎 桃太郎
今度の必殺剣劇人
大人のお伽噺です





















 
必殺仕事人 激突!
オープニング
作:山内久司     語り:徳光和夫
月は東に 日は西に
山のお寺の鐘が鳴る
あの町 この町日が暮れて
今来たこの道 夜の底
悪人どもの目が光る
上下左右に前後ろ
次から次とあきれるほどに
浮かんで消える 毒の華
サルカニ合戦 桃太郎 勧善懲悪 夢物語
あきらめるのはおよしなさい
この世に悪がある限り あなたのそばに仕事人
きっと恨みを晴らしてみせます





















 
必殺仕事人 2009
オープニング
作:     語り:春風亭小朝
金は天下の回り物
ところがどっこい近頃は
天下が金の回し者
金さえありゃとは申しませんが
情がありゃとも申せません
綺麗事ばかりじゃとどのつまりの堂々巡り
どうやらどの世に生まれても
「こいつだけは許せねえ」
てな輩がおりますもので