中深層遊泳魚16 |
毒だのイボだのすごい名前をつけられたものです。あまり聞きなれない魚ですがスズキ目イボダイ亜目ドクウロコイボダイ科(三種類くらいが知られています)に属し近縁には食用でおなじみのマナガツオ科マナガツオがいます。が、姿かたちは全く違っててこちらは流線型のスマートなスタイルをしています。喉の奥に食道嚢(のう)というエサを摂るための特殊な器官を備えているそうで、また子供の頃は浅い所で主にクラゲを食べてるそうです。ヘビのようなしっかりとしたウロコを持っていますが毒はないといわれています。両者は目の大きさで区別できます。体の大きさに比べて目の小さい方がドクウロコイボダイ(smalleye squaretail)、大きい方がツマリドクウロコイボダイ(bigeye squaretail)です。 |
1.ドクウロコイボダイ Tetragonurus cuvieri 70p 2.ツマリドクウロコイボダイ Tetragonurus atlanticus 50p |
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