移行帯底生魚
|
まずニシイタチウオは三百五十種以上もいるアシロ目に属しますが僅か五種と少数派のイタチウオ属の中でも唯一大西洋に棲息する種類です。ミナミウナギダラもタラ目という五百種近い大所帯の構成員ではありますがムラエノレピス科という僅か四種の仲間であり主に南半球に棲息しています。鼻先は丸く口を閉じると上の顎が下の顎を覆うような感じになります。そしてラプラタシロアナゴはこれまた七百種以上のウナギ目、百五十種ほどのアナゴ科グループに属し、アルゼンチン、パタゴニアや熱帯大西洋、地中海など比較的暖かい場所に住んでいます。ウロコはなく、体表面が絨毛(じゅうもう)に覆われているそうです。いずれにせよ日本からは遠い海域の住人なのであんまり馴染みはありませんね。 |
1.Brotula barbata ニシイタチウオ 94p 2.Muraenolepis orangiensis ミナミウナギダラ 30p 3.Pseudoxenomystax albescens ラプラタシロアナゴ 100p |
||