仮面ライダーにとってマスクと共に重要なアイテムである変身ベルトは、石
ノ森章太郎氏のイラストを元にエキス・プロダクションの三上陸男氏によっ てラフなデザイン画が起こされた(画像1)。
画像1
実際の製作は藤崎氏によるものらしく、左右のサイド・ボックス、或いは左
側のボックスのデザイン案A・Bかもしれないが、「超音波メーター」と「パワ ーメーター」という2点の精緻なデザイン画が描かれている(画像2、3)。
画像2 画像3
結局、第1話で使用されたベルトでは左側のボックスにのみチューニングの
つまみとON/OFFのスイッチが付けられて、右側のボックス表面には何も 無かった。しかし、実際には左右のふたつの箱は電池ボックスになっていて (それぞれに単1電池が2本収められていた)、右側がマスクのCアイの電 飾用、左側は風車を回転させるギミックの電源となっていた。
ただし、左の電池ボックスのON/OFFのスイッチが実際にタイフーンのス
イッチであったかは不明である。
|