移行帯底生魚22

かつてはバケツ一杯ウン百円で売られていた雑魚扱いの時代もありました。今では美味な魚の仲間入り、脂がのった食感は刺身、天ぷら、唐揚げ、干物、何でも来いです。マルアオメエソは外見ではアオメエソとほとんど区別がつかず、遺伝的差異もないという報告があるそうです。なので市場でも売り分けてない場合が多いとか。ヒレナガアオメエソは胸びれが長めなのが特徴です。アオメエソ科はこうしていつも海底でじっとしています。好物はオキアミやハダカイワシなので意外と敏捷なのかもしれませんね。福島県いわき市の魚として通称メヒカリは全国区になりました。特にいわき市沖で獲れたモノは南方のよりもビタミンADHA、オレイン酸が豊富だそうです。美味くて健康にいい、言うことなしですね。
1.マルアオメエソ
 Chlorophthalmus borealis
 20p

2.ヒレナガアオメエソ
 Chlorophthalmus pectoralis
 17p