上部漸深層遊泳魚
/生物09

黒っぽい胴体に大きな目、シチクイカというユウレイイカ科に属する珍しいイカです。沖縄近辺で稀に獲れるそうですが何はともあれこのひょろ長いカラダ、おそらく紫竹(しちく)という竹の一種からの命名なのでしょう。確かに色も紫がかっていてヒレは二段に分かれています。そしてこの触腕の長さ!体の4倍くらいになるそうです。生態に関する情報が手元にないので、こんな持て余す触腕をどう収納しているのかいないのか、ぶら下げているのかいないのか、からまったりしないのか、見当がつきません。先端が光るようなのでエサをおびき寄せる役目をしているのではないかと思われます。それにしてもここまで長くしなくてもという気がします。次にヤワライカ、体がヤワラカイ反面、表皮はウロコのように硬くてザラザラしています。だから英語でもScaled squidですね。クジラの胃の中から結構見つかっているようです。最後にクジャクイカの触腕は逆に短めです。目が大きく、幼体のときは左右に飛び出している時期があります。
1.Asperoteuthis acanthoderma
 シチクイカ
 80p(外套長)

2.Pholidoteuthis adami
 ヤワライカ
 50p

3.Taonius pavo
 クジャクイカ
 24p