上部漸深層遊泳魚
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ツノザメ科の仲間ですが棲息域はバラバラです。ニシオンデンザメは北極海などの冷たい海域が好みで氷の下をこの巨体がゆらゆらと横切っていきます。パワーが半端じゃなくお腹の中からトナカイが出てきたという逸話もあるそうです。だけどどうやって襲ったんでしょうね。過って海に落ちたところをすかさず狙ったんでしょうか。とにかく貪欲です。よく目玉に寄生虫をぶら下げています。残りの二種はどちらかというと南の海域が体質に合っているようです。C.uyatoは背びれのトゲ、五対のエラ孔というツノザメ科の特徴に加え胸びれの内側が鋭角に飛び出しているのが特徴です。一方ミナミオロシザメはわずか五種類ほどが知られるオロシザメ属の仲間でPrickly(とげだらけの)dogfishと呼ばれるように体の表面はすこぶるザラザラしています。三角形のパーツを寄せ集めたらこんな体型になりそうですね。断面も三角形です。深海性のツノザメファミリーは個性派ぞろいです。 |
1.Somniosus microcephalus ニシオンデンザメ 730p 2.Centrophorus uyato ツノザメ科 110p 3.Oxynotus bruniensis ミナミオロシザメ 72p |
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