Lyrics Masterの概要
- 特徴:
- 国内外の歌詞サイトをキーワードで一括検索。
- 歌詞を簡単にダウンロードして、保存・印刷。
- J-Pop だけでなく、洋楽・アニメソング・ボーカロイドから演歌まで、様々なジャンルで利用可能。
- 対応OS:
- Windows XP/Vista/7/8
- ソフト種別:
- フリーソフト
- ダウンロード
- Windows版
Lyrics Masterの基本的な使い方
ここでは、「歌詞を検索してテキストファイルに保存する」という、LyricsMaster の基本的な使い方を紹介します。
Lyrics Master は、iTunes と連携して再生中の曲の歌詞を自動的に検索し、iPod や iPhone などで楽しめる機能も備えています。
さらに詳しい使い方については、Lyrics Master の「ヘルプ」メニューから、「Lyrics Master ヘルプ」を参照いただくか、Lyrics Master のヘルプページを参照してください。
ちなみに「Lyrics(リリックス)」というのは、「歌詞」という意味だそうです。
Lyrics Masterを利用しやすくするための準備
準備1:検索が終了したらチャイム音で知らせるようにする
Lyrics Master は、初期状態では、歌詞の検索を終了しても何の合図もありません。
歌詞検索が終了したらチャイム音で知らせてくれるように設定することができます。
注意
ただし、Windows の環境によっては、チャイム音が鳴らないこともあります。
その場合には、検索実行後、しばらくしてから、Tab キーを押して行って、検索結果が表示されているエディットボックスに移動し、Ctrl + C で結果をご確認ください。
設定手順
- Lyrics Master のメイン画面で、「ファイル」メニューの中の「環境設定(P)」という項目を実行します。
- 「環境設定」のウィンドウが別ウィンドウで開きます。
- 「環境設定」のウィンドウには、
- 表示
- 保存
- 印刷
- iTunes
- iPod
- コピー
- 接続
- 検索
- その他
という9枚のタブシートがあります。
- Ctrl + Tab で、順にタブシートを切り替え、「その他」というタブシートを表示します。
- Tab キーを押して行って、「アクセシビリティオプションを有効化」というチェックボックスに移動し、チェックが入っていなければ、Space キーでチェックを入れます。
- Tab キーを押して行って、「OK」のボタンに移動し、Enter キーを押します。
- 「環境設定」のウィンドウが閉じ、メインウィンドウに戻ります。
準備2:検索した歌詞を分りやすく表示する
Lyrics Master は、初期状態では、検索した歌詞を「中央寄せ」で表示します。
上矢印キーや下矢印キーで歌詞を辿っていっても、歌詞の内容はとても分りにくくなっています。
歌詞の表示を「中央寄せ」にしないように設定することで、検索した歌詞の確認が容易になります。
設定手順
- Lyrics Master のメイン画面で、「ファイル」メニューの中の「環境設定(P)」という項目を実行します。
- 「環境設定」のウィンドウが別ウィンドウで開きます。
- 「環境設定」のウィンドウには、
- 表示
- 保存
- 印刷
- iTunes
- iPod
- コピー
- 接続
- 検索
- その他
という9枚のタブシートがあります。
- Ctrl + Tab で、順にタブシートを切り替え、「表示」というタブシートを表示します。
- Tab キーを押して行って、「中央寄せで表示」というチェックボックスに移動し、チェックが入っていたら、Space キーでチェックを外します。
- Tab キーを押して行って、「OK」のボタンに移動し、Enter キーを押します。
- 「環境設定」のウィンドウが閉じ、メインウィンドウに戻ります。
事前の設定は以上で終わりです。
以降は、Lyrics Master の操作手順の説明です。
操作手順
- LyricsMasterを起動します。
- 起動すると、「LyricsMasterのリッチエディットというメッセージがあり、LyricsMasterのメイン画面が表示されます。
- 「ファイル」メニューの中の「歌詞を検索(S)」という項目を実行します。
- LyricsMasterの検索画面が別ウィンドウに表示されます。
- この検索画面と先程のメイン画面は、Alt + Tab で切り替えることができます。
- 検索画面には、「検索」を始とするいくつかのボタンと、文章を一行分入力できるエディットフィールドが4つ、文章が複数行入力できるエディットボックスが一つあります。
- エディットフィールドは、上から順に、
- 曲のタイトルを入力するためのエディットフィールド
- アーティスト名を入力するためのエディットフィールド
- 歌い出しを入力するためのエディットフィールド
- テレビ番組名を入力するためのエディットフィールド
となっています。
- しかし、これらのエディットフィールドは、いずれも単に、「歌詞検索 - Lyrics Masterのエディット」と案内されるだけで、何を入力するためのエディットフィールドなのかが判然としません。
- そして最後にあるエディットボックッスには、検索結果の一覧が表示されるのですが、このボックスでは音声案内が一切なく、見事に「無音」になっています。
- 「LyricsMaster」のメイン画面で、「歌詞を検索」を実行し、LyricsMasterの検索画面を表示した直後は、最初のエディットフィールド、つまり、曲のタイトルを入力するためのエディットフィールドにカーソルがあります。
ですので、検索画面が表示されたら、そのまま調べたい曲のタイトルを入力します。
ここでは、例えば、野菊 と入力してみます。
- 変換を確定し、エディットフィールドに 野菊 と入力されたら、Shift + Tab を押して、「検索」というボタンに移動し、Enter キーを押します。
- これで歌詞の検索は実行されます。
- 事前に「Lyrics Masterを利用しやすくするための準備」で、「検索が終了したらチャイム音で知らせるようにする」という設定がしてあれば、歌詞の検索が終了すると、チャイム音で知らせてくれます(ただし、Windowsの環境によっては、チャイム音が鳴らないこともあるようです)。
- 検索が終了したら(あるいは、検索が終了しただろうと思ったら)、Tab キーを5回押して、検索結果が表示されるエディットボックスに移動します。
ただし、ここでは、メッセージが一切無く、見事に「無音」です。
-
- 「野菊」で検索した結果、14件のヒットがありました。
- このエディットボックスに移動した直後は、1番目の候補にカーソルがあっています。
- この内容を知るには、この状態で、Ctrl + C と入力します。
- すると、
- A 野菊 小野由紀子 石本美由起 遠藤実 人の別れの淋しさを
- と聞こえてきます。
- これは曲名が「野菊」、アーティスト名が「小野由紀子」、作詞が石本美由起、作曲が遠藤実、歌い出しが、「人の別れの淋しさを」ということを表わしています。
- これはどうやら演歌の「野菊」の歌詞のようです。
- ですので、下矢印を1回押し、次の検索結果に移動し、Ctrl + C を実行します。
- すると、
- A 野菊 鮫島有美子 遠い山から 吹いて来る 小寒い風に ゆれながら けだかくきよく におう花 きれいな野菊
- と聞こえてきます。
- これは歌い出しが
- 遠い山から 吹いて来る 小寒い風に ゆれながら けだかくきよく におう花 きれいな野菊
- となっているので、どうやらこれだろうと判断されます。
- そこで、この状態で Enter キーを押します。
- 相変わらず無音なので不安を感じるところですが、思いきって Alt + Tab キーを入力して LyricsMaster のメイン画面を表示します。
- 下矢印キーを何度か押していって、歌詞らしい文句が出てくれば OK です。
- 後は、ctrl + A、Ctrl + Cで全文をコピーし、MyEdit などのエディタを起動して、Ctrl + V などで貼りつけ、それをテキスト保存すれば作業は完了です。