チベタン・スパニエル
TIBETAN SPANIEL

【原産国】チベット
【起源】古代
【体重】4.0〜7.0kg
【体高】24.0〜25.0cm

【犬種の歴史】
8世紀にはすでにチベタン・スパニエルに似た犬が現在の韓国に存在していた。しかし、その犬が中国から伝来したのかチベット産なのかは定かではない。狆の元祖とも言われている。
 

【外見的特長】
体高より体長がやや長く、バランスのよい体形をした小型犬。体全体からみると頭部はやや小さく、わずかに丸みをおびている。鼻吻部の先端もわずかに丸く、大きな目のふちは黒くパッチリとして、濃い茶の瞳が奥に覗いている。歩くときに背中の上に巻く尾にも、飾り毛がある。被毛は絹糸のような光沢のある上毛をもつダブルコートで、胴体では中くらいの長さである。また顔と四肢の前面では短く、耳や尾のほか、前肢のうしろ側にも飾り毛がある。毛色はゴールデン、サンド・カラー、ビスケット、黒、ブラック&タン、白ほか、さまざまな単色や、それに加えて混色のものがいる。

【性格】
知らない人には用心深くよそよそしいそぶりをみせる。やや強情なところがあり、その気質はネコの雰囲気に似ているともいわれる。

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