アラスカン・マラミュート
ALASKAN MALAMUTE

【原産国】アメリカ合衆国
【起源】古代
【体重】39.0〜56.0kg
【体高】58.0〜71.0cm

【犬種の歴史】
西アラスカの北極海沿岸に住むマールマット・イヌイトにちなんで命名されたこの犬種は、ヨーロッパ人がアメリカ大陸にやってくるずっと以前から牽引用として用いられていた。
 アラスカン・マラミュート

【外見的特長】
力もちでコンパクトにしまった体つきをしている。肩の間の背の隆起が高く、胸は力強く、腹は引き締まっている。腰や四肢は筋肉が発達していて力強い。頭部と胴体の大きさもバランスがとれている。目はアーモンド型で、鼻先へ向けて細くなる鼻吻部は、大きく適度な長さである。ピンと立った三角形の耳は、先がわずかに丸みを帯びる。どんな寒さにも耐えられる被毛は厚いダブルコートで、上毛は雪や氷もはねのけるほど粗く、下毛はフワフワと密生して撥水性があり、保温性も抜群だ。単色の場合は白に限って認められる。

【性格】
非常に活動的で人なつこいが、他の犬には敵対的な面をもつ。集団性に富み、忍耐力があり、体力、持久力ともに優れる。従順である。力強く活発に動くのも特徴となっているが、現在は家庭犬として飼われることが多い。番犬には向かないという一面もある。

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