- グローバルとプライベート(*1)
グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを電話番号にたとえるなら、グローバルIPアドレスは固定電話や携帯電話の番号、プライベートIPアドレスは内線電話の番号にたとえるとわかりやすいと思います。
インターネットを利用するソフトやサービスでグローバルIPアドレスが必要なケースがあるのは、プライベートIPアドレスに対して直接通信を開始するのが困難であるためです。
なお、個人宅のLAN内でよく使われる、192.168.xx.xx（xxは0〜255）はクラスC（*1）のプライベートアドレスです。
- IPマスカレード
プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを変換する仕組み。
代表番号（グローバルIPアドレス）にかかった電話を内線（プライベートIPアドレス）に転送する人にたとえるとわかりやすいかも？
ルーターなどにあるNAT（アドレス変換）やNAPT（アドレス、ポート変換）がこれに該当します。
- ローカルループバックアドレス（*2）
その端末自身を指すIPアドレスで、127.0.0.1がよく使われます。
人にたとえるなら、自分自身です。
*1
プライベートIPアドレスには、クラスA〜クラスCで次のIPアドレスが使われます。
クラスA：10.0.0.0/8（10.0.0.0〜10.255.255.255）
クラスB：172.16.0.0/12（172.16.0.0〜172.31.255.255）
クラスC：192.168.0.0/16（192.168.0.0〜192.168.255.255）
上記以外のIPアドレスがグローバルIPアドレスです。
*2
ローカルループバックアドレスは、ローカルホストアドレスとして使われ、127.0.0.0/8（127.0.0.0〜127.255.255.255）が割り当てられています。
ただ、ごろうのPCで実際に使えたのは、127.0.0.1〜127.255.255.254でした。
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