中深層遊泳魚17

ヒカリフデエソはヒメ目に属すフデエソ科の一員で確かに筆のように長っ細い姿です。この種はお腹のウロコが銀色に輝く特徴を持っています。フデエソ科は約二十種が知られいずれも細長い体つきをしています。フカミフデエソとハリーフデエソの外見上の違いは背びれの真下に腹びれがあるか(フカミフデエソ)、背びれより前か(ハリーフデエソ)、といったところでしょうか。一方のソコニシンはスズキ目で約四種が知られているソコニシン科に属し大きなまん丸の眼と小さな腹びれが特徴です。六百M付近に棲息しています。
1.ヒカリフデエソ
 Scopelosaurus hoedti
 14p

2.フカミフデエソ
 Ahliesaurus brevis
 21p

3.ハリーフデエソ
 Scopelosaurus harryi
 32p

4.ソコニシン
 Bathyclupea argentea
 20p