フラットコーテッド・レトリバー
FLAT-COATED RETRIEVER

【原産国】イギリス
【起源】19世紀
【体重】230.〜35.0kg
【体高】56.0〜61.0cm

【犬種の歴史】
諸説があるが、ニューファンソランド犬とニューファンドランドのセント・ジョンズ地方で産出した小型の作業犬を交配してウェイビーコーテッド・レトリバーが生まれ、さらにセッターと交配し、この犬種が誕生した、というのが有力。
 フラットコーテッド・レトリバー

【外見的特長】
適度な長さの豊富な被毛が平らに生えている。また被毛には絹のような光沢があり、滑らかだ。ストップと呼ばれる目の間のくぼみが浅く、長めの顔が特徴である。耳は頭の横に沿った適度の大きさの垂れ耳で、目は暗褐色などが中心だ。体高と体長が同じで、胸がよく張った筋肉質の体格をしている。しっかり伸びた四肢にはふさ毛が伸び、垂れた尾の下側のふさ毛は特に豊富である。

【性格】
非常に利口なのでしつけもしやすく、家庭犬として人気がある。一方で嗅覚、敏捷性、注意力に優れ、水陸両用の狩猟、運搬、回収犬を勤める。温厚な面をもつ。人なつこいので番犬には不向き。おとなしいので室内での飼育にも適している。

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