深海底帯底生魚01 |
三千Mを越える深さに棲息しています。普通の眼を持っているようですが地上の光は届いていません。ソコギスは仲間のキツネソコギスやクロソコギスと同じように頭を下にし尻尾をバランスよく波立たせて海底の甲殻類やゴカイを食べています。違いというと鼻先が尖っていることとトゲだけから成る背びれ(分離棘)の数が多いことです。リュウキュウホラアナゴとイラコアナゴはホラアナゴ科に属し皮膚の下に埋もれたウロコが楕円で直交しているという特徴を持ちます。両者はお腹に開いた左右のエラ穴の間隔で区別できます(イラコアナゴの方が狭い)。リュウキュウホラアナゴはかつてアフリカで見つかったシーラカンスのお腹から出てきたことがあるので意外と浅い所でも適応できているのかもしれません。ヨロイダラは兄弟分にシンカイヨロイダラがいて四千Mあたりを境に棲み分けているようです。 |
1.ソコギス Polyacanthonotus challengeri 52p 2.リュウキュウホラアナゴ Ilyophis brunneus 60p 3.イラコアナゴ Synaphobranchus kaupii 80p 4.ヨロイダラ Coryphaenoides armatus 75p |
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