移行帯底生魚
/生物19

ウミグモと間違えそうです。わざわざこんな歩きにくそうな姿にならなくても、と思うのは余計なお世話でしょうか。実際は岩がむき出しになっていたり軟弱な堆積物が積もった海底を歩くとき、コンパクトな胴体を持ち上げて移動するのには好都合だともいえます。胴体部分は指先ほどの大きさしかありません。名前は言わずもがなですね。ご祝儀袋の水引が由来です。脚の紅白模様がおしゃれです。眼も左右に飛び出していてできるだけ景色を立体視しようと頑張っているんでしょうか。イラストのように二本の脚を上に持ち上げていることが多いそうですが底引き網で上がってきたときは見るも無残に何本かの脚は取れちゃっているとのこと。もっとも商品価値はないようなのでたまたま網にかかっちゃったら不運でしたで終わっちゃう類いですね。ミズヒキガニ科に属します。次にツノハリセンボン、カニにもいたんですね。ハリセンボンという名前が…胴体の大きさはイチゴくらいでしょうか。こちらはクモガニ科、額角(がっかく)と呼ばれる二本のツノが特徴です。一般にカニというと横歩きのイメージがありますがここの二種は前後左右自由に動き回れます。サワガニと見比べても脚の根元が間隔をもって配置されているので可動範囲が広いんですね。食用にはなりません。今日はカニ鍋だぜぇ!いぇ〜い!フタ開けるぜ!・・・・(沈黙)。
1.Latreillia valida
 サナダミズヒキガニ
 1p(甲長)

2.Plestacantha oryx
 ツノハリセンボン
 4p(甲長)