BJについて

 

 福井県内の学校で美術教育に携わる教師たちが、一作家として作品を発表し、表現の可能性を発見し、お互いを高めあい発展していく研鑽の場として、1999年、BJ「美術準備室」というグループ展は発足しました。

 これまでに4回、隔年で開催し、テーマも毎回設けてきました。
BJ1は初めましての意味を込めて「起」。
BJ2はミレニアムの節目にちなみ「ワスレモノ…」。
BJ3は「和」。折りからの和風ブームに、丸、平和、と広く解釈。
そして前回BJ4は、「四」→「死」→転じて「生」→「sei」。
 
これら共通テーマの基、それぞれの解釈で作品を製作しメッセージを発信してきました。
 そして5回目を数える今回は「こどもたちへ」としました。

・広く、次世代の「こどもたち」へのメッセージとして。
・勤務校の生徒、部活動の生徒、わが子、など深く関わる特定の「こども」に向けて。
・かつて「こども」だった自分が、自己表現として選択した「アート」の魅力を追体験してもらう場として。
 私たち美術教師が、学校ではないハコの中から、学校ではできないアプローチを「こどもたち」に試みる。そんな思いで今回のテーマを設けました。過去4回のBJ同様、広く一般の方々はもちろん、特に今回は「こどもたち」に鑑賞してもらえる場になって欲しいと願います。

(文責:BJ5事務局 吉田直樹)


BJ1
BJ2
BJ3
BJ4


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