雅灯(がとう)


コレクション656

くらわんか茶碗
江戸時代大阪淀川で停泊している三十石船に「酒くらわんか、飯くらわんか」と呼びながら小船で酒や食べ物を売っていた。この小船で器と使用されていたのが「くらわんか茶碗」です。長崎県波佐見が原産、土もの風の少々粗い素地と付立て描きと呼ばれる簡素な絵柄で、手ごろな金額で売られた「くらわんか碗」は、庶民の器として多くの人に使われたようです。素朴な手書き絵付と温もりある陶器の優しさが伝わってきます。高さ7p、直径13.5p


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