深海底帯底生魚
/生物01

チョウチンアンコウの仲間ですが底生性です。両者とも頭の上の発光提灯(擬餌状体、ぎじじょうたい)を折り曲げて上あごの切れ目から口の中にぶら下げることで、辛抱強くエサとなる生物を誘い込みます。釣竿もいいけどこの方法も実に巧妙です。分かりづらい眼は口の根元、口角の近くにありますね。T.axeliは三千五百M付近から、T.pagidostomusは千四百M付近から得られています。牙がすごいですが下顎が短いのでこれでは噛み切れませんね。おそらく捕らえた獲物を逃がさない檻(おり)の役目をしているのでは、と考えられています。いずれにせよチョウチンアンコウの仲間は実に多彩でいつも予想を裏切ってくれるので興味も尽きません。
1.Thaumatichthys axeli
 タウマティクテュス科
 45p

2.Thaumatichthys pagidostomus
 タウマティクテュス科
 30p