
小・中学校におきましては平成14年度より、高等学校におきましては平成15年度より学年進行で、
「総合的な学習の時間」が本格的に実施されました。
計画手順の具体的な解説
1.学校の教育目標は何か。
学校教育目標には学校の特徴、願いが含まれている。
2.学校の重点目標は何か。
重点的に指導する内容は何か。
3.学年ごとの指導目標は何か。
3年間を通して、どのような生徒を育成したいのか。
4.本校の特徴は何か。
現在の生徒の特徴を分析する。
全校的に見て本校の生徒が良くできていること、本校の生徒に欠けていることは何か。
5.学校の教育目標を実現するために何が必要なのか。
どのような内容を指導しなければならないのか。
父母の学校教育に対する願いは何か。
6.指導の重点は何か。
指導内容の中心にくるもの
重点的に指導する必要があるもの
7.どのような生徒に育てたいのか。(ねらい)
(どのように生徒を変容させたいのか。)
例(総合的に考えた場合)
・自ら課題を見つけ、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や
能力を育てる。
・学び方やものの考え方を身につけ、問題の解決や探求活動に主体的、創造的に取
り組む態度を育て、自己の生き方を考えることができるようにする。
例
・自ら学び自ら考える力をつけさせる。
・学び方を身につけさせる。
・ものの考え方などを身に付けさせる。
・よりよく問題を解決する資質や能力をはぐくむ。
例(課題学習の場合)
・自分の課題を発見できるようにする。
・課題を解決しようとする態度を身に付けさせる。
・主体的な学習態度を身に付けさせる。
・他と協力しながら(助け合いながら)学習できるようにする。
・身につけた内容を表現できるようにする。
8.ねらいから観点を決める。
例 ・興味関心をもって課題を発見したか(気づき)
・積極的に課題を解決しようと取り組めたか(課題追求)
・主体的に考えたり行動できたか(自立)
・共に助け合いながら学び合ったか(学び合い)・
9.教科学習以外で具体的な教育として何が必要なのか。
教科学習で不足している部分は何か。
教科学習でできないことは何か。
※ 教科学習の補充としてはいけない。
(教科学習は、設定された時間内で目標が達成されるように内容の精選、指導の充実
を図る必要があり、総合的な学習のねらいとは違うことを理解する必要がある。)
合科学習(横断的な学習)は、認められる。
学校行事を通して目標が達成できるなら学校行事を取り入れても良い。
10.具体的にどのような方法で指導するか。
例 @理解や習熟の程度に応じた指導、個別指導や繰り返し指導し、
基礎基本の確実な定着を図る。
A観察・実験、調査・研究、発表・討論などの体験的・問題解決的な学習を指導し、
思考力、判断力、表現力などの育成を図る。
11.時間配分を決める
1年(70〜100時間)
2年(70〜105時間)
3年(70〜130時間)
12.学習活動を進めることにより期待される成果。
生徒に関わることによりどのような教育成果が得られるのか。
13.それをどのように評価するのか。
学習過程評価(ポートフォリオ)、自己評価、相互評価、
評価方法
1 学習活動におけるプロセスでの自己評価
2 グループ内で相互評価
3 発表を基にしてのクラス全体での評価
4 作品等、具体的な個々の学習成果に基づく教師の評価
5 学習成果の総括的報告 (レポート)に基づく教師の評価
6 児童生徒との対話に基づく教師の評価と指導
留意事項
1 学習プロセスでの評価を重視すること、(ポートフォリオ)
2 教師の評価に基づいて、個々の児童生徒と個別に話し合うこと
3 学習成果に関して、学習者の自己充実感を持たせること
4 一人一人の個性的な学習計画の学習活動を重視すること
5 学校外での学習活動も視野に入れること
6 教師と児童生徒、保護者が情報を共有し共通理解を得ること
内容として考えられるもの
課題(問題)解決学習 ・総合学習、合科学習(横断的な学習)
★ 総合的な学習で育てる力・スキル・課題の種類
★ 総合的な学習とは
★ 総合的な学習の課題
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