パピヨン
PAPILLON

【原産国】ヨーロッパ大陸
【起源】1600年代
【体重】4.0〜4.5kg
【体高】20.0cm〜28.0cm

【犬種の歴史】
16世紀のスパニッシュ・ドワーフ・スパニエルの子孫であるという説と、その体形と長い被毛からスピッツ犬種の血を引いているという説がある。
パピヨン 

【外見的特長】
パピヨンの名前は、優雅に直立した大きな耳の形にちなむ。被毛は中くらいの長さで豊富。まっすぐに伸び、絹のようなやわらかをもっており、下毛のないシングル・コートである。耳や胸、四肢、尾などに飾り毛があり、毛色は白地にはっきりした色斑が入るパーティー・カラーである。耳や目のまわりに模様があり、ブレーズが白く抜けるのがよいとされる。目は大きめで色は暗色。鼻は黒い。耳は、ルイ14世の時代には垂れ耳だったとされるが、だんだんと立ち耳となった。現在では垂れ耳の犬を「ファレーヌ」と呼び、ヨーロッパでは区別されて扱われている。同じ親から、違うタイプの耳をもった子犬が生まれることもある。

【性格】
性格は賢く順応性があり、活発。容姿は優雅で美しく、友好的である。小型犬ながら大胆で勇敢な面をみせ、自己主張も強い。反面繊細で甘え上手である。小型ゆえ見かけは華奢だが、本来は丈夫で、どのような気候や環境にもすぐに適応する。飼い主たちの態度には敏感に反応し、動作も機敏だ。

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