夏の風物詩、大輪のヤマユリ

(2000.8.6)

夏の 風物詩、大輪のヤマユリです。高生種で、写真でも分かるように雑草から首を出して咲くので、地際には適度な湿り気があります。花後、秋に雑草を刈り取ることが次の年の花を咲かせるコツです。
◆当地、掛川では里山の至る所に見られますが、人(ヒト)気のないところのユリは年々減少しています。年を経て10輪以上の花を付けた株は見事です。

◆近畿以北に分布し、強い芳香があります。直径20cmもの花弁の内側には紫の斑点(ブロッチ)があります。西洋に渡り、カサブランカのような大輪のオリエンタルハイブリッド種を誕生させました
 

掛川市の里山の至る所に自生ユリが見られる。 高生種で、ススキの上に顔を出して咲く。
花径は直径20cmもある。 紫の斑点(ブロッチ)の多少には変異がある。
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