08史上最大の徘徊大作戦・完結編。



09年12月6日。

作戦9日目。

いよいよ九州脱出の日がやってきました。

ホテルからすぐの別府港へ。





9:45分別府港発八幡浜行。

魂を燃やし尽くしたといってもただ帰るだけではつまらないので
四国へと渡るルートにしました。

さらば九州。

写真にはうまく写ってないけど吹雪いてます。。。






港を出発すると更に風は強くなりうねりも高く。

立ち上がって真っ直ぐ歩くことが出来ない程激しい揺れ。。。


こんな天気なので乗客もまばら。





2等のこのマスは徘徊人一人。。。

横になっていても体が持っていかれちゃうくらい揺れに揺れまくった
2時間45分。

四国上陸後はゆうやけこやけラインと名の付くR378を松山方向へ。





07年にはこの道で月食を見ながら走ったっけ。。。

別府を出港した時は吹雪いてましたが四国は曇り。

強風であることは変わらないので何処かでのんびりという気にもならず
何となくここを目指しました。





来島海峡大橋が目の前に見える糸山公園に。





8日前にこの海峡を通過する直前に目が覚め真っ暗な橋を海の上から見上げました。

やっぱり主塔の並びが最高に美しい橋。

しばし見とれますが強風。

渡りたい気持ちもちょっぴりあるけどまた次の機会にね。。。





このあと松山市内に入りチェックイン後夜の松山をちょっぴり徘徊。


12月7日。

作戦10日目。

前日の夜松山に6年住んでいたテツに電話して何かお勧めのお店とかある?って聞いたんだけど
お勧めされたのはおいしいお店ではなくテツスポットでした。





伊予鉄道大手町駅前交差点。

鉄道と路面電車が平面交差する日本で唯一の場所だから絶対に逝け!!!

といわれたので早朝に逝ってみました。。。

懇々と平面交差について語られ
おいしいお店は教えてくれなかったんだけどいかないと怒られそうだったから。。。


でも昨日の晩に路面電車に乗ってこの場所通過したんだけど振動凄かったよ。。。

さて本日はどういうルートにするか悩みましたが
松山道〜高知道経由で東へ向かうことに。。。

高知道の山間部ではこんな光景。





山々は薄っすら冠雪。

チェーン規制はかかっていませんでしたが若干滑りました。

山間部を越え一気に降って南国土佐。





坂本さん。


考えての行動ではありませんでしたが
神戸・霧島・長崎・そして土佐。

坂本龍馬とゆかりの深い地を巡った今回の作戦。

最後に龍馬の故郷を訪れるのも悪くないかな。。。

高知は以前にも訪れたことはあるけど桂浜は初めて。





ちっちゃいのね。。。

桂浜。


このあと坂本龍馬記念館を見学してR55を東へ。

室戸岬を目指します。

本日は風も収まり海はキラキラして綺麗。

でも九州一周してきた徘徊人は感覚が麻痺しててすげぇって感はなかったかも・・・。

室戸逝くぞ!

って気持ちでいたらもっと違う見方が出来たかもしれないね。





室戸岬には中岡さんがいます。





先っちょから見上げる室戸岬灯台。


登りたいけど時間が。。。


何故かとういうと。


今回の徘徊大作戦の模様を観察していた当時広島在住だった赤い帽子は
迎え撃ちたい気持ちだったらしく。。。

高知にいる時に入電。

赤い帽子は香川経由と予想していたみたいだけど
徘徊人は高知経由徳島だから無理だよ〜♪っていったら

じゃっ徳島で待ってるから!!!

っていわれたので急ぎました。。。。

そして出会った赤い帽子。






よくキタ。

というよりはわざわざ瀬戸大橋を渡ってここまで会いに来てくれる赤い帽子のアツい気持ちが嬉しかったよ。

徳島を目指していたのは更にフェリーで和歌山に渡るつもりでいたから。

ほんの数時間の対面のために来てくれた赤い帽子ありがとう。


徳島港発16:35分南海フェリー和歌山行き。





今回の徘徊大作戦いくつものフェリーを利用してきましたがこれが最後の乗船です。

これに乗れば8日振りに本州に戻れます。




南海だけあってフェリー乗り場で行き先までの切符買えちゃいます。





これ凄いね。


でも車は車検証の提示も書類記入もなくドライブスルー形式での乗船です。


赤い帽子にお見送りしてもらい徳島港出港。






駆け抜けた四国。

和歌山上陸後目指したのはテツの家。


出発する時見送ったんだから帰りも土産持って挨拶に来い!っていわれちゃったんで。。。



テツと合流して飲みながら大作戦を振り返りながら夜は更けて。。。


12月8日。

作戦11日目。


今日はもう巣に帰るだけ。

のんびり東名を東へ。


そして今回の徘徊大作戦の総徘徊距離は?





3970.8kmナリ



フェリーを数多く利用したことと、歩いて見て回ることが多かったので
今までの弾丸的な徘徊と比べると11日間という日数を掛けた割には少ないかもしれません。
距離を稼ぐことが目的じゃないからね。


とにかく思いつきで出発して満足したら帰ってこようという贅沢な徘徊。

史上最大の徘徊大作戦という名に相応しくたくさんの素敵な景色、おいしいもの、
沢山の出会いがありました。

またいつかこんな徘徊してみたい。。。

そして更新も史上最大の17編。

お付き合いいただいてありがとうございました。




Drive めにゅ〜へ