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直線上に配置

甲斐駒ヶ岳(山梨県・長野県)

 甲斐駒ヶ岳(日本百名山)は、南アルプス国立公園に位置している。山頂部は、花崗岩の白い岩肌が特徴。長野県の木曽駒ヶ岳の東側にあることから、「東駒ヶ岳」とも呼ばれる。

山    名  甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)
標    高  2,967m
山 歩 日  2004.10. 2(土)【日帰り】 天 気  晴のち曇り
コ ー ス  北沢峠→双児山→駒津峰→甲斐駒ヶ岳山頂→駒津峰→仙水峠→北沢峠
歩行時間  約6時間40分 歩行数  17,948歩
所要経費  市営芦安駐車場までのガソリン代・高速道路の通行料
 市営芦安駐車場〜広河原(バス):1,170円(片道)
 広河原〜北沢峠(バス、手荷物料金):バス:550円(片道)、手荷物料金:200円(片道)
駐 車 場  市営芦安駐車場(無料・360台。舗装され区画整理されているが、スペースが狭い。深夜でも警備員が常駐しているので、車上荒らしの心配はなさそうだ。)。トイレ有(男女共同)。

*アプローチ
 中央高速道「甲府昭和」ICを出て、国道20号線を諏訪方面に走る。しばらく走ると「芦安」の案内標識(山梨県竜王町)があるので、国道20号線の陸橋の測道に進み左折する。しばらく一般道を走ると、「広河原」の案内標識が現れ、「南アルプス街道」を走る(コンビニは、「南アルプス街道」に合流するところにあるローソンが最後。そこから駐車場まではコンビニ・商店はないので注意。)。「広河原」の案内標識に従って走り、途中から「南アルプス林道(舗装道路・道幅狭い)」となり、「山の神」(夜叉神〜広河原の間の交通規制中は、道路に交通整理員がいて、市営芦安駐車場を教えてくれる。)

2004年 南アルプス林道(夜叉神〜広河原)マイカー規制
通行可能期間 平成16年7月17日〜10月31日
通行可能時間 6:00〜8:00、11:00〜13:00、16:00〜18:00
通行可能車両 路線バス、タクシー、緊急車両、許可車両
問い合わせ先 山梨県森林環境部治山林道課  
 電話 055−223−1661
山梨県峡中地域振興局林務環境部南アルプス林道課 
 電話 055−288−2311
備    考

(路線バス利用に当たっての参考情報)
 季節や曜日によってバス時刻が違うので、しっかりリサーチしておくこと

<往路>

 
市営芦安駐車場発、広河原行きの路線バスは、時刻表の出発時間頃にバスが到着し、(待ち客を乗車させるのに運転手らがなにやら長時間かけて相談してから乗車券を販売、出発は30分遅れた。この日は、バスが2台到着し、その後1台到着したが、約20人程度バスに乗れなかったので、30分以上前から並んだ方がよい。

<復路>

 
広河原発、市営芦安駐車場行きの路線バスは、甲府駅行きと合わせて2台しか用意されていなかった。タクシーもいなかったので(運転手らはまたまた長時間かけて相談してから乗車券を販売、出発が30分遅れ)超満員状態で出発。乗客からは不満の声が。

甲斐駒ヶ岳ルートマップ
周辺道路案内はココ(マピオン)
甲斐駒ヶ岳ルートマップ
(注)ピンク色の矢印は、進行方向です。

甲斐駒ヶ岳山歩記録('04.10.2)
南アルプス国立公園案内図 北沢峠「南アルプス国立公園の案内図」 
(左写真・クリックすると拡大)


 北沢峠までは、市営芦安駐車場から路線バス(山梨交通)に乗り、約1時間かけて広河原へ。バスの車中からは、北岳、間ノ岳を間近に見ることができた。
 
広河原に到着したら、すぐに広河原ロッジの2階に行こう。そこで北沢峠行きのバスの代金と手荷物料金のチケットを販売(自動販売機、窓口)している。広河原からは別の路線バス(南アルプスバス)に乗り、約25分かけて北沢峠に向かう(土・日・祝日はピストン輸送?)。
甲斐駒ヶ岳への登山口(北沢峠) 甲斐駒ヶ岳への登山口

 北沢峠までは、山梨県南アルプス市のほか、長野県長谷村からも訪れることができます。

 北沢峠は、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳の登山の起点でもあります。ちなみに、ここから甲斐駒ヶ岳は約7時間20分、仙丈ヶ岳の約6時間50分で戻るコースタイムです。



甲斐駒ヶ岳登山口から双児山へ 甲斐駒ヶ岳登山口から双児山へ

 北沢峠から甲斐駒ヶ岳登山口をひたすら登る。ウォーミングアップなしのいきなりの登りだから、気温が高くなくても汗だくだくとなる。
 途中、いつくかの団体に道を譲ってもらいながら林の中を抜け出し、その先に不動岩がある。一気に展望が開けた。振り返ると仙丈ヶ岳や鳳凰山(「地蔵岳、観音岳、薬師岳の三峰を総称して鳳凰山とした。三峰がどの峰なのかは異論がある(深田久弥氏著『日本百名山』)、この三峰をまとめて鳳凰三山とも呼ぶ。)、更には、白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳の三峰を総称)など、南アルプスの山々の山頂部を見ることができる。この日は、晴天に恵まれた絶好の山歩日であるといえる。
双児山 双児山(2,649m)

 北沢峠から双児山まで、ひたすら登る。その標高差は616m。
 行政が提供する歩行時間は約2時間のところを、1時間20分(約3,200歩)で登る。

 ここからの眺めは、これまでの林の中をもくもくと歩いてきた疲れが一気に吹き飛ばされる。

 甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳などを臨む
ことができる。
甲斐駒ヶ岳を臨む 甲斐駒ヶ岳を臨む 

 双児山から臨むことができた甲斐駒ヶ岳。
 手前は駒津峰で、左側には登山ルートが見える。この辺にくると、標高は2,500mを越えているので、山も秋色に模様替えし始めていた。





双児山と仙丈ヶ岳 双児山と仙丈ヶ岳

 双児山からは、林の中を下ると、ガレ場の登りとなる。前方に甲斐駒ヶ岳(左下写真)、後方には双児山、仙丈ヶ岳、更には、鳳凰山、白峰三山を見ながら駒津峰へと向かう。前進する足取りよりも後方を振り返り、写真を撮る枚数も自然に増えていく。

 ガレ場のため、足を取られたり、石を落石させてしまう恐れがあるので、後ろから登ってくる人のために気をつけて歩く。

駒津峰 駒津峰(2,750m)

 駒津峰山頂。ここからの展望は、素晴らしい。360度の展望が楽しめる。しかも、山々の間にはかすかに山梨県と長野県の町並みまでも見える。そして、遠くには、富士山までも見ることができた。思わす、手を2回、パンパンとたたいて拝んでしまう。私の心は躍っている。


分岐 駒津峰の分岐

 駒津峰は、甲斐駒ヶ岳、双児山、仙水峠の分岐点となっている。


<アドバイス>
 日帰り予定で体力に自信のない人は、登頂にかかる時間と下山する時間を考慮し、甲斐駒ヶ岳への登頂を一考する余地有り。そうしないと、最終バスに間に合わない可能性があります。



秋色に染まる甲斐駒ヶ岳 秋色に染まる甲斐駒ヶ岳

 駒津峰からは、大きな岩を下り始める。しかも尖った岩の頭に足を置いたり、両手両足がフル稼働する。この辺までくると、ハイマツが目立つようになる。そんな中、前方にそびえ立つ白い花崗岩の甲斐駒ヶ岳、その下は秋色に染まり、秋模様となっている。今が一番の見頃なのか。少し早いきもするが、鮮やかな秋色にまだまだ遠い甲斐駒ヶ岳山頂への登頂意欲が更に強くなる。しかし、最終バスに乗らないといけないので、下山時間こ考慮しながら、山歩の時間も気にする。
甲斐駒ヶ岳 甲斐駒ヶ岳は秋色パレット
 駒津峰からヤセ尾根道を少し先に進んだ場所から甲斐駒ヶ岳の山腹を臨むと、赤、黄色、緑など秋色パレットだ。私に絵心があれば、どんな色で甲斐駒ヶ岳を描くのかな。
 ヤセ尾根の先の六方石に到着。目の前は、大きな巨岩がそびえる。岩には、朱書きで「直登」と書いてある。しかも風が吹いている。岩登りは怖く、多くの人は「巻き道コース」を歩いており、私も「巻き道」コースへ。白い花崗岩を登っていく。
 
中、案内標識がないルートがある。「摩利支天」へのルート。白い花崗岩を歩くため、知らない間に迷い込む。下山時は特に注意
山頂ににある祠 甲斐駒ヶ岳山頂にある祠

 甲斐駒ヶ岳は山岳信仰の山であるため、山頂には祠があります。疲れた体をむち打ちながら登ってくると真っ先に見える祠です。これが見えたら山頂間近ですよ。



甲斐駒ヶ岳山頂 甲斐駒ヶ岳山頂

 花崗岩をひたすら登ると目の前に山頂が迫ってくる。時間を気にしながらも登頂に成功、時刻は10:50。

 ここで、少し早めの昼食をすませる。富士山を見ながら食べる食事は気持ちがよい。
しかし、日帰りのため、あまり長く休憩しているとバスに乗り遅れるので忙しい休憩タイムでした。
鳳凰山と富士山 甲斐駒ヶ岳山頂からの鳳凰山、富士山

 甲斐駒ヶ岳山頂から臨む鳳凰山(手前)と富士山(奥)。
 鳳凰山越しに見る富士山もなかなかいいですね。鳳凰山も茶褐色に色づいていて、あちらも紅葉が楽しめそうです。



黒戸尾根 山頂から臨む黒戸尾根方面
 
 こちらは山梨県白州から黒戸尾根を登ってくるルート。かなり急峻な登りがあり、鎖場やハシゴがあるコースです。江戸時代に開拓されたコースです。

<参考>山梨県白州町

 山梨県白州町は、
サントリーの工場が有名。時間があれば工場見学がおすすめ。「白州」というブランドのウイスキーを醸造し、更に、地下から天然水をくみ上げ飲料水の生産も行っています。ただし、車を運転する人は飲酒してはいけません。受付で、ドライバーシールを渡されます。
甲斐駒ヶ岳 駒津峰〜仙水峠からの甲斐駒ヶ岳

 駒津峰から仙水峠までの間は、とても急陵なルート。大小の石などがゴロゴロし、標高差486mです。ここを登る人は強者。すれ違った人は6人程度。一人ジーンズで登っている人がいた。若い二人組の女性の息は乱れていなかったものの、中年齢の男性は息切れしバテバテ。この急陵な場所から見える甲斐駒ヶ岳(左は山頂、右は摩利支天)は、午前中は晴れていたが、午後は雲で隠れてしまった。
仙水峠 仙水峠(2,264m)

 仙水峠の周辺は、広場となっている。ここから南東方向に粟沢山(2,714m)、アサヨ峰(2,799m)へ行くことができます。
 仙水峠からは、大小の岩がゴロゴロしている斜面下り、シラビソやコメツガの原生林を歩き約40分で仙水小屋(水場あり)に到着。ここから丸木橋を渡り、堤防のある川沿いを歩き、北沢長衛小屋(キャンプ場)を通り過ぎ、南アルプス林道に合流し、北上すると北沢峠に戻ります。

甲斐駒ヶ岳歩行記録
往路 目  的  地 時 刻 歩 数 復路 目  的  地 時 刻 歩 数
市営芦安駐車場発(バス) 5:53 駒ヶ岳山頂発 11:10
広河原着 6:50 駒津峰 12:02 9,311
広河原発(バス) 7:00 仙水峠 13:06 12,214
北沢峠着 7:25 北沢峠着 14:02 17,948
北沢峠発(徒歩) 7:30 北沢峠発(バス) 14:35
双時山 8:55 3,216 広河原着 15:00
駒津峰 9:38 4,748 広河原発(バス) 16:40
甲斐駒ヶ岳山頂着(休憩) 10:50 6,740 市営芦安駐車場着 17:36
(注)目的地等での休憩時間を含んでいる。

  周 辺 情 報 
山梨県南アルプス市 「南アルプス林道」のマイカー規制情報が掲載されている。また、路線バスの時刻表も掲載されている。「北沢峠」を利用する場合は、必ず確認する必要がある。
電話 055−282−111

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