ドーベルマン
DOBERMANN

【原産国】ドイツ
【起源】1800年代
【体重】30.0〜40.0kg
【体高】65.0〜69.0cm

【犬種の歴史】
1870年より、ドイツのルイース・ドーベルマンが、ロットワイラー、シャーマン・ピンシャ、ワイマラナー、イングリッシュ・グレイハウンド及びマンチェスター・テリアを用いてこの堅守を作り出した。
 ドーベルマン

【外見的特長】
筋肉質のスマートな体は優美で、力強くもある。体つきは前肢が高くなった前高肢勢で、その姿勢はしっかりとしている。頭部は長くクサビ形で、やはり精悍な面持ちがある。頭頂部は平らで鼻は黒いのが普通。赤褐色犬の鼻は茶褐色をしている。耳は断耳されて直立しているものがよいとされる。首は体に対してバランスよく伸び、よく引き締まっている。がっしりとした胸は十分な張りがある。硬い被毛はまっすぐな短毛で、密生している。毛色は黒、ブラウン、ブルー、イザベラ(薄い栗色)で、赤錆色の斑が定位置にあるものがよいとされている。

【性格】
いつも神経を張りつめ、警戒をゆるめることはない。生涯主人に対して忠誠を尽くし、他人になつくことはないと思っていいだろう。従順ではあるが、しっかりとした訓練が必要で、もともと攻撃性があるので、ケンカや噛みつき癖を防ぐためにも、幼犬期から徹底してしっかり行う必要がある。もともと利口で注意深いので、訓練を楽にマスターする能力には極めて優れている。厳しく的確な訓練を行き届かせてこそ、輝く犬といえよう。

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