上部漸深層遊泳魚14

すべてワニトカゲギス目に所属します。オオヨコエソはヨコエソ科の中でも大きくなる種類でヨコエソの倍くらいになります。そして不思議なのはヨコエソに脂びれがなくてオオヨコエソにはあることです。なんで?まぁいいっか、深く考えるのはよしておきましょう。オニハダカの仲間は色が濃くなるほど深いところを棲息地に選ぶのでしょうか。ユキオニハダカ(白色)はおよそ五百Mまで、ハイイロオニハダカ(灰色)は六百M、そしてここに紹介したウスオニハダカ(褐色)は千二百M、オニハダカ(黒色)は千五百M、あたりが好みのようです。いずれにせよちっちゃくて数のやたら多い深海魚です。ムネエソはムネエソ科の代表格で透け透けスケルトンなお腹がチャームポイント(?)です。これも小さな魚です。
1.オオヨコエソ
 Gonostoma elongatum
 28p

2.ウスオニハダカ
 Cyclothone pallida
 6p

3.オニハダカ
 Cyclothone atralia
 6p

4.ムネエソ
 Sternoptyx diaphana
 6p