コンプライアンス経営と法務整備

  コンプライアンスという言葉は聞いたことありますね。
  昨今、企業ではコンプライアンス経営が叫ばれてます。
  では、コンプライアンスとは何でしょう?
  コンプライアンスとは、法令遵守のことと言われます。
  企業が法令に違反した場合、そのことにより消費者の信頼を失い、
 売上減少・経営悪化、最悪の場合は倒産に至ることがあります。
  例えば、食品会社や金融機関、自動車会社にスーパーや温泉宿な
 ど。
  いずれも、企業の法令違反が引き金となって、消費者の信頼を失
 い、売上減少・経営悪化を起こしたり、倒産したりしています。
  そこで、企業にはコンプライアンス経営が求められています。
  ただ、もう少し言えば、コンプライアンス経営としては、法令の
 遵守のみならず、企業内では社内規則、企業外でも社会倫理規範を
 遵守することも必要でしょう。
  社内規則・社会倫理規範を遵守して企業のモラルを高め、消費者
 の信頼を獲得するためです。
  消費者は、信頼できる企業か否か、すなわち、安心してモノを買
 えるまたは利用できる企業か、そのことに敏感になっているといえ
 るのです。
  このことは、大企業でも中小企業でも異なるところはありません。
  今こそコンプライアンス経営の必要性は大きいといえるでしょう。
  その一環として、きちんと就業規則を定めたり、取締役会や株主
 総会の議事録を作成したり、内部マニュアルを作成したり、契約書
 を作成したりなどなど、企業の法務体制を整備しませんか?
  そうそう、「最悪の場合には倒産」と言いましたが、それはあく
 まで企業にとってであって消費者から見れば最善なことなのかもし
 れません。

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