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櫛形山(山梨県)

 櫛形山(山梨百名山)は、6月下旬から7月中旬までアヤメが自生する山域です。特に、裸山周辺とアヤメ平が綺麗に咲きます。

 櫛形山でのアヤメ鑑賞を終えた後は、「まほらの湯」で疲れをとり、道の駅「とよとみ」でお買物。この時期はトウモロコシと桃が旬です。また、豊富村では豚の畜産も行っているようで豚製品もなかなかの美味です。

山    名  櫛形山(くしがたやま)
標    高  2,054m 累積標高差  568m
山 歩 日  2005.7.9(土) 天 気  
コ ー ス  池ノ茶屋林道終点(駐車場)→櫛形山→裸山→アヤメ平→櫛形山→池ノ茶屋林道終点(駐車場)
歩行時間  約4時間(休息含む)  歩行数  12,421歩
所要経費  池ノ茶屋林道終点(駐車場)までのガソリン代、高速料金
駐 車 場  池ノ茶屋林道終点駐車場(無料、約100台)
 トイレは、池ノ茶屋林道終点の休憩舎、アヤメ平にもあります。
*アヤメが最盛期の頃、多くの登山者が訪れるため、駐車スペースに無駄がないように駐車するように心がけましょう。駐車場に駐車できない場合は、狭い林道の路肩に縦列駐車となります。

*アプローチ

 カーナビを利用する場合、増富町役場に設定すれば大丈夫。役場最寄の「青柳二」交差点に「櫛形山」と記載した案内標識がありますので、その案内標識に従って走ります。
 丸山林道(道幅が狭いので、ハンドル操作と対向車に注意)は舗装道路ですが、
池ノ茶屋林道(約2.5km)は未舗装道路です。ゆっくり走れば乗用車でも下を擦るようなことはありません。ただし、大型・マイクロバスは通行できません。同林道入口にバスは2台くらい駐車できそうです

櫛形山ルートマップ
櫛形山ルートマップ

櫛形山山歩記録('05.07.09)
池ノ茶屋林道終点駐車場 池ノ茶屋林道終点駐車場

 池ノ茶屋林道終点駐車場の休憩舎前の駐車場は20台程度しか駐車できないので、深夜に出発し朝の4時に到着。9番目でした。  
 アヤメが最盛期の時期は多くの人が訪れ、林道は道幅も狭いので、混雑時はすれ違うのに手こずることを予想して早めの到着で計画通りの山歩を楽しめます。丸山林道では、タヌキとキツネが歩いているのを見ました。かわいかった。

 到着してから、車内で仮眠。周囲はもちろん真っ暗です。
休憩舎脇の登山口 休憩舎脇の登山口

 目が覚めると駐車場は満車状態。下から続々と人が登ってきています。時計を見ると7時です。
 
 そそくさと用意をして出発。休憩舎の脇に登山口があります。

 ここを登って斜面がゆるみ、櫛形山山頂部をなす奥仙重と呼ぶピークからは富士山が見えるのですが、雲とガスで展望はありませんでした。残念。
櫛形山山頂 櫛形山山頂

 休憩舎から櫛形山頂(2,054m)までは、だらだらとした登りが続き、一部ジグザグに登っていく急斜面がありますが、それ以外はふつうに登れる道です。

 山頂東側には樹林が少し切り開かれた部分があり、展望がありそうですが、あいにくの雲とガスで何も見えません。

原生林を抜けるとアヤメと裸山 原生林を抜けるとアヤメと裸山

 ツガ、オオシラビソ、カラマツの針葉樹林の続く道を抜けると、アヤメが咲き、前方には裸山が見えてきます。





裸山山頂とアヤメ平の分岐 裸山山頂とアヤメ平の分岐

 裸山とアヤメ平の分岐一帯は、見事なアヤメ草原です。

 前方の小高いピークが裸山で周回ルートになっています。

アヤメの群落 アヤメの群落(裸山、アヤメ平分岐)

 見事なアヤメの群落。こんなに多くのアヤメが咲いている景色に心が躍ります。しばらく写真やアヤメ鑑賞にひたります。

 写真家も三脚構えてマクロレンズや望遠レンズなどで思い思いの景色を撮影しています。

裸山山頂 裸山山頂

 分岐(右ルート)から少し歩くと山頂(2,003m)に到着。東側は展望が開けてた広場になっています。




アヤメの群落 アヤメの群落。まるで大草原(裸山南東側斜面)

 裸山山頂から東側に山腹を巻くように歩くと、一面アヤメの大草原が広がっています。とても綺麗に咲いています。

 アヤメのほかにテガタチドリなどが草原の彩りを豊かにしています。

シダの葉に蝶々 シダの葉に蝶々(ミヤマシロチョウ?)が

 裸山から北に針葉樹林帯を歩くと、大きなシダが群生している場所があり、そこに蝶々が休憩しています。




 
アヤメ平 アヤメ平

 針葉樹林帯を下ると、アヤメ平(1,900m)の広場に到着。アヤメ平の呼称でもアヤメを見ることができたのは、写真一帯だけのようです。

 広場の一帯は草原となっています。ここで、アヤメを観賞しながら朝食(本日のメニューは、コロッケ、パン、フルーツゼリー)をとります。
アヤメ平のアヤメ アヤメ平のアヤメ
アヤメ(菖蒲)

 アヤメ科の多年草。やや乾燥した草原に群生。また、鑑賞用に栽培。根茎は地下を這い、毎年剣状の細長い葉数枚を直立。5〜6月頃花茎に紫色または白色の花を開く。外花破片の基部には黄色と紫色の網目があり、虎班(とらふ)と呼ばれる。ハナアヤメ(季語、夏)。(広辞苑)
推定樹齢300年の唐松 推定樹齢300年のカラマツ

 推定樹齢300年の唐松(幹周:8.1m、樹高:25m)は、往路では気づかなかったのですが、復路で発見。どっかりと太い根を地面に張っています。

 櫛形山一帯には、立派なカラマツが多く見られます。

 縄文杉は、屋久島が世界遺産に登録され、注目されていますが、もとを正せば、当時伐採しても売れる杉でないため伐採されずに残った(屋久杉ランド職員談)ようですが、このカラマツも同様な運命?
カラマツ(唐松・落葉松)

 マツ科の落葉高木。日本の中部山地に特産。高さ20メートルに達する。5月頃単性花を開く。雄雌同株。卵形の球果を結ぶ。材は樹脂に富み、耐久・耐湿性があり、家屋の土台や電柱・鉄道枕木・屋根板・船舶に用いる。樹皮はタンニンを含み染料にする。フジマツ。ニッコウマツ。(広辞苑)
原生林 原生林

 まさに原生林。樹林帯の奥が霞がかかり、所々に太陽の強い日差しがどこか幻想的です。




ガスに包まれた復路(櫛形山山頂付近) ガスに包まれた復路(櫛形山山頂付近)

 櫛形山山頂から奥仙重までの周囲は、突然ガスに包まれ、かつ針葉樹林に覆われているため、光もほとんど入らず、視界が急になくなりました。
 ガスの中から突然現れる人影は、一瞬クマが現れたかと思うくらいドキドキものです。

 そんな中、「私は妖精よ」という可愛らしい会話が・・・。どんな妖精かと興味津々に見ると、それは小太りな中年の妖精のようでした。

櫛形山で見かけた山草花
ミヤマキンボウゲ テガタチドリ カラマツソウ ヤマオダマキ
ミヤマキンボウゲ テガタチドリ カラマツソウ ヤマオダマキ
アヤメと蝶々 シロバナヘビイチゴ ヤグルマソウ カラマツの果実
アヤメと蝶々 シロバナヘビイチゴ ヤグルマソウ カラマツの果実
*山野花の名前については、個人的な見解で記載していますので、違っていることも多々ありますことを申し添えます。

歩 行 記 録
往路 目  的  地 時 刻 歩 数 復路 目  的  地 時 刻 歩 数
池ノ茶屋林道終点駐車場 7:21 アヤメ平発 9:50 7,356
櫛形山山頂 8:04 2,606
櫛形山山頂 10:40 9,919
裸山山頂 8:50 5,490 池ノ茶屋林道終点駐車場 11:23 12,421
アヤメ平着(朝食) 9:26 7,203      

関連情報サイト
山梨県増穂町
(増穂町役場HP)
 櫛形山のルートマップ。開花情報。周辺観光情報。
電 話 0556−22−3111
住 所 山梨県増穂町天神中条1134
まほらの湯
(増穂町役場HP)
 泉質は、ナトリウム−塩化物炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性温泉)。効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、慢性皮膚病など。入館料500円(大人)、休憩室や食堂があります。
電 話 0556−22−7227
住 所 山梨県南巨摩郡増穂町長沢1757-2

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