***今週の花*** |
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通勤途上、国道一号線バイパスのノリ面に咲くユリです。細葉や花被片の外側が赤紫色であることなど、台湾原産のタカサゴユリ(Lilium formosanum)に類似していますが、花被片の赤紫が無い純白のものも同時に見られる(次のページ)ことなどから、戦前に作出されたタカサゴユリとテッポウユリ(Lilium longiflorum Thunb.)の雑種のシンテッポウユリ(Lilium ×formolongi hort.)が野生化して広がったのではないかと考えられているようです。 種子は翼を持っているため風で飛散しやすく、そのうえ播種から1〜2年で開花するため、旺盛な繁殖力で道路沿いに広がっているのではないかと思います。静岡県の最北、長野県と隣接する水窪町の道路沿いにもたくさん咲いていました。職場の至る所にも咲いています。 のり面に群生するユリなどはこちらから御覧下さい。 |