2001.1.20
<日本農業新聞 1月19日> ヨーロッパで150年前に大人気になったパンジーが復活して、日本国内で売り出される。山野草のような雰囲気と鮮やかな色彩が特徴で、「パンセ・ド・ヌーヴォ」、フランス語で「パンジー再び」と名付けられました。 北海道から九州までの14戸の園芸農家が組織する「花ほたるの会」が、種子の販売権を譲り受け、全国販売を計画した。 「一つとして同じ花形、花色が出ない。パンジーの原点が楽しめる。」として期待を集めている。 国内商戦では今秋、新品種が続々開発されているが、この新品種は、1841年、英国にパンジー協会が設立された翌年に「フローリストパンジー」として紹介されたもの。 この系統の花を「花ほたるの会」が昨年試作。各地の気象条件下で栽培テストをしてきた。 東京・大田市場のフラワーオークションジャパンは「魅力的な花、150年前というロマン、ネーミングの良さと三拍子そろった」と評価している。 |