ワイマラナー
WEIMARANER

【原産国】ドイツ
【起源】17世紀
【体重】32.0〜39.0kg
【体高】56.0〜69.0cm

【犬種の歴史】
狩猟狂のヴァイマール公国大公カール・アウグストにちなんでワイマラナーと命名された。明確な機嫌はわかっていないが、一説によれば、絶滅したライトフントにさかのぼるとも言われている。19世紀に展開された選択後輩により、今日のスタンダードが確立された。
ワイマラナー 

【外見的特長】
大きな特徴は、青みがかったグレーの短毛と瞳の色である。頭部はやや長く、後頭部には突起がある。両目のくぼみがはっきりしていて、鼻吻部は適度な長さで、鼻筋がまっすぐ通っている。鼻は中くらいの大きさ。適度に離れた両目の瞳は、明るい琥珀色または青みをおびた灰色だが、興奮すると黒くなる。つけ根の位置が高い耳は、長くしなやかでわずかなヒダがあり、頬に接して垂れる。尾はやや長めで、ショードッグなどの場合は、成犬で15cm程度に断尾する。被毛は短く滑らかで、ツヤがある。毛色は、ねずみ色がかったグレーから銀色がかったグレーまであり、頭部と耳は多少明るい。

【性格】
鋭敏で頭がよく、意志が強い。いつも活気に満ちていて、感覚にも優れている。大胆だが周囲の状況を素早く察知する警戒心もある。猟犬としての生い立ちからわかるように、スピードとスタミナも抜群で、運動も作業も淡々とこなしていく。優れた能力だけを結集したような、万能の犬種といえる。

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