このコーナーは数あるツボのうち、私が個人的に良いと思ったものを紹介します。(同じ症状でも別のツボもいくつかあります。)
また、あくまで民間療法ですので必要な場合は、医療機関を受診することをおすすめします。
(発熱時、飲酒時、妊娠中、手術後、感染症などのかたはお控えください。)
予定はいっぱいあるのにどうも風邪にかかったよう・・・・・。・・できれば風邪薬を飲まずに回復したい、薬を飲むと眠くなる、
そんなあなたのためのツボです。
首の後ろの付け根にある骨の出っ張り(6番頚椎)から、下へ背骨の突起を数えたとき、二つ目の突起(2番胸椎)から
左右外側に指幅約二本分離れたあたり。風門というツボです。
東洋医学では、ここから風邪の邪気が入り、風邪を引き起こすともいわれています。
ここを暖めることが大切です。カイロを貼ったり、ドライヤーなどで暖めるのがおすすめです。(やけどしないようにね。)
先日、風邪のひき始めを感じ一晩ミニカイロを貼ったところ、翌日にはスッキリとなっていました!
ということで、風邪の初期症状(悪寒、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど)に良いようです。
元気になる、体力をつける、スタミナがつく・・・・など、まるで栄養ドリンクのようなツボです。
疲れやすかったり、だるさがあるときは足の裏のくぼみをよくもんでみてください。
私はテニスボールでゴロゴロと転がすように刺激しています。・・・・・・するとポカポカしてきます!
長距離ドライブで足が疲れた時にもおススメです。(冷え、のぼせなどにもいいです。)
「湧泉」(ゆうせん)というツボです。ほら・・・元気が出てきたでしょう?
つい学校で居眠りしてしまう・・・・・。長距離ドライブで頭がボーっとしてきた・・・・。
そんなあなたに後頭部の凹んだところを呼吸にあわせてそっと押さえてみてください。
何回かするうちに頭がスッキリしてきますよ!
「あ門」というツボです。あまり強く押さないでね。
暑い夏を我慢できずに、ジュースにアイス、かき氷・・・とついつい飲みすぎたりおなかを冷やしたり、下痢のツボです。
普段から気をつけていないとつらいですね。
「裏内庭」図Dは足の裏、人差し指をまげて指の腹がくっついた真ん中のところです。
ここにお香などの火(熱)を近づける温灸をお試し下さい。やけどに注意してくださいね。
細菌、ウイルスなどの下痢の場合にはあまり効果はありません。
今年の夏、クーラーが苦手な友人も我慢ができなかった。そのため体はぐったり。冷房病のツボです。
なんとも不快な状況を乗り越えたいものです。
「三陰交」図Eは足首の内くるぶしから指3本分ほど上がったところです。お試し下さい。
季節の変わり目は体調を崩しやすいものですが、日ごろから免疫力をあげておくことをおすすめします。
両手の親指の爪の生え際横をよくもんでみて下さい、即効性はないですが毎日行うことによって、免疫力があがるといわれています。
これからの時期、新年会で飲む機会も多くなってくるのではないでしょうか?
そんなあなたには肝機能を高めるツボをご紹介します。
足の親指と人差し指の間を、足の甲に沿って上がっていくと2本の骨がくっついているところがあります。そこが「太衝」です。
私が飲みに行くときは、ここに磁気シールかお米の粒を貼ります。私の経験からいうと、効果は絶大です!(だからといって飲みすぎないでね‥‥‥。)
これからの季節、冷えは大敵です!ということで冷え性のツボです。
女性に多いのは、子宮があるからとも言われます。
「三陰交」図Eは足首の内くるぶしから指3本分ほど上がったところです。血行を良くし、下腹部の突っ張り感もやわらげてくれます。ここを押しておけば足はポカポカです。もう寒くて眠れない日々とは、さよならしましょう。!
今回は代表的な3つを紹介します。
「水分」はむくみ、水太りに。「神門」は食べたいときのイライラ、ストレス、そして宿便に。「足の三里」は胃腸の働きをよくします。
ダイエットの全て←参考
ツボの名前 | 場所 | コメント |
---|---|---|
水分 | へその上一寸 図H | ひざを曲げてあお向けになり、呼吸に合わせてゆっくり押す |
神門 | 手首(小指側)のしわの辺り 図FI | やさしくタッチ |
足の三里 | ひざ下3寸(向うずねの外側) | 親指で強めに押す |
「子どもに尊敬されるツボ」といってもいろいろあります。 今回はしつこい”しゃっくり”です。
実はうちの子がなかなか止まらなくて、私がピタリと止めたところ、「お父さんすっげー!」と尊敬の眼差しでしたので、こんなタイトルにしました。
しゃっくりには様々な民間療法があります。
・大きく深呼吸して息を止める。
・コップ一杯の水を飲む。
・砂糖を舌にのせ、上あごにこすりつける。
・柿のヘタをせんじて飲む。
・「ナスビの色は?」とか「豆腐の原料は?」とかを質問される。など・・・。
私のおすすめのツボは「天突」 図@です。左右の鎖骨の間のくぼみで、深呼吸に合わせてゆっくり押します。(子どもには強くしないように注意して下さい)
これで止めれば子どもに尊敬されること間違いなし!
(脳梗塞などのときには病院受診してください。)
苦痛のトイレ・・・”便秘”。
お腹が張る、痛み、不快感、食欲不振、イライラ、痔・・・。
規則正しい生活リズムと食生活の見直しが必要ですが、なかなか・・・。その上精神的ストレスにも関係しています。
私のおすすめのツボは「中かん」です。みぞおちとおへその中間にあります。あお向けに寝て、呼吸に合わせてゆっくり押さえます。
またダイエットのところでも触れました「神門」図FIも効果があります。
何といっても大変なのは子どもの”おねしょ”です。毎回洗濯物を少しでも減らしたいものです。
私のおすすめは「至陰」 図Aです。足の小指の外側で、爪の付け根あたりにあります。子どもを寝る前にトイレに行かせ、その後布団の上で3分位よくもんであげてください。私の経験では、知り合いのいつも夜尿をしている3人の子どもに試したところ、翌日は2人が大丈夫でした!
しつこい”咳”は本人がつらいだけではなく、周囲の人にも気を使わせてしまいます。
前にもお話したように、うちの子どもは2人とも喘息でした。夜中に何度も咳込み、吸入器を使用していました。また、季節の変わり目は特にひどく、マスクをして登校していました。
現在、スイミングスクールに通い、私の施術を受け、ここ数年は吸入器は使用していません。ちなみにその吸入器のお値段は‥‥‥3万円也!
私のオススメの咳止めツボは、「列缺」 図B と「照海」 図B´です。「列缺」は手のひらを上にして、手首の横じわの親指2本分ほど上にあります。「照海」は内くるぶしの下端から真下に指幅1本分ほど下がったところです。
左右両方とも、そしてどちらのツボも刺激します。
先日、子どもと一緒に銭湯へ行きました。子どもが背中を流してくれましたが、きれいにならなくても、その気持ちがとってもうれしいものです。
同じように子どもに肩を叩いてもらうのもいいものです。きっと体だけでなく心が癒されるからだと思います。
マッサージチェアーを買うのなら、子どもに肩をたたいてもらいましょう!
ということで、”肩こり”にはお約束のツボ「肩井」 図G です。首の根元から肩先までの真ん中あたりです。
デスクワークで目が疲れた、ゲームのやりすぎで目が重い・・・・。
ちょっとのことですが目の内側をそっと押さえてみてください。
あれだけ重かった目が見る見るうちに軽くなってきます!
まわりが明るくなったように感じると思います。「さん竹」というツボです。
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