サルーキ
SALUKI

【原産国】中東
【起源】古代
【体重】14.0〜25.0kg
【体高】58.0〜71.0cm

【犬種の歴史】
エジプトファラオ墓石に刻まれた犬にとてもよく似ており、遊牧民ヘドウィン部族の仮の供をしていた。
サルーキ 

【外見的特長】
運動能力に優れた体形は、優美で均整がとれている。砂漠地帯の猟犬として鍛えられた頑健な肉体のもち主でもある。頭部は長くて狭く、頬に接するほど長く垂れた両耳の間は適度に広がり、鼻の色は黒か赤褐色。目は楕円形で大きく、瞳は黒、他がある。長い首はしなやかだが、たくましく発達した筋肉をもつ。背中はかなり広く水平で、腰はわずかにアーチを描いてしっかりしている。胸底は深く、胸幅は適度に狭く、あばらはよく張り、腹は引き締まっている。尾は長く、通常カーブして保っている。被毛はやわらかく絹糸のように滑らか。全身を包む毛は短いが、胸元の毛はやや長く、耳の毛は長く、尾の下側や、前肢と後肢の一部に長い飾り毛がある。毛色はバラエティに富む。

【性格】
おとなしく、優しく利口で、とても忠実な犬種。豊富な運動をとること以外は、基本的に手のかからない、頑健な犬である。性格はおだやかで人に対する愛情も深く、やや内気なところがある。、猟犬としての習性が強く残っているので、何か目標物(獲物)をみつけると、すべてを忘れて走り出すこともある。

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